１９９５年１月２１日(日)快晴

　行道山浄因寺駐車場1100…1130石尊山1145…両崖山1345…
　　　　　　 　(220)　　30　　　(△442) 85 (251)  　50

1440織姫神社1455…1525東武鉄道・足利市　
　 　  (110)　　30　　　　　　 　 (35)

                  　　  　　　　　 体力度Ａ 神経度Ａ（標準歩行合計約３時間３０分)

　※この日、筆者はかなり時間をかけていますが、具体的にどこで時間を使った
　のか記録がはっきりしていないので、上記区間タイム及び合計歩行時間には、
　標準的と思われる数値を掲げました。

◇5万図 桐生及足利　深谷
□筆者参考文献 「東京周辺の山」(山と渓谷社)他

　　標高も低く、歩程も短いコースですが、展望も良く、見所も多く、非常に中身の濃いコースです。超低山の割に東京から比較的遠く、また、往きは東武・足利市駅　からタクシーを使いますが、十分にその値打ちはあります。

　浄因寺は、断崖絶壁に囲まれた風情のある寺で、裏山を登って尾根へ出ると左方に石仏群があります。分岐に戻って逆方向登って行くと本コースの最高点で、展望にも恵まれた石尊山です。行道山は浄因寺の山号で、そう言う名のピークはありません。


　石尊山からは、中腹に露岩帯を持つ深高山が目立つ。左奥は冠雪し始めた赤城山。


　大岩山を過ぎて車道を行き(山道もある)、毘沙門天を見物してから再び山道に入って274.4ｍ三角点峰への登りは、後ろに大岩山、前に両崖山、右手に石裂(おざく)山・遠く日光山群と非常に展望の良い道です。


　両崖山からの下りには、露岩に松も現れる。下界も見渡せて、気分のいい道。


　両崖山から織姫神社方面への下りには、露岩に松という乙な風景もあります。織姫神社上部の公園や神社の建物は異常に立派です。
　石段を下れば平地です。足利市駅を目指して、てくてくと歩いて長い橋(中橋)を渡って行くとき、なぜか「渡良瀬橋」(森高千里)という曲が浮かんで来ていました。