三毳山(北関東)



                                        94年 2月25日(金)晴

 東武鉄道・静和955…1130三毳神社1145…1205三毳神社奥社1225…1235南峰1250
      (30)   95     (30)  20       (180)    10 (△210)

…1330三毳山(北峰)1340…町谷1405…1515東武鉄道(&JR)・佐野
40     (・229)   25(30)  70           (30)


                            体力度A 神経度A(歩行合計約4時間30分)
◇5万図 古河
□筆者参考文献 「関東百名山」(山と渓谷社)他

 東北自動車道が渡良瀬川を渡って、佐野藤岡ICに近付く頃前方に姿を現す青垣が三毳(みかも)山です。200mを僅かに越えるピークを2つ持つに過ぎない丘陵ですが、万葉の歌にも詠み込まれた歴史ある山なのです。また、北関東の山地から関東平野の縁近くに離れ小島のようにポコッと浮かんでいるので、南面の平野の展望と北面の山々の展望の両方とも優れています。



 静和から三毳神社へ向かう車道より三毳山を望む。


 東武日光線の静和から三毳神社までは、1.5時間以上の車道歩きなので、タクシーを使った方が良いかも知れません。登山口の三毳神社には万葉の歌碑があります。そこから、一気に150mの急登で最初のピークにある奥社に着きます。南面の展望を楽しみながら一休み。ここから10分程で209.8m三角点峰(三毳山の南峰:昔は、こちらが本峰だったらしい)で、ここからは、北面の展望も追加されます。


 三毳山南峰より北峰方面を望む。


 南峰から三毳山(北峰:現在の本峰)までの尾根歩きは、非常に気分の良い、山の気に溢れた道です。あっと言う間の短い縦走ですから、休み休み、のんびり歩かないと勿体ないです。


 北峰へ向かう尾根道は山の趣が溢れている。


 北峰からの展望もナイスです。


 北峰から東北道佐野SA方面を望む。


 北へ下り着いた町谷町から、東武佐野線とJR両毛線の通じる佐野駅まで1時間以上歩きましたが、両毛線岩舟駅までなら半時間強でしょう。また、町谷BSからバスで静和へ戻ることもできます。
 佐野駅周辺は、ラーメン屋が多いので、一軒に立ち寄って食べてみましたが、ひもかわうどんを細くした様な食感の麺は、ラーメンとしては筆者好みではありませんでした。



▲項目索引▲
◎トップページへ戻る◎