二ツ塚峠(奥多摩)

赤のルート


                        1998年1月17日(土)晴後曇

JR・青梅1000…長淵5丁目BS1035…墓地公園1115…1200二ツ塚峠1205…
      (200)  35    (180)  40   (260)  45   (・358)  70

1315「日の出ラーメン」1330…1350JR・武蔵増戸
          (180)  20           (180)


                 体力度B 神経度B(歩行合計約3時間40分)
           ※積雪がなければ体力度A 神経度A 歩行3時間以下でしょう。
 ◇5万図 青梅 五日市
 □筆者参考文献 「東京都の山」(山と渓谷社)

 奥多摩の主要部分は概ね青梅線では日向和田と、五日市線では武蔵五日市以西になりますが、その以東の丘陵部にもハイキングコースは存在します。
 雪道も歩けるようにと思って防水型の軽量トレッキングシューズも購入してあったので、足慣らしの機会を窺っていましたが、東京に2日前に雪が降ったので、里の近くでテスト出来るチャンス。この辺りが丁度良さそうだと思って出かけました。

 青梅駅から少し東進して秋川街道(五日市方面へ抜ける車道)を南下。調布橋で多摩川を渡る辺りまで下って行くので、大岳山〜御岳の稜線が間近く(意外に迫力なく)見えます。長淵5丁目BSのすぐ先右手に天祖神社の入り口があり、石段を登り切り広場の奥のお堂の右手裏から山道に入ります。


 二ツ塚峠目指して気分の良い尾根道を行く。


 尾根上の道は、雑木林も現れ非常に気分良の良い遊歩道なのですが、本日は残雪のため標高差がない割に時間と体力を消耗します。途中左手にすり鉢状に造成された墓地公園を見て10m位車道を通りますが、すぐ右手の山道に入り二ツ塚峠を目指します。残雪の上、所々に数センチ径の青紫の斑点が出来ていますが、核は木の実なのでしょうか。
 二ツ塚峠は、鞍部ではなく、尾根が分岐するピーク上にありました。付近では、1歩く毎に40cmももぐる始末。天祖神社からここまで、ガイドブックのコースタイムの約2倍の時間を要しました。空も曇ってきたし、体力も自信なし。当初、ここから尾根を西進して馬引沢峠・天狗岩と辿る予定でしたが、雪道が続くのであっさり断念。
 「日の出町(バス停)0.7km」の指導標の指す道を下ると、出合う直前は吹き溜まりなのか、またまた、ひざ下まで雪に没しながら廃棄物処分場のわきを秋川街道に出ました。


 秋川街道への出口も残雪で一苦労(車道より写す)。


 ここから、左に行けば(新)二ツ塚峠を越えて青梅に戻れますが、右の五日市線側へ下ることにします。車道は、路肩が雪の山で通行不能なため車の往来にはビビりまくりで、木材センターの所から左手のやや細い道に逃げ込みました。広い平地状の谷沿いに、道なりに行くと、農協の所で歩道付きの車道に突き当たりましたので、それを左へ東進。このままでは、五日市線とほぼ平行なので、右折して南下せねば。
 やがて出合った交差点を右折して、すぐラーメン屋に入りました。店で、このまま進めば五日市線・武蔵増戸(むさしますこ)駅に出られることを確認することが出来ました。

 通常の軽量トレッキングシューズはナイロンメッシュになっているアッパー部分がフェルト状(合皮?)なのが、今回試用した軽量トレッキングシューズの特徴なのですが、その防水効果については、上から雪が浸入したため、確認することが出来ませんでした。(^_^;



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