陣馬山(中央線)



                         1998年4月19日(日)晴

(JR中央線・藤野よりバスで)上沢井BS1150…1330陣馬山1445…
                           (200) 100  (△857)   80

陣馬山登山口BS1605…1630JR・藤野
        (200)   20         (220)


                         体力度A 神経度A(歩行合計約3時間30分)

◇5万図 上野原
□筆者参考文献  「神奈川県の山」(山と渓谷社) 

 予定されていた草野球の試合が前日の雨でグラウンド(河川敷)状態が悪く、中止。それを知ったのは9時少し前。久々に晴れているのでどこか行かなきゃ勿体ない。遅く出掛けてもノープロブレムなお手軽コースを物色して、陣馬山に決めました。
 今まで、何回も登っていますが、いつも和田峠方面から登り、明王峠方面へ下る、あるいはその逆。いわゆる奥高尾縦走コースばかり使っていました。こんな機会にこの山のみを以前より気になっていた南面の一ノ尾尾根からのんびり登るのも悪くない。交通至便のため標高の割にお手軽な山なのです。

 藤野駅から和田行きのバスは一日数本なのでアテにしてなかったのですが、運良く10分待ちで乗れました。上沢井BSまで歩くと30分くらいでしょう。
 バスを降りて指導標に従って里道を拾っていくと、やがて民家への引き込み道路の右手から山道が始まります。竹林から植林帯となりますが、やがて気分の良い雑木林も現れます。周りの景色からも、この辺の山は、植林主体ですが所々斑点状に雑木林があるのが判り、その中にちらほらとサクラの花も淡く見えます。一ノ尾尾根の道は、急な所がほとんどなく、のんびり散歩気分で歩けます。


 一ノ尾尾根の気分の良い雑木林。


 さすがに、山頂近くでも、サクラは盛りを過ぎていて、ツツジはまだつぼみでした。陣馬高原などとも呼ばれるなだらかで広々とした山頂からは、春霞で遠望は利きませんでしたが、ポカポカ陽気の中、のんびりと休憩しました。


 広々とした陣馬山の山頂はサクラも咲く。


 下りは栃谷尾根を使いました。始めは植林帯ですが何故か中にサクラの古木が混じっています。かなり下って里に近付くと見晴らしのいい茶畑となり、伸びやかな眺めが満喫出来ます。
 やがて車道歩きとなって、藤野−和田間のバス通りに出たところが陣馬山登山口BSで、ここからも一ノ尾尾根に取り付く道があります。
 そう都合良くバスが来るはずもなく、藤野まで歩きますが、意外なことにやや登り坂です。駅へショートカットしているトンネルは「歩道あり」の表示なのに、それは段差がないただの路側帯で、しかも途中道幅がせばまっていて、車が来るたびに大いにビビりました。

 やはりこのコースは、のんびり歩けて、期待していた通りに楽しめました。



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