乾徳山(中央線)



                            94年 6月 6日(月)曇

(JR中央線・塩山よりバスで)乾徳山登山口BS925…国師ガ原1055…乾徳山1205
                   (830)   90 (1570)    70(2031)

…1520乾徳山登山口BS(バスで塩山へ)
195            (830)


                             体力度B 神経度B(歩行合計約5時間55分)
◇5万図 御岳昇仙峡
□筆者参考文献 「東京周辺の山」(山と渓谷社)

 乾徳山は、東京から早朝発日帰り可能な数少ない2000m峰であり、また、森林・草原・岩と三拍子揃って楽しみが凝縮された山です。
 尚、ガイドブックによっては5万図上で2016m標高点の付近を山頂であるかのような地図が載っていますが、それは間違いで、そこは山頂の北に岩が屋根状に累々と重なった肩のような所です。本当の山頂は、5万図上で2016m標高点の南約6mm(300m)の西面が崖記号のピークの崖っぷちで、高さも2031mあります。

 この日は徳和の乾徳山登山口BSから登山口・銀昌水・錦昌水・国師ガ原と辿りました。国師ガ原は、気分の良い草原で、山頂方面も見渡せます。ここから、石がごろごろした道を稜線上の扇平へ登ります。ここから、山頂を目指して樹林帯に入ると、岩が出始めて、結構スリルが楽しめます。山頂部は露岩で出来ていて、直下は70度くらいありそうな壁(※実際は50度くらいとの事。2023.07.21記。)ですが、岩に割れ目もあり、しっかりした鎖も付いているので、見た目ほど困難ではありません。


 国師ガ原から山頂方面を望む。


 乾徳山山頂。


 この日、霧で山頂の大展望を得ることは出来ませんでした。
 下山はまず北方・黒金山方向へ下り、水のタル(と言うが鞍部の手前)から、乾徳山の西側を巻く道に入り、国師ガ原へ戻ります。そして、朝来た道ではなく道満山経由で乾徳山登山口BSへ下りました。



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