98年11月15日(日)快晴
京急・新逗子1045…長柄交差点1100…川久保交差点(10分ロス)1125…林道終点1215…
(5) 15 15 (20) 50 (60) 30
上ノ山1245…下ノ山1300…川久保交差点1335…新逗子1400
(△208) 15 (200) 35 25
体力度A 神経度A+(歩行合計約3時間05分)
◇5万図 横須賀
□筆者参考文献 「首都圏 ハイキング '98秋冬号」(山と渓谷社)
山全体の大きさから比べて、2つの山頂の独立度が比較的はっきりしている双耳峰に二子山とか双子山とか言う名前が付けられることは多いようです。本日訪れた三浦の二子山は、それらの中でも、随分ミニサイズのものですが、大きな山のない三浦半島にあっては、結構目立つ存在です。 新逗子からバス通りを南下、目の前の小山脈をトンネルでくぐり抜けるのですが、通過に数分かかるトンネル内の歩道は狭く、すれ違うとき車が疾走する車道にはみ出るのがちょっとイヤな感じなので、長柄(ながえ)交差点までバスを利用しても良いでしょう。 長柄交差点を左折して逗葉新道沿いの歩道を行きますが、ガイドブックをよく見ないでどんどん歩いたものですから、川久保交差点より5分ほど先の歩道がなくなるところ(逗葉新道は自動車専用道のためそこから先へ進めない)でおかしいことに気づいて、慌てて戻る一幕も。川久保交差点より右斜め前へ入り200m程先の小さなT字路を右折すれば、森戸川沿いの道となります。しばらくは住宅街ですが、橋を渡って未舗装になると、「立入禁止」の門があります。しかし、門は、歩行者は通れるように出来ており。脇には「健康のため歩きましょう」のコース案内図もありますし「私有地のため、道からはみ出て植物採取等しないように」との表示もありますので、徒歩で道からはみ出さなければ通っていいものと解釈して、通過します。 この辺は、川岸には、方々に護岸工事がなされていて、自然そのものと言ったものではありませんが、鳥の声が豊富な水辺の遊歩道といった感じで、散策にはもってこいです。 やがて沢が二股になる地点が林道終点。指導標に従って左手の小径に入りますとしばらく沢沿いの道です。道は山道らしくなり、渓相もさっきまでと比べると自然のものです。やや道の斜度が増すと尾根に出て、左へ登って出合った車道を山頂アンテナ目指して進みます。車道の末端・アンテナ施設の手前を左へ僅かに登ると、低い木製展望台から東方に視界が開ける、二子山・上ノ山山頂です。数十人の人でごった返している山頂は早々に立ち去り、下ノ山を目指します。 上ノ山山頂展望台より、三浦半島の山並。ガイドブック等では、下ノ山への道はかなり未整備のように書かれていますが、普通の山道で、この季節、全く問題ありません。上ノ山があの混みようですから、そのうちのいくらかは下ノ山へも訪れるようです。下ノ山の山頂付近は林の中で、展望はありませんが、ここから先、僅かに藪の出た箇所もあるものの、静かで山歩きらしい道を楽しむことが出来ました。 静かな、下ノ山山頂。下山は、始め右下に南郷中学校の校庭(サッカーをやってました)を見て鞍部から阿部倉山(161)へ登り返し、住宅地へ急降下すると、すぐ100m先が登りのとき分岐した森戸川沿いの道へのT字路で、あとは、川久保交差点…長柄交差点…新逗子、と往路を戻りました。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |