青梅丘陵(奥多摩)



                       1999年3月17日(水)曇

JR・軍畑908…952雷電山1000…1023辛垣山1030…1200矢倉台1208…1253鉄道公園1325
  (240)   44  (・494)  23  (457)  90   (360)  45   (240)   

…1335青梅
10  (200)

                              体力度A+ 神経度A+(歩行合計約4時間10分)
◇5万図 五日市 青梅
□筆者参考文献 「東京都の山」(山と渓谷社)

 青梅丘陵は、青梅から二俣尾にかけての青梅線の裏山みたいな所で、軍畑方面から入ると、前半は土地所有者の好意によって私有地に作られた林間の山道、後半は林道のように幅広く明るい遊歩道になっています。この時期、この辺の青梅線沿線は、梅の花が満開でした。

 青梅線軍畑駅から青梅寄りの踏み切りを渡り沢沿いの車道を行きます。やがて、高水山への道を左へ分けて更に登って行くと、峠の手前で右手に青梅丘陵コースの標識があります。山道は大変歩き易く整備されていますが植林帯ながら急に結構山深く入った気分にさせてくれます。小ピークを1つ越えた先が雷電山ですが、北方のみ枝越しに展望があるのに、そちらには痛々しい採石場が広がっています。
 しばらく行くと、南面の山腹道に辛垣(からかい)城址の標識がありますので、そのすぐ先を左へザラザラと滑りやすい道を直登すると山頂付近が辛垣城址になっていて、如何にも城山らしい人工的な凹凸地形になっています。最高点らしきピークに辛垣山の標識がありました。


 辛垣城址。


 来た道を下るのはあまりに急なので、一段下ったところから尾根上の道を東進するとやがてメインルートに合流します。後は道なりに行くのですが、1ヶ所指導標のないピークでY字路になっているので、右へ入ります。更に、鉄塔の先で直角に右折しなければならない所がありますが、右手の指導標を見逃してしまい、少しロスしました(^^;)。
 やがて、雑木林も現れ、道も広くなります。矢倉台からは、蛇行する多摩川と青梅市街が良く眺められます。この辺まで来ると、公園の中の遊歩道の趣で、ハイキング姿でなく、散歩する人々に多く出会います。 折角なので青梅鉄道公園に寄って行きましたが、見所は屋外展示の実物の蒸気機関車の運転席に登れるくらいで、屋内のHOゲージは神田の交通博物館に比べても大したことありません。青梅駅へは、車道を少し下って行きます。


 青梅鉄道公園。



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