99年7月7日(水)晴・山中曇 JR・青梅線奥多摩847…1125六ツ石山…1250鷹ノ巣山1300…1412七ツ石山1423 (・343) 158 (△1479)85 (△1737) 72 (△1757) …1603鴨沢BS1609…1618留浦BS 100 (540) 9 (540) 体力度B+ 神経度A+(歩行合計約7時間30分) ◇5万図 五日市 丹波 今回ご紹介するコースは、石尾根縦走路として雲取山からの下山によく利用されていますが、日帰りハイクとしては余り歩かれていないようです。やや長いコースですが、交通至便でしかも、道の整備が行き届いているので十分日帰り可能です。日の長い季節なら更に安心(^^)。 仕事の都合で、一足早い夏休みを取ったのですが、梅雨の季節ということで、晴の予報はこの日のみ。しかし、電車が山に近付くに従って曇ってきて、奥多摩駅付近から見上げると、山の中腹より上は雲の中でした(T_T)。鴨沢から歩き始める方が200mほど標高差が稼げますし、帰りのバスの心配も要らないので、本来は逆コースを辿るつもりだったのですが、奥多摩駅で朝のお勤め等していたらバスが出た直後でしたので、奥多摩駅側から歩き始めました。 駅前から青梅街道に出て、日原への道を分けてすぐ絹笠集落方面への道を登り始めます。途中ショートカットがありますが再び車道を辿ります。途中氷川の街が眼下に見下ろせます。やがて、山道に入ります。しばらく登ると霧の中の道になります。下から見上げた雲の中へ入ったのでしょう。しかし、尾根に出てみると北側は晴、南側が霧とはっきり分かれていました。 六ツ石山へは山頂少し手前で縦走路から左へ分岐した道を登ります。山頂は筆者一人でした。上空は晴れ間もあるのですが、雲のため本来の展望はなく、時々雲が薄くなって鷹ノ巣山方面が見える程度でした。先ほどの分岐へ戻り、鷹ノ巣山を目指します。 縦走路は始め六ツ石山の北側を巻きますが、やがて尾根の南側を行きます。尾根上にも道があり、以前、雲取山からの下りでそこを通った事があるのですが、余り通る人がいないためか藪っぽくてちょっと不気味で、草が枯れる季節以外はお勧めできません。それに引き替え南面の道は歩き易いばかりでなく、無駄な上り下りがほとんどなく、緩やかに着実に鷹ノ巣山への標高差を稼いでくれます。倉戸山方面への分岐を過ぎ、少し先で尾根道に入ると、そこは如何にも石尾根らしいのびやかな雰囲気ですがすぐに、鷹ノ巣山山頂直下の急登が始まります。 上空は晴れている鷹ノ巣山からも本来の展望はゼロ。七ツ石山方面が雲の切れ目から見える程度。しかし、流石に人気の山で、こんな天気でも、4〜5人の人がいました。展望もないし、人もいるしで、さっさと次の七ツ石山を目指します。 ![]() 七ツ石山への道も、非常に歩き易く、地図の距離感からは2時間くらい掛かりそうですが、1時間半も掛かりませんでした。鴨沢方面への分岐を2ヶ所過ぎると僅かな登りで山頂でしたが、この辺りは本日中、霧が最もひどくて六ツ石・鷹ノ巣の時と違って山頂自体もやや暗く、周りは雲の切れ目さえありません。しかし、山頂は筆者一人で、ここまで意外に歩がはかどって日没の心配も要らない時刻に到着する事が出来、後は下るばかりと言うことで取り敢えずは満足感に浸ります(^^)。 先ほどの分岐から下り始めます、七ツ石小屋のわきを通ってしばらくすると傾斜も緩み、だらだらと楽な下り道です。雲の下に出ると、鹿倉山から続く仏舎利塔の尾根の向こうに三頭山方面も見えてきました。小袖の集落を左に見て、下界にかなり近付いたころ一旦車道に出ますが、300m程歩いて小袖乗越の先で再び山道に入りますと鴨沢BSはすぐです。案の定奥多摩駅へのバスは2時間以上ありません。仕方なく、留浦BSまで10分弱ほど歩きましたが、留浦BSからはちょうど出発まぎわのバスに乗ることが出来ました。 ![]() ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |