1999年11月20日(土)晴
JR・藤野1313…藤野神社1342…1405岩戸山1413…小渕山1431…1511鷹取山1518…
(220) 29 (300) 23 (・377) 18(・350) 40 (△472) 19
老人ホーム入口1537…1612ラーメン屋1624…1642上野原
(300) 35 (260) 18
体力度A 神経度A+(歩行合計約3時間10分)
◇5万図 上野原
朝遅く起きて、「晴れているからどこかのんびり歩かなきゃ勿体ないけど高尾山では物足りない」なんて思った時、草が枯れた季節ならお気軽に出かけてみたいショートコースです。このコースは、朝日新聞の木曜夕刊に連載されている「山便り」欄で知ったのですが、同記事はコースを短い文章だけで紹介しているので、ガイドブックに載っていない場合、それを注意深く読んで地図上でルートを確認する必要があります。 中央線で小仏峠を抜けて2つ目の藤野を出発したのはもう正午を1時間以上回っていましたが、駅の裏山みたいな所なのでそれほど不安は感じません。駅前のR20を東進しすぐ左和田峠方面への道に入り踏切を渡ります。直進するとトンネルに入ってしまいますので、中央道は少し右手のガードをくぐって越え、右へ少々でトンネル上の尾根にある藤野神社への登り口に着きます。しかし、神社への道は何本もあり、一部藪っぽくなっているので、僅かな距離とはいえ一筋縄では行きません。筆者は始め神社の1つ東のピークへ登り着き、少し引返してから北面へ下り、空堀のような道の通る鞍部の北から回り込むようにして神社のあるピークへ登り着きました。 ここからは、展望の良い送電線に沿った尾根道です。鉄塔ピークからは沢井川上流方面〜陣馬山が高原っぽく伸びやかな光景として見られますし、本日の最高点である鷹取山も姿を現しました。 鉄塔ピークより鷹取山方面。次の岩戸山からは桂川南岸の藤野丘陵の小さな山々の先に道志・丹沢の大きな山々が霞みます。藤野丘陵は各所に野外オブジェがちりばめられたアートの村です。 この少し先でルートは右へ折れ急降下、ひとしきりした後更に下り、こんな小さな山で結局80mも下るので、かなり下ってしまった気分です。ここから、小渕山を始めいくつかのピークを越えながら、少しづつ高度を上げていきますが、序盤のような展望はなくなる代わりに、非常に濃い雑木林が楽しめる道となります。 登り着いた鷹取山も樹林の中で展望はありません。 静かな鷹取山山頂。尾根続きに北北西へ下ります。途中左手が有刺鉄線となりますので、下り坂で勢い余って突っ込むと衣服がカギ裂きとなりますので注意が必要です。伐採地に出て北東面の展望が開けるので喜んでいたら、伐採したばかりの木の枝部分が道を塞ぎ、左手の有刺鉄線と相まって難儀をしました。しかし、その先も明瞭な道で、小さな祠の先で低木の道となり、最後に車道へ急降下。ここは鷹取山の北の鞍部を越えて沢井川と境川を結ぶ峠道の峠の僅か西側で、目の前の城のような特異な形の建物は下りながら見たときはモーターホテルかと思いましたが、特別養護老人ホームの看板がありました。 左へ3分ほどで上野原への道に突き当たった所に沢井入口BSがありますが、時刻表を見ると5分くらい前に通過したようです。まあ、こういう所のバスは始めから当てにしていませんので余り落胆せず、「上野原 3km」の標識を見て歩き出します(駅までは4kmくらいあります)。工業団地の入口や「衛生センター」(ゴミ焼却場?)を見て歩いていくと、中央道も見えてきます。 R20に突き当たったら右へ少し行くと左郵便局の右手にラーメン屋発見。食べていきます。 その少し先に、「上野原駅」の標識が左折方向を示しますので、それを道なりに行けば中央道を跨いで、右にカーブして細道を線路側へ下れば中央線・上野原の駅です。駅ではさすがに、夕暮れ近くなりましたが、ホリデー快速で新宿まで1時間ほどでしたので早めに帰宅することが出来ました。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |