2000年 8月14日(月)晴 西武線・元加治1425…駿河台大手前1447…1515桜山展望台1556…1640仏子 (80) 22 (90) 28 (190) 44 (80) 体力度A 神経度A (歩行合計約1時間40分) ◇5万図 川越 青梅 桜山展望台は池袋から電車1時間弱、更に徒歩1時間弱で到達できる近場にありますが、関東平野を囲む山々の絶好の展望所で、丹沢から奥多摩・奥武蔵の山々は特に迫力のある眺めが楽しめますので度々出かけています。勿論、遠望が利くのは冬季ですが、夏でも風雨の後など西方の山が見えたときには出かけてみたいところです。尚、展望塔の解放時間は4〜9月は900−1730、10〜3月は900−1630ですが、正月三ガ日には常時解放されていたようですので、沿線の方は確認されて(私は地元を始発で出ても時間的に間に合いませんでしたが)初日の出を見に行かれるのもGOODだと思います。 桜山展望台は通常、仏子から後述の加治丘陵コースを辿って行くのが良いと思いますが、本日は近くまで西側を回り込むように車道を辿りました。 西武線の元加治で降りると線路の北側へ出ますので右へ進み、駅東側の踏切を渡って右にお寺を見て更に道なりに南下。上橋で入間川を渡り突き当たりを右へ行けば左手に野球場、その先車道の左側(丘陵側)、右側(河川敷側)共に公園になっていて、河川敷も賑わっていました。ここから、左手子供の森公園施設の奥を詰めれば加治丘陵コースに合流し、桜山展望台へ一直線に行く事が出来ますので、元加治からならそちらの方がお奨めなのですが、本日は更に車道を辿ります。正面はさっきから駿河台大学の建物が目立っていますが、その手前の交差点を左折し、だらだらと車道沿いの歩道を登って行くと、なんだかものすごく奥まった感じになってきます。やがて、峠を越えて僅かで左斜め後ろへ登る道に入り、車止めの先ちょっとで加治丘陵コースに出合います。ここから右手へ下り、もう一度左斜め後ろへ登り返すのが正規のルートですが、ここまで折角遠回りながらほとんど下りのロスのない車道を辿ってきたので、正面山腹を直登する踏跡へ入ります。すぐに尾根上の正規ルートに登り着き、左へ僅かで待望の桜山展望台です。 ここの展望塔は鉄筋コンクリート製のしっかりした建物なので、非常階段みたいな鉄製の展望塔のようにちょっとした風でビビるような事はありません。最上階まで登ると360度の大展望で、山座同定を始めたりするといつまで眺めていても飽きません。今日も真夏日ですが、ここは吹き抜ける風が爽やかです。筆者は冬季も含め数回来ているのに完璧に遠望の利く日に来たことはありませんので、今後も初冬の雨後の強風の日を狙ってまた訪れたいです。 |

桜山展望台からは正規の加治丘陵コースを東へ辿ります。この道は、元々サイクリング道路なのですが、今では、専ら散策の人か、あってもジョギングの人とすれ違うくらいなのでのんびり歩けます。やがて、車道に出合います(次項参照)が数m右手からコースは更に続きます。この辺へ来ると右側には住宅地が迫っています。次に車道に出合うとサイクリングコース終了。車道を左へ行けば、やがて先ほど見送った車道を合わせ仏子駅へ行くことが出来ます。この道は始め左側、やがて右側に縁石で仕切った歩道が付属していますのでそこを行きます。線路の少し手前で右に入って、南口(裏口)から駅へ入った方が若干近道になりますが、道なりに踏切を渡ってから右に北口(駅の正面玄関)回り込んでも構いません。【参考】加治丘陵コース 1996年 9月16日(月)晴 西武池袋線・仏子1600…1653桜山展望台1713…1755西武池袋線・仏子 (80) 53 (190) 42 (80) 体力度A 神経度A(歩行合計約1時間40分) ◇5万図 川越 青梅 □筆者参考文献 「埼玉県の山」(山と渓谷社)本コースの概要は、北コースと南コースの2本の主に尾根を通る道が、「<」形に西で接合されている感じです。その間の谷は、武蔵野音大の敷地になっています。 仏子駅から南西方向へ数分。その谷に少し入った所から、北コースの東端の入り口へ登のですが、この辺は棚田状の住宅地となっていて、道がわかりにくい。ちょっと、沢沿いに行きすぎて、戻るのも業腹なので右手の林の中の仕事道に突っ込みました。数分の登りで、無事メインルートへ合流。 西の屈曲点近くに、188.8m三角点峰 阿須山がありますが、山頂は展望がなくまだ草丈の高い季節ですので、今回は巻いてしまいました。 屈曲点付近は尾根通しではなく、西側へ巻き下ってから、「桜山展望台へ400m」の看板見て、左後ろ方向へ、ヘアピン状に登り返します。(前述ショートカットも可能) 本日のハイライト、桜山展望台からは、360゚の好展望が得られます。山塊から少し離れているため、近くの山が壁にならず、視界が開けます。気象条件がよいときにまた来たいと思わせる所です。丹沢から奥多摩、奥武蔵の眺めは圧巻でしょう。 展望台からは、南コースを東進します。20分弱で車道に出ます。この道を左に行けば、仏子駅への近道ですが、歩道がなく車の脅威に晒されますのでお薦めで来ません。直進すると、遊歩道が続きますが、右側は住宅地になっています。5分強で南コース入り口。車道を左へ行けばやがて先程の近道と合流し、仏子駅の近辺へ。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |