牛伏山(西上州)



                   2001年11月25日(日)晴

上信電鉄・吉井1313…忠霊塔前BS1346…1355自然歩道往復1406…1500天守閣(展望塔)
     (120)  33          9                  54     (440)

1515…頂稜西端ピーク1530…天守閣前分岐1552…忠霊塔前BS1642…1714吉井
    15    (480)   22        50       32  (120)


                               体力度A+ 神経度A(歩行合計約3時間40分)
◇5万図 富岡
□筆者参考文献 「スーパー低山ベストコース[東京周辺]」(武村岳男)

 西上州の入口にあるこの山は山頂まで車道が通じていますが、登山区間に入れば車の往来はそれ程激しくないのでのんぴり歩くことが出来ます。

 この日、なんと地図とガイドブックのコピーを前夜用意したのにも拘わらず、朝、ザックに入れるのを忘れたのを自宅最寄り駅へ行く途中気付いたのですが、こんな山だから何とかなるだろうと思い、時刻も早くないのでそのまま来てしまいました。吉井駅近くの案内板を見ながら略図を作成(^^;)。道なりに南下します。
 R254を渡り、上信越道をくぐって右手に小学校を見て次の交差点に左牛伏山の標識。交差点を左折(忠霊塔前BSあり)すれば車道はぐいぐい登り始めます。交差点から10分ほどで右手に「自然歩道」(西側から山頂へ回り込む尾根を行くはず)が分岐していますので入ってみましたが、記憶に残るガイドブック記述通り、すぐひどい藪となり引き返しました。
 仕方なく車道を行くと、無念なことに小尾根を乗っ越したようで下りに転じます。ゴミ処理施設らしき手前の三差路を右へ入り、右下に池を見て進めば、右牛伏山の標識。これに入ります。
 すぐの三差路は左へ行くように標識がありますが、右の方がやや近道。これは山頂への車が住宅地へ進入するのを防ぐためのもののようで、帰りには右の道を通りました。あとは道なりに登って行くと、やがて中腹部の駐車場が左にあるところ、車道には門があり午後4時閉鎖との表示があります。
 この先、ジグザグの登りが顕著になり、これを登り切ると頂稜部を東西に走る道の東端に着きます。すぐ左手が天守閣型の展望塔で、これに登れば最上階からは360度の大展望の筈でしたが、当日はモヤっていて、先程の小学校さえも霞んでいます。


 天守閣(展望塔)から頂稜西方を望む。


 展望や、天守閣内部の展示を楽しんだ後、頂稜部を西へ辿ります。神社や2つアンテナ塔のわきを通り、3つ目のアンテナ塔の所で車道は終わります。その先に山頂490.5m三角点ピークがありますが、この辺の山道は雑木林の中、岩が出ていたりしていい感じなので、更に7〜8分先の西端まで行って来ました。
 さて、頂稜部の車道を天守閣の手前まで引き返したのですが、途中左手(南面)を下って行く林道がありました。下りは登りと別のルートを辿りたいので帰りの交通アクセスに問題がなければ入ってみたい。しかし、ガイドブックを忘れてきた報いで、その道がどこへ通じているか分かりませんでした。帰宅後ガイドブックを見ると、それを下れば西側の展望を楽しみながら忠霊塔前BS近くへ下れる道だったのです(T_T)。また、往路の車道を使うにしても、山頂付近からこれへ通じる歩道ルートもあったのですが、日没も近いので迷ったら大変なので、安全を期して天守閣の手前から往路の車道を下りました。1箇所数分間だけ擬木の歩道を通りましたが中腹の駐車場前で車道に落ち合いました。
 登山区間を終え、ゴミ処理場への道から振返ると、左に天守閣、その右に3本のアンテナ塔が見えました。

 下山後牛伏山を振返る。


 もうすっかり暗くなったころ吉井駅へ着く直前に、高崎行の列車が発車していくのが見えました(T_T)。次の列車まで30分あるので何か暖かいものでも食おうと思ったのですが、付近に食堂はなく、仕方なく、缶コーヒーで心と体を温めました(^^;)。



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