2001年12月23(日)快晴 (東武線・新鹿沼よりタクシー)下久我岩の下BS1131…林道終点1148…1226北峰1232… (200) 16 (270) 38 (560) 18 1250南峰1319…車道1430…1500風ヶ台BS(バスで新鹿沼へ) (△570) 71(200) 30 (180) 体力度A+ 神経度B(歩行合計約3時間00分) ◇5万図 鹿沼 □筆者参考文献 「栃木の山120」(宇都宮ハイキングクラブ) 以前登った鹿沼の岩山の岩頭から目立って見えた双耳峰が二股山です。地形図で見るとカマドクラも近くから望めそうな感じですし、ちょっとしたスリルも楽しめそうな感じなので、登ってみました。 新鹿沼から石裂方面のバスは一時廃止されましたが、「リーバス」という名前で復活。しかし、本数が少ないので、下久我岩の下バス停までタクシーを利用しました。 沢沿いの林道を行くと、はじめ左手は民家などありましたがすぐ谷沿いとなり、15分強で車道が終わって山道となります。この先、NHKの施設のある北峰までは、判りやすい道が続きます。右岸、左岸、右岸、と沢沿いだった道もやがて左斜面をジグザグに登り尾根に出るとすぐ目の前の尾根と合流し右へだらだらと登って行けばNHK施設のある二股山北峰で、古賀志山方面のみ展望があります。 南峰はまず鞍部まで標高差20m程の急降下。上部の露岩よりその下のずるずる滑りそうな砂利斜面がいやな感じで、慎重に下ります。鞍部からの南峰への登りも「これを下るのか」と思うと少し憂鬱になるような両手動員の急坂ですが、こちらの方がやや長いものの、足下は土と木の根で、靴底のグリップはマシです。(ぬかるんでいたら滑るかも。) 南峰は頂稜部が細長く、立木のため一箇所からの展望は狭いですが、北峰寄りからはカマドクラ方面、三角点付近からは、石裂山方面や日光連山、その奥5分ほど行ったところからは南西方面の山並みが望めますので、あっちこっち移動。 ![]() ![]() 鞍部まで慎重に戻り、そこからは東面の涸沢を下り始めます。はじめ急なうえ、足下はふわふわの葉っぱとゴロゴロした石で非常に歩きにくいです。 ![]() 植林帯に入ると傾斜は緩みますが、先程の広葉樹から針葉樹に変わった葉っぱや倒木が多く歩き易くはありません。沢に水が流れるところまで下ると、道形不明瞭な箇所や倒木は減りますが、完全にはなくなりません。やがて堰堤を高巻きして更に少し下るとようやく車道に出ます。鞍部からここまでの下りは意外に手強かったです。 石裂方面よりはバスの本数が幾分か多い古峰原方面からのバス通りへは、少し左へ行って橋を渡らなくてはならなかったのですが、右方向へどんどん行ってしまいました。15分ほど歩いて左折すると、カマドクラがいい形に見えます。 ![]() 更に、道なりに行くと橋の手前で石裂方面からのバス通りに合流、橋を渡った先にリーバスのバス停がありました。地図で見ると、新鹿沼まであと1時間ほどですが、バス停の時刻表を見ると20分待ちだったので、バスを利用しました。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |