2002年3月31日(日)晴時々曇 JR横須賀線・北鎌倉1440…1502葛原岡神社1507…1515銭洗弁天1520…佐助稲荷1530 (20) 22 (100) 8 (60) 10 (60) …1550高徳院(大仏)1612…水道施設1620…葛原岡神社1710…1730北鎌倉 20 (20) 8 (60) 50 20 体力度A 神経度A (歩行合計約2時間30分) ◇5万図 横須賀 □筆者参考文献 「スーパー低山ベストコース[東京周辺]」(武村岳男)この日、天気予報では「曇時々晴、冷気南下のため雷雨の恐れあり」だったので、遅く起きてみると空は穏やかな晴れ模様。自宅(板橋区)を昼過ぎに出てものんびり歩けて、しかも、最近行っていない所ということで、源氏山周辺を選びました。 北鎌倉駅前の道を鎌倉方面へ5分ほど行って、踏切が近付いてきた頃、レトロな円筒形の郵便ポストの角を右折し、浄智寺の山門の左脇の車道をスミレの類らしき群落を眺めつつ詰めますと脇にシャガが群生している階段が源氏山への入口です。やがて山道らしくなるとリスが出没しますが、しばらくの軽い登りで葛原岡神社に着いてしまいます。最高点を求めて奥宮の右裏を登ってみましたが、ひどい藪に阻止されました。 北鎌倉から源氏山への道のリス君。順路に戻り、日野俊基の墓など見つつ左奥へ進めば更に一段高い広場があり、花見客などもいます。「ここが、源氏山の山頂か。」と思いましたが、後で地図等を見ると、この辺りは葛原ヶ岡で、源氏山は更に左奥の多分ここより低い場所でした(^^;)。一段下って行くと桃色の濃い桜が咲いる広場の向うが車道の交差点で右への尾根道が大仏ハイキングコース、左へ下る道が銭洗弁天方面でこの道を採りました。更に左が源氏山でしたが、先程勘違いしたままだったので寄りそびれました(^^;)。普通、この辺のハイキングのレポートの表題は「源氏山」とする所ですが、今回は行っていないのでそれが使えません(T_T)。 坂道を下る途中で、右手に支尾根をトンネルで越えた谷間に銭洗弁天がありました。洞窟の中で信心深い(と言うか強欲な?(^^;))人々が増殖を祈願してお金を洗っています。 さっきの道に戻り更に道なりに下って行くとすっかり住宅地となり、右手の尾根からも大分離れてしまって心配になる頃、佐助稲荷への右折路が現れます。尾根のすぐ下まで詰めると、佐助稲荷の入口で、おびただしい数の鳥居をくぐって行きます。境内は山の斜面に何段かの平地を作っており、奥宮から少し登ればもう尾根です。水平道に突き当たったので尾根道に出たと思い、左へ行ってしまいましたが、ハイキングコースへは右へ30mほど行った所で出合います。 佐助稲荷の鳥居群。すぐに住宅地に下り着いてしまったので間違いに気付きましたが、このまま大仏を目指すことにしました。この辺の地名は長谷(はせ)と言うだけあって、浅く細長い谷に沿った住宅地となっています。ときどき電柱に大仏までの距離が「750m」、「600m」等と表示されています。大仏のある高徳院へは一旦行き過ぎてから右へヘアピン状に戻るような道なので、ショートカットを許さなかった住宅群にはちょっとムカ付きました(^^;)。 大仏を見るために200円払って境内へ入りましたが、大仏と言う割には意外に小さい感じでした。更に20円払って内部に入りましたが、昔銀行で配っていた塩ビ(?)の貯金箱人形同様、特に造作のないただの空洞でしたので、ちょっと拍子抜けしました。 境内を辞して、高徳院の左脇の車道を登って行くとトンネルの手前から右手に登る階段があります。これを登ると左;極楽寺方面、右;源氏山方面に分岐しますので左へ登って行くと水道施設があります。展望の良さそうな芝生の台地になっていますが、立入禁止です(T_T)。このまま極楽寺方面へ行くのが順路ですが、今日は、銭洗弁天、佐助稲荷、大仏と寄り道ばかりで本来のハイキングコースは歩いていないのでここから引き返して、源氏山方面へ尾根を辿ることにしました。 水道施設前。先程の分岐へ戻り、源氏山方面への道を登ると再び分岐し、ちょうど右からは人が降りてくるので、どうせ尾根上で一緒になるだろうと思い左へ登りました。しかし、尾根に着いてみると右側は絶壁のように立ち上がっており源氏山方面へ道は通じていません。せっかくなので左寄り、トンネル上の小ピークに登ってみましたら、本日初めて海を見ることが出来ました。ここから水道施設方面へは尾根上に藪道が通じているようです。 分岐へ戻り、今度こそ源氏山方面へハイキングコースを辿ります。始め海が見えたり、大仏の後頭部が樹間から見えたりもしましたが、概ね展望のない穏やかな雑木の尾根道です。もう夕暮れも近いはずですが、懐中電灯は持っていないものの、いざとなればデジカメの液晶モニターがあるのでこの辺の道では大丈夫(^^;)。 左手喫茶店「樹ガーデン」への分岐を過ぎ、やがて、右手に銭洗弁天への分岐ですが、前回初めて来たときも、銭洗弁天、佐助稲荷と下を通ったので、ここから源氏山方面への尾根道は未知の領域です。いい感じの遊歩道を期待して行ったところ、尾根上には違いないのですが、すぐに車道となり、しかも周りはかなりの密度の住宅街でした(T_T)。 やがて着いた葛原ヶ岡から往路を北鎌倉へ戻りました。大分日も長くなって、5時半だというのに、まだしっかり明るかったです。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |