高尾〜高尾山口(高尾周辺)

緑のルート


                          2003年5月25日(日)曇

京王線・高尾1626…金比羅山1647…四辻1717…1727ケーブル下1732…1736高尾山口
    (170)   21  (250)     30(290)   10       (200)             (190) 

                   体力度A 神経度A+ (歩行合計約1時間10分)
◇5万図 八王子


 今日も、天気はそれ程良くない。TVでヤンキースやマリナーズの試合を見ていたら昼を大幅に回ってしまった。けど、ここんとこ山へ行っていなこともあって、緑の中を歩きたい。そんな日曜日、夕暮れ近くの散歩にしても、近くの公園はもとより井の頭公園でも物足りないから定番は生田緑地(小田急線)と長沼公園(京王線)と言う事になるのですが、宿題解決も兼ねるということで思い付いたのは、京王線、高尾〜高尾山口の左手(南東側)に沿った尾根。
 ここは、高尾駅から草戸山方面へ向かう「かたらいの路 高尾〜大戸コース」の一部なのですが、前回、高尾から草戸山方面へ向かった時は、南側の293.8m三角点ピークに寄り道したため、高乗寺に下って霊園沿いの谷から仕事道を辿って本ルートに合流したのは、尾根上、高尾山口への分岐である「四辻」。従って、高尾〜四辻の部分は宿題となっていたのでした。

 高尾駅から線路の南側を西へ辿ります。今回は、妖しげに惹きつける左手みころも霊堂の塔は無視して、突き当たるまで西進します。突き当たって左へ行けば、程なく右手に「金比羅山登山口」を発見。本来のルートはもう少し南進してから尾根に取り付くものと思われましたが、ここから取り付いた方がその尾根の更に末端部をも歩けるわけで、ザックに軽量トレッキングシューズのハイキング装備ではなく、肩がけカバンにウオーキングシューズと、散歩装備ではありましたが入ってみることにしました。


 金比羅神社。


 この辺、「イノシシに注意」の表示や金網があって、やや無粋なものの、結構本格的な山道っぽい登りが続きます。一汗かかされて着いたピークには金比羅神社がありました。石段を下ると、左手住宅地の縁を行く感じで、やがて辿り着く小さな駐車場に左から登って来ている車道が、「かたらいの路」がこの尾根へ取り付く本来のルートのようで、ここからは指導標もしっかりしてきます。
 この辺、殆ど雑木林の中で、新緑を堪能出来ました。初め、樹間からは街路が見えていましたが、やがては、少し山深くなり樹間も緑で埋まる眺めとなります。
 小さく上下しながら少しづつ高度を上げて行きますが、右へカーブしてやや明確に下る部分ではそのまま下界へ降りる道へ入ってしまったような不安を感じました、しかし、樹間から高尾山口駅に停車する列車が見えた後、再びやや左へカーブし登って行き、一安心。やがて、指導標に従って右へ下ると「四辻」に着きました。
 直進は草戸山、左後ろがおそらく高乗寺、右へ下るのが高尾山口方面です。高乗寺方面への道も確認してみたかったのですが、暗くなるのも近い時刻なので高尾山口への分岐を採りました。
 相変わらずいい感じの新緑の中、谷沿いの山腹道を下って行けば数分で民家の脇からR20に出ます。右へ行けば高尾山口駅のはずですが渡って直進し、土産物屋等の立ち並ぶ道を行けばケーブル下の広場に着きました。ここで小休止した後、高尾山口駅へは、沢沿いの遊歩道を4分ほどでした。

 新緑の中、1時間ほどでしたが、公園歩きより1グレード上の散歩を堪能できました(^^)。



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