ありがた山・小沢峰(多摩)



                          2003年11月24日(月)曇

京王よみうりランド755…812ありがた山821…京王よみうりランド832…
      (40)   17     (・121)   11                     13

846小沢城趾(西側往復)851…浅間山900…(5分ロス)薬師堂裏山933…943JR・稲田堤
   (90)               9  (90)  28             (70)     10           (30)

                  体力度A 神経度A (歩行合計約1時間40分)
◇5万図 東京西南部
□筆者参考文献 「多摩100山」(守屋龍男)
 前日は比較的好天だったのですが、疲労感を感じて、山へ出掛けずゴロリン(^^;)。3連休最終日のこの日は、天気予報は芳しくなかったのですが、3日間一度も山へ行かないのは勿体なさ過ぎるので、せめても、と言う事で近場の超低山を散策することにしました。夕方に予定があったので、参考書の中でも短めのありがた山を選んだのですが、短すぎたので小沢峰へも行きました。

 京王よみうりランド駅から高架の南側沿いに西方へ。突き当たって左へ行けば右手に妙覚寺。その先、寺の横の道を行くと、住宅街の後、浅い谷に広がる墓地の中を登って行きます。中段からは、墓地の右縁を歩いて、辿り着いた尾根には、石塔が並ぶ小平坦地があり、振り返れば墓石群の向こうに街の景色が見渡せました。


 墓石越しの景色。


 雑木の尾根道を右に辿ればすぐに、ありがた山の山頂と思われる大きな石塔の鎮座する広場に出、更に奥には石塔が4つ立ち並ぶ広場もあります。5万図121.4m標高点(四等三角点)標石を少し探しましたが見つかりませんでした。
 尾根道を墓地の上部まで戻ったら、墓地へは下らずそのまま直進すると墓地下部の入口に下り着く事が出来ました。往路を駅まで戻ります。
 ここまで、想像以上にあっけない歩程でしたので、参考書に、この付近でもう一つ紹介されている小沢峰へも行くことにしました。
 駅の北側を東進し、神社の看板の所で右へ線路をくぐりしばらく行くと、車道は左へ続きますが、「不法投棄禁止」の標識がある山道の入口が現れるので、その道に入ります。この小径は、先程のありがた山の道に比べると山道らしい道です。


 小沢城趾への道の入口。


 尾根に出るとベンチなどある園地のような広場になっていますが、この辺りが小沢城趾です。尾根道を右(西)へ行ってみると200m程ですぐ左「よみうりランド 読売巨人軍」の表示がある門に続く車道に出てしまいましたので引き返します。


 小沢城趾。


 小沢城趾から更に尾根を辿り、富士登山の碑、小沢峰、浅間山と小ピークを越えていけば道は左右に分かれますので、左の稲田堤方面を採りました。両側に住宅地の迫る、低くて細い尾根ですが、すぐに平地へ没しそうな割に、意外に長く続いていて、少し縦走気分(^^)。やがて下り着いた水路沿いの道を右へ行きます。
 稲田堤駅は左方ですので一旦水路の北側に渡りましたが、時間もあるので、この辺で見つけた案内板にある薬師堂に寄って行くことにしました。水路の南側に沿う道を少し行き右折するのですが、間違えて一区画手前で右折してしまい、団地の駐車場まで往復してしまいました(^^;)。水路沿いの道に戻り、一区画先へ行くと突き当たりとなり、そこを右折しますと更に右手に薬師度への道があります。この道はやや登っていて、左へカーブすれば右手山裾に薬師堂がありました。
 入ってみると裏山へ続く道があったので登ってみると尾根へ出て少し左、落ち葉に埋もれたベンチ、テーブルがある山頂に着きました。尾根道を戻ります。薬師堂から登って来た道を見送ってそのまま尾根上を行くと、先程突き当たった水路沿いの丁字路近くに降り立つことが出来ました。
 丁字路からそのまま水路を渡って北進すれば、JR・南部線の稲田堤に着くことが出来ました。

 ありがた山だけでしたらほんのお散歩程度、小沢峰と合わせても半日コース以下の歩程なので、紅葉の季節などに、お手軽に多摩丘陵の雑木の道を歩いてみたい時にお勧めです。



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