絹の道から大塚山(多摩)



                        2003年12月30日(火)快晴

(JR、京王・橋本よりバス)自然公園前BS1311…1328分岐(絹の道資料館往復)1332…
                (□183)  17  (140)           13

1345大塚山1355…御殿峠切通し上1416…1424自然公園前BS(バスで橋本へ)
    (△214)  21   (200)     8    (□183)

                  体力度A 神経度A+ (歩行合計約1時間10分)
◇5万図 八王子
□筆者参考文献 「多摩100山」(守屋龍男)
 大塚山付近までは03.09.06に行ったのですが、西へ辿る御殿峠までの尾根道は藪のため入口で転進、東側直下の北野台3丁目BSへ下ってしまいました。冬枯れの季節になったので、本日再挑戦です。

 橋本から八王子へ行くバスに乗り、途中の低い峠が御殿峠ですが、御殿峠BSは八王子寄りに下ってしまったところにあり、ひとつ手前の自然公園前BSで下車します。すぐ先の三叉路の向こうの切り通しが御殿峠です。ここまで来たらせっかくなので御殿峠のすぐ西の213.4m三角点(御殿山)にも寄って行きたいところですが「日本閣」敷地内のため断念せざるを得ません(T_T)。
 三叉路を右折して軽費老人ホームと短大の間の道を下って行きます。八王子バイパスの下をくぐった向こう側は如何にも田舎道と言う感じでどかな風景が広がりますが、時々通る車が結構飛ばしているので少々ビビります。
 やがて左手に大塚山への分岐があり、指導標の他「絹の道」の説明板もありますが取り敢えずそのまま100mくらい直進して左手「絹の道資料館」に寄りました。しかし、年末のためか休館。分岐へ戻り、大塚山を目指します。
 穏やかに登って行く「絹の道」はやがて尾根上となり、ちょっとした高原情緒の漂うところですが、右手樹間から住宅密集地が見えてしまうのが残念です。辿り着いた石段を登ると道了堂跡がある大塚山に着きます。樹木に囲まれた山頂は広く、三角点は奥(北寄り)にあります。駅で買ったおにぎりを食べました。値段は変わりませんが、流石専門店と言うことでコンビニやスーパーで買うものより美味しい気がします。


 大塚山山頂。




 八王子バイパスを橋で渡って大塚山を振り返る。


 石段下まで戻り尾根伝いに御殿峠を目指します。電波塔付近からは奥多摩方面の展望があります。橋で八王子バイパスを渡り少し先からはいよいよ藪道の始まりですが、両脇に笹が茂ってはいるものの道そのものは明瞭でした。尾根の右側が大学の敷地のため金網のフェンス沿いになっているのが残念です。完全に樹間の道で、展望には恵まれません。


 御殿峠へは樹間の道。


 軽費老人ホームの裏まで来ると道は良くなりますが、その先御殿峠の切り通しの上(鐘楼あり)に出てしまうと、そこから車道へ降りる道がはっきりしません。切り通しの法面をトラバース気味に下るのも危険というか、下から丸見えで見咎められそうなので、道也に左へ回り込んで下って行くと老人ホームの敷地内の道となってしまい、あわてて脱出を目指したものの、短大との間の道へ出て、御殿峠の三叉路まで戻るのには、結構な遠回りとなり、直接下れば1分くらいの筈の所を6〜7分掛かってしまいました。



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