2004年1月7日(火)曇時々晴後快晴 JR・山北941…大野山入口BS959…1035共和小学校1040…1144大野山1215…1350谷峨 (120) 18 (140) 36 (340) 64 (△723) 95 (160) 体力度A+ 神経度A (歩行合計約3時間40分) ◇5万図 秦野 □筆者参考文献 「神奈川県の山」(広島三郎)筆者が登ったのは3度目になりますが、とにかくお手軽に登れて、途中は雑木の中、結構山深い気分も味わえ、山頂付近一帯は牧場のためのびのびとした好展望、と非常にお買い得な山です。 山北駅前から左(西)へ道也に行けば、20分ほどで短いトンネルの先の大野山入口BS。ここまで、小田急・新松田からバスもありそうです。ここを右折して谷沿いの道に入って行くと、谷の奥に山上の牧草地の一角が望まれます。東名高速をくぐって少し先の分岐には指導標があり、左右どちらも「大野山 1時間40分」となっていて、前回どちらを行ったかの記憶もないので迷いましたが、今回は、右へ急に登って行く方を採りました。 にょろにょろとカーブしながら登って行ったあと、住宅地の中を右左折しますが、指導標が完備しているので迷うことはありません。やがて、共和小学校の角で左から登って来ている道に突き当たりますので、右折して行くことになりますが、富士山も見えるので小休止して軽く腹ごしらえ(^^;)。ただし、地形図を見ても、遙か彼方に見える牧場を眺めても、まだまだほんの序の口に過ぎないことが解りますので、ここでいつまでものんびりしている訳にはいきません。 小径に入れば露岩や雑木が嬉しい。共和小から7分ほど行くと右手に登山口があり、そこへ入れば、いよいよ小径となります。露岩や雑木の道は、山歩きの楽しさを感じさせてくれます。しかし、やがて牧場が間近く見えてきた頃、いやな槌音が響きます。現場付近には「治山」と書いてありましたが、どうせ土木業者に金をばらまくための「景気対策」でしょ。 牧草地の縁の登りから箱根連山。やがて、牧草地の左縁を登り切れば、尾根上からは丹沢主稜が、アルプスの高山のような迫力で望まれます。残念ながら、尾根の道は車道となっており、丹沢主稜のパノラマを撮影中、土木業者の車に脅かされました(T_T)。車道を左へ山頂を目指せば、左手は相模湾から箱根連山が望まれ、広い山頂付近では富士山や、丹沢湖の奥に大室山、更に右へ丹沢主稜やそこから南へ派生する山々が望まれます。三角点は、山頂左奥の林の中にあるはずですが、林の周りには有刺鉄線が張り巡らされており、今回は訪問を断念。 ![]() 山頂の西より、丹沢主稜。 ![]() 同地より、富士山。 下りは、道也に西へ行った後、左折して南へ下って行きます。上部は牧草地のため眼下には東名高速が走る下界が箱庭のように望まれ、遠景は箱根−愛鷹−富士の眺めか素晴らしいのですが、遠くばかり見ず、足下にも注意しないと(^^;)。この道も工事人とパワーショベル等入って拡張を行っていましたが、必要性は大いに疑問。やはり「景気対策」でしょう(T_T)。 更に下って樹林帯に入っても、園地だのが作られていました。この財政難の時代に整備と言う名の破壊にお金を使うのはいい加減にして欲しいものです。 東名都夫良野トンネル出口下を通って、左へ折り返した後、酒匂川を鉄骨+木製の橋で渡り、更に跨線橋で線路を渡って谷峨駅に着きました。今回、大野山から谷峨駅まで1時間35分かかっていますが、普通は1時間20分くらいで十分です。今回、山北駅で調べた列車時刻(谷峨−山北間は5分と見た)が、1400くらいの筈で、1時間45分くらいありましたし、下りの途中睡魔に襲われたりしたので、列車発車までの残り時間を見ながら休み休み下ったのです。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |