2004年4月25日(日)快晴 (京王線・東府中よりバス)浅間山公園入口BS953…1020浅間山(堂山)1030… (50) 27 (△80) 9 多磨霊園26区1039…1103西武線・多磨 (55) 24 (45) 体力度A 神経度A (歩行合計約1時間00分) ◇5万図 東京西北部 □筆者参考文献 「多摩100山」(守屋龍男)府中浅間山は周囲の住宅街からの比高僅か30mほどの残丘ですが、この季節、束の間とはいえどっぷりと緑に漬かる事が出来ました。 京王線・東府中駅から「ちゅうバス」(ほぼ30分毎。運賃100円。)の多磨町行きに乗り、浅間山公園入口下車。すぐ先の交差点を左折すると前方やや左に青垣が見えます。あれが目指す浅間山でしょう。「間違いないっ!。」 やや広い通りを信号機付きの横断歩道で渡れば、左手の道の入口には「この先通り抜けできません。」みたいなことが書いてありますが、この道こそ青垣方面に続いている感じ。「間違いないっ!。」と、入っていきます。右手は運動施設ですが、左へ右へとカーブしてすぐに左手に浅間山への入口がありました。 早速入って、道也に登って行きます。美林と言ってもいい感じの樹林帯。見上げれば鮮やかな緑の葉の間に、鮮やかな青空。響くのは鳥の声。早速に非日常の世界を浸り始めます。 最初のピークは、手前に「人見四郎の墓跡」の石碑の立つ前山。ここから、尾根伝いに中山、堂山と「く」の字型に超ミニ縦走します。 鮮やかで濃い緑にどっぷりと浸かる道。濃い緑に囲まれた道ですが、中山への途中には、浅間山の名に違わぬようにか、富士見ポイントも用意されています。遠望の利く季節ではありませんが、幸いにも富士山を捉えることが出来ました。 富士見ポイントもしっかり用意され。中山から堂山へは、はっきり山体が分かれる鞍部へ下ってから登り返します。と言っても標高差は10mちょっとです(^^;)。 登り着いた堂山には、浅間神社や三等三角点もあり、如何にも府中浅間山の主峰と言う感じです。やはり、樹木に囲まれていますが、奥多摩大岳山方面が見えました。 府中浅間山(堂山)山頂。堂山からは道也に下るとすぐにきすげ橋(吊り橋風ですが、川ではなく車道を跨ぐ横断歩道橋。)を渡ります。その先の分岐を右に採れば、木は低くなるものあいかわらず緑の中の道ですが、間もなく多磨霊園墓地の26区に飛び出します。 そのまま霊園内の道を行けば、霊園の南縁に沿って東進するようになります。霊園内の道もツツジ等見ながら、散策路としてはいい感じです。やがて、辿り着いた霊園正門から外の道に出て、西武線・多磨駅へ辿りました。 しかし、これは失敗でした。西武線とは言え、本線である新宿線にはつながってはおらず、新宿方面へは武蔵境からJR線に乗り換えなければならない事に気が付いたのは、切符を買って、ホームのベンチに腰掛けてからでした。それなら、「ちゅうバス」で東府中に戻って、京王線で帰った方が遙かに安い(^^;)。しかも、間違って是政へ行ってしまい、府中まで歩くはめに。でも、歩きに来たのですからこれも一興(^^;)。 今回、新緑と鳥の声だけで十分堪能できたのですが、5月になればムサシノキスゲ(ユリっぽい黄色の花)の群落も楽しめるそうです。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |