2004年5月3日(月)晴 (京王線・聖蹟桜ヶ丘よりバス)記念館前園BS1330…1335旧多摩聖蹟記念館1355… (130) 5 (130) 43 1438天王森山1445…1455みはらし緑地1455…エコプラザ多摩前1538…1558永山 (△162) 10 (160) 42 (120) 20 (100) 体力度A 神経度A (歩行合計約2時間10分) ◇5万図 八王子 □筆者参考文献 「多摩100山」(守屋龍男)この日はちゃんと4時半起きしたのですが、高尿酸により痛んだ足が完調に至らず、どこへ行こうかとぐずぐずしているうちに近場の超ミニ縦走(「散歩」という言い方もある(^^;))が相応しい時刻になってしまい、桜ヶ丘公園から天王森山を訪れました。このジャンルは行き尽くして、ここが残り最後のネタとなってしまっていたのですが、途中、新たなネタを仕入れる事が出来ました(^^)。 聖蹟桜ヶ丘BT12番乗り場から発車した連光寺経由永山行きバスは丘陵地をぐいぐい登って行き、下車した記念館前園BSは住宅地の中とは言え、尾根の上です。しかし、ここでとまどいました。ここより小高いのはバス停背後の住宅敷地のみで、まず目指すはずの大松山頂らしき青垣山が見当たらないのです。それで、きょろきょろして少し前方交差点対面に桜ヶ丘公園の入口を発見。ホッとして早速ここへ入ります。 左手に駐車場を見送り、緑に包まれた園内の尾根道を行きますが、全く登っておらず、水平か、むしろ僅かに下りのような道です。間もなく辿り着いた旧多摩聖蹟記念館は円形の史跡的な建物で、参考書によればここが大松山の山頂とのことですが、つながる尾根から全く比高がありません。過去にも、セイメイバン(南大菩薩)や焼山(丹沢主脈)等、麓方向からは普通にピークに見えながらも、背後の尾根から比高が僅かな山頂も見てきましたが、ここほど盛り上がり0の場所は初めてです。(因みに「大松山」は山号ではありませんから地形上の山である必要がある地名です(^^;)。) 記念館を見学後、入口前のみかげ石のベンチでお弁当タイム。 「おもいでの道」を下る。正面の広場を経て南へ「おもいでの道」を下ります。いい感じの樹林帯の道です。突き当たった横道を右へ行けばまた下りとなり、下りきれば小さな涸沢を渡り樹林帯を出て浅い谷のような、ほぼ平地にある広めの遊歩道に出ます。これを左(南)へ進み、右手に管理所を見て園外にに出ます。 管理所方面へ南下する遊歩道から大松山方面をふり返る。駐車場前から道也に進むと、左手は住宅地、右手は緑地の斜面で、一段上を車道が平行しているようです。緩く左へカーブしたあとこの道は終わりますので、右手斜面の遊歩道を登って行きます。途中、幅の広い滑り台を登り、公園風の広場を経て、車道に出ます。 すぐ左手に多摩大BS、更に少し先、右手に多摩大学がありました。目指す天王森山は、こちらから見て多摩大学の向こう(裏手)辺りのようです。多摩大学に沿って反時計回りに行くことにしました。 手前を右折して、正面の小高い場所にアンテナ塔や円筒形のタンクを見ながら多摩大沿いに進みます。タンクの下手前で広い道に突き当たり、左折。道は緩く登り、前方左手はいい感じに盛り上がっていて、その付近が天王森山であることを思わせますが、やがて道が下りに転じても多摩大学の東側を通る道へ入るはずの左折路に出合いません。ふり返ってみると、入ることを予定していた道は高架橋になっていて、既にその下をくぐってしまっていたのでした。 戻って高架上の道へ行くのはどれくらい遠回りになるか分からないのに対して、左斜面は藪が薄く登れそうなので、比高10mほどをこっそり強引に登りました。登り着いた道を左へ登って行くと一等三角点のある天王森山です。この辺は小さな園地(天王森公園)となっていて山頂には八坂神社があります。 天王森山の一等三角点。天王寺山から多摩大学の東側を通る道へ下った比高は僅か5mくらいです。左へ進み、さっき下をくぐった高架橋を渡ると、車道は展望が開ける尾根を行きます。この尾根上、前方には多摩大学沿いの道から見たアンテナ塔や円筒形のタンクがあります。すぐ先の右手に、連光寺BTがありますが、本数も少なそうですし、いい感じの尾根道が続くのでこのまま尾根道を行って、京王線・若葉台目指すことにしました。左手には「みはらし緑地」があったので寄って一休み。 「みはらし緑地」は造成したて。少し先、大規模な切通しを高架橋で渡ると、右手に「直進 若葉台駅、右 西順路」の指導標。「西順路」は正体不明ですが、いい感じの園地に入るようですし、適当な所で左折すれば多少の遠回りで若葉台へ行けそうなので入ってみました。 その先、運動競技場等が見渡せる場所に案内板があり、それによると、この道は唐木田駅近くまで尾根沿いに続いている遊歩道「多摩 よこやまの道」で、唐木田まで行くと2時間以上掛かりそうです。今日は途中から逸れるとしても、遠望の利きそうな日に、連光寺までバスを利用して、今日来た道からこの道を辿って唐木田駅まで行くのは、いい感じのミニ縦走コースになりそうです。いいネタを一つ仕入れることが出来ました(^^)。 「よこやまの道」を行く。その先も道は右手を平行する車道に近付いたり離れたりしながら尾根上を続きますが、左側はずうーっと住宅都市整備公団の造成地で立入禁止のため、若葉台方面へ行くことが出来ませんでした。 結局、エコプラザ多摩(リサイクル施設)の裏手を通った後、右手車道へ出て少し戻ったエコプラザ多摩前の交差点から永山駅を目指しました。右手野球場の草野球をちょこっと観戦したりしながらでも、小田急戦、京王線・永山駅までは20分ほどでした。 大松山は、ピークとしては期待はずれでしたが、緑の中を歩けましたし、天王森山は都内に6つしかないという一等三角点峰ですし、連光寺BT付近の展望は良かったですし、「よこやまの道」も発見できたので、本日はそれなりに収穫のあった小ハイキングとなりました(^^)。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |