2004年10月16日(土)曇 JR・武蔵五日市928…956天竺山1003…1008峠1013…1056 △307.6ピーク1101… (190) 28 (310) 5 (260) 43 14 1115宅地1120…1145山田うどん1208…1216武蔵増戸 (250) 25 (110) 8 (180) 体力度A 神経度B- (ルートファインディング含む歩行合計約2時間10分) ◇5万図 五日市 八王子 □筆者参考文献 「多摩100山」(守屋龍男) このところ、半月に1日くらいしか晴天がなかったのですが、この日は、昼過ぎから晴れ間ありの天気予報でした。しかし実際は終日曇りで、翌日、ずっと家に引きこもっていた日が快晴でした(T_T)。 この日歩いたのは、JR・五日市線の武蔵五日市−武蔵増戸の北側に位置する里山で、日ノ出山から南東に延びる尾根の末端部に当たります。 五日市駅前から広い車道を左へ。間もなく左へカーブして五日市線の高架をくぐり、緩く登って行くと「40」の速度制限標識の右手に「林道 横沢・小机線」の入口があるので、これへ入ります。 林道をのんびり登り名もない峠へ。車の往来は全くない林道をのんびり登って行くとやがて名もない峠に着き、右手の山道を登って行くと、6分ほどで三内神社のある小広いピークに着きます。山名標識はありませんが、ここが天竺山の山頂でしょう。東側、五日市線沿いの家並みが見下ろせます。 神社正面から南へ下る道もありましたが、先程の峠へ戻ります。参考文献では山頂付近の石切場跡などを廻って(往復15分とのこと)から峠へ引き返し、ここから峠道を向こうへ下って行き、大悲願寺経由で武蔵五日市へ戻る事になっていますが、この季節まだ草が深そうなのを嫌って山頂往復だけの筆者は、ここまで山道歩きは僅か10分強で、このまま車道を下ってしまうのはいくら何でもあっけなさ過ぎ。と言うことで、地形図を見て当初から狙っていた、尾根伝いに307.6m三角点ピークを通って「中野」へ抜けることを目指して、峠の北側の山へ入る事にしました。 峠の最高点から僅かに進んだ左手に、天竺山とは反対、北側へ登る明瞭な道を発見、「あった」ということで大喜びで入ります。多分、送電巡視路のためだと思うのですが、ここも先程の天竺山への道同様、藪の全くない整備された道です。 気分の良い雑木道も現れる。ここまで、ずっと植林帯でしたが、少し登れば気分の良い雑木林となり、再び植林になれば樹間から本日初めて大岳山が望まれました。やがて、東西方向の尾根道に突き当たりますので、右(東)へ下って行きます。 登り返したピークが2.5万図313m標高点付近と思われます。地形図によると、東へ続く尾根は道はこの先、右へ左へと折れて行く箇所がある筈です。次のピークで右への分岐あり。ここがそうかと思い入ってみると、下るばかりですし、左手樹間に谷を隔てて高みを見ることが出来、南への枝尾根と判断して戻ります。 この辺りから、送電線と離れるせいか、藪っぽい箇所も現れ出しますので、快適に歩くなら、今日のコースも、もっと年末近くになってからの方がベターかも。立ち止まって地形図と周りの景色を比べたり、枝尾根へ入って引き返したりと、そんなこんなで峠から307.6m三角点まで43分掛かっていますが、真っ直ぐ行けば、たぶん25分くらいの歩程です。 草に埋もれる三角点ピーク。三角点からも一部固定ロープのあるような滑りやすい急坂があったり、尾根が広くなって間違った道に入って引き返すなどしながら、何とか左手に広がる住宅地の直前まで辿り着きましたが、その先は完璧な藪。強引に左へ下るには1m弱の段差があり、草に覆われた地面がどうなっているのか判らずビビります。1mの段差が結構な障害になる場面に直面し、小さな山でも、人間から見ればやはり桁違いに大きな存在なのを再認識(^^;)。しかし、こんな所で行き止まりになっている筈もなく、数m戻れば住宅地の車道への道がありました。 宅地の車道に下り立ち、LPガス倉庫の前に腰掛けて一休みした後、右へ。尾根を右に見ながら道也に行くと、地形図通り左へカーブして、更に行けば道は広くなり、下り坂の奥に街並みを見ながらだらだらと下って行きます。五日市線の線路は南側にあって、今歩いている道の向きははじめ東北東やがて東南東なので、目指す武蔵増戸駅は右前方ということで、右折路を探します。最初に見つけた右折路は狭い路地でしたが、これに入りました。 街並みを見下ろしながらだらだらと下る。後は、武蔵増戸に近付くようにと適当に道を拾って行くと「山田うどん」がありましたので、寄って、天ぷらうどんを食べました。山田うどんの天ぷらうどん・そばに載るかき揚げは、店により若干の違いはあるものの、ごくまれなに「ハズレ」な店舗を除いて筆者好みで、今回の「第一五日市店」のも美味しく頂けました(^^)。 ここから、武蔵増戸駅までは、筆者は立ち止まって地形図を見たりしながらだったので7〜8分掛かりまたが、道が分かっていれば5分も掛からない距離です。 ハイキングコースが通っていなくても、仕事道を適当に拾いながら歩けば、藪漕ぎをする事もなく多少、ルートファインディングのドキドキ感を味わうことが出来るのが里山の良さ。今回はそんなコースでした(^^)。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |