2006年9月24日(日)晴 (板橋区の自宅より二輪で)大峠1010…1050雁ヶ腹摺山1105…1145大峠(二輪で自宅へ) (1560) 40 (・1874) 40 体力度A 神経度A (歩行合計約1時間30分) (バイクの運転込みでは 体力度A+ 神経度A+) ◇5万図 都留 丹波スーパカブ90登山の第1弾は、自動車登山定番(?)の大峠〜雁ヶ腹摺山です。以前、500円札の絵柄として知られていて、行きたくても、余程の健脚者でないと日帰りは困難だった雁ヶ腹摺山。しかし、その後、勤務先の先輩から、「林道が出来て、大峠から僅かで達することが出来、地元の人で賑わっている。」との情報を得て、当時VT−250Fで行った事があります。現在残っているその時の印象は、山頂からの富士山は評判通りだったことと、山頂南面の草原(?)のイメージのみで、峠から山頂までの歩程については具体的記憶なし。再訪の価値十分(^^)。 近年、スーパカブ50を購入し、公共交通手段では日帰り困難な山に幾つか登りました。チェンジペダルやウインカーの独特の操作にも慣れてきて大変気に入っていたのですが、30q/h走行が困難な事や、2段階右折の煩わしさがありました。そんな中、環状8号線がついに東武・東上線を貫通し、自宅のある板橋区から、R20等西方への幹線道路へのアクセスが格段に向上しましたが、その部分は「原付走行禁止」の陸橋やトンネルが多く、カブ50(排気量49cc=原付一種)からカブ90(排気量85cc=原付二種)への乗り換えを決意した次第です。カブ90は50に比べて車長は同等、重さも7kgしか増えないので、最近、めっきり体力の落ちた筆者にも、取りまわしは容易。コケそうになったとき支えられる安心感からは、250ccの林道バイク等より山向きと言えそうです(^^;)。 50から90への転換に当たって一番心配したのは航続距離。元々街乗り用のカブですから、タンクが4Lしかありません。それでもカブ50は60q/L以上走っていたので、心配なく山へも入っていたのですが、カブ90でも同じ4Lタンクで定地走行カタログデータでは燃費が50の半分以下。もしカタログデータの比率通り30q/Lだと航続距離100q強なので給油にかなり気を遣いそう。補助タンクの携行も考えましたが、実際値は50q/L以上で、何とか山地以外での給油で間に合いそうです(^^)。 この日、始めは曇天の予想でしたが、東海上の台風が予想ルートの最東端を通ったため快晴(^^)。絶好の行楽日和となりました。板橋区の自宅から、環8−R20へ。しかし、R20の大垂水峠はなぜか休日小型二輪が通行禁止なので、国立付近から〔20〕−R16−〔413〕−〔412〕と迂回して相模湖駅前でR20に復します。 R20を進み、大月を過ぎて大峠への林道に入るのですが、R20を行き過ぎて「真木温泉」の標識を頼りに辿った結果、真木温泉で行き止まりになって引き返したり、多少の試行錯誤があった後、バス停もあり、真木川左岸を集落沿いに北上する如何にもメインルートと言う感じの本線に入りました。 大峠への林道は、全線舗装のうえ、殆どの区間で2車線あるいはそれに近い幅員を有し、峠に近付くにつれ、傾斜やカープは多少きつくなるものの何の不安もなく大峠に到達出来ました。 大峠。大峠到達時、既に、駐車スペースは満車で、左端(大月寄り)のトイレ近くに駐輪。右手の登山道に入りました。 始めは、樹林帯ですがやがて低木帯の明るい道となり、振り返れば富士山を中心とした展望が広がります。その後、再び樹林帯となり、石垣(?)が現れます。山城としては山奥過ぎますから、石垣のように割れた天然石なのかも知れません。その後、僅かなススキの原を経て山頂に到着。 明るい登り道から富士山方面の展望。 山頂直下の石垣?。ここからは500円札の富士山の展望が得られますが、ススキの原の両端は樹林帯となっているので、先程の途中の道の方が展望は広いです。北面は樹林帯で展望皆無。 山頂。
下り道では、展望を目の当たりにするので、写真を撮ったりしてゆっくりになり、歩程が短い事もあり、大峠まで登りと同等の40分を要しました。 スーパーカブ90での帰りは時間があったので、R20で途中、天上の楽園集落「コモア四方津」へ寄り、藤野駅前から篠原−牧馬峠経由で「鳥井原ふれあいの館」や宮ヶ瀬湖周辺を経由、京王堀之内北方で〔20〕に合流し、R20から往路を戻りました。 雁ヶ腹摺山へ大峠から登る事に関してはガイドブックでも安易に過ぎるとの否定的意見が強いのですが、体力も財力もままならぬ身にとっては、深山の景色に触れられる貴重なルートです。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |