2006年9月30日(土)晴 (板橋区の自宅より二輪)城峯神社1300…1310城峯山1331…1340城峯神社(二輪で帰宅) (920) 10 (△1038) 9 体力度A 神経度A (歩行合計約0時間25分) (バイクの運転込みでは 体力度A+ 神経度A+) ◇5万図 寄居スーパカブ90登山の第2弾は、城峯山です。この山は山頂からの展望が抜群で、ガイドブックにもよく紹介されているのですが、山麓のバスの便が悪く、それ以前に手前の秩父鉄道の本数も少ないので、公共交通機関利用では綿密な計画に基づき誤差少なく行動するか、よほど運が良くない限り、もともと車道歩きの比率が高いのに、更に車道を余分に歩くか、長時間の待ち時間に耐えることになってしまいます。 昔、登ったときも、運良く秩父鉄道・皆野から万年橋BSまでバスを利用することが出来ましたが、その後は予定通り1時間以上の車道歩きでようやく登山口に。下りでは、門平付近から親鼻(皆野より僅かに近い)まで約2時間の車道歩きでした。歩きに来たのですから、ひなびた景色の中、車道歩きも勿論悪くはないはずですが、目的の山の大きさの割には結構きついので下りの後半はへろへろ(^^;)。 しかし、この山は山頂のすぐ東・石間(いさま)峠を車道が乗っ越ており、以前、実際に西上州方面からバイクで通過したことがあります。そこでこの日、「雲は多めだが雨は降らない。」との予報だったため、朝、空を見たうえで、比較的遅出ながら、スーパカブ90で行ってみることにしました。 R254−R463−R299と辿り、秩父から吉田方面へ。しかし、この辺では前回給油から200q以上走っており、燃料計の針も完全にEMPTY側に貼り付いています。秩父で給油しなかったのは吉田にもスタンドがあるだろうと思ったからなのですが、山間部を知っていると不安100%。地元の人に「近くにガソリンスタンドありませんか?。」と聞くと、「皆野へ行くしかない。約3q。」との答え。ちょっと遠回りになり、城峯山山頂到着が遅れるのは悲しいのですが、山間部でのガス欠になったらもっと悲しいので、皆野へ下り、ガソリン補給。 気を取り直して吉田方面へ向かいます。天気予報が下り坂のため、さっきのタイムロスもあったので昼食はあきらめて、城峯山へ直行。そのうち「城峯山 キャンプ場」の標識が現れますので、それに従い登って行きます。何回か遭遇する分岐点には必ず「城峯山 キャンプ場」の標識がありますので迷うことはありません。道は、細めになりますが舗装路で、多少の礫や砂利(法面から落石し、四輪のタイヤ間に積もったもの)をよけて行けばカブでも全く問題ありません。 一部舗装の剥げた部分を通過すると、やがて本線の石間峠越えの道から左へ分岐する道は、未舗装道ですが、今まで目標としていた地名の書かれた標識につられて、吸い込まれるようにそれに入って行きました(^^;)。 タイヤが空回りしないように注意深くカブを進めます。程なく少し下りになると左手にキャンプ場の駐車場が現れますが、まだ進めそうなので、キャンプ場を見ながら進むとすぐに行き止まりとなり、ここが城峯神社の前の広場であることを知ります。駐車場ではありませんのでちょっと心配ですが、左手端、石間方面が望める所にバイクを置かしてもらい出発。 城峯神社から登り着いた尾根。まず、短い石段を登って神社本殿前へ。その左手の細道からに登山道に取り付くことが出来ました。すぐに「関東ふれあいの道」の標識のある尾根道に登り着き、右へ登って行けば、露岩や美林が現れ、程なく山頂です。 城峯山頂展望台から御荷鉾山方面。 城峯山頂展望台から城峯神社を見下ろす。記憶上の山頂のイメージより遙かに明るい山頂でした。設置されていた展望台も建て替えられたようで、電波塔の中層がそれになっていましたが、360度の展望は抜群で、それぞれの方向に写真を使った山名の表示板が取り付けられています。あいにくこの日はモヤっていて、両神山も見えるか見えないかくらいの視界でしたが、土曜日なのに意外にすいていて、山頂で2組3名に出会い、下りる途中に1組2名とすれ違った程度で、静かな至福の時を過ごす事が出来ました。 城峯神社。往路を戻り、置いてあったカブに跨ります。 カブで舗装道に出たら、右折(下り)ではなく左折して、せっかくなので初めここから登る予定だった石間峠へ寄って行きました。すぐに到着した峠には駐車場はなく、バイクなら路肩に何とか留めておける程度の場所ですが、神社からも大した距離でないので、例えばキャンプ場の駐車場に駐車すれば、自動車でもキャンプ場−城峯神社−山頂−石間峠−車道−キャンプ場とミニ周遊コースを辿ることが出来るでしょう。 下り道に戻り、途中からは門平、秩父華厳の滝入口など、懐かしい道を通りました。R140に出たら、往路の秩父方面ではなく、寄居方面へ進路を取り、R254の川越経由で帰りました。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |