2014年12月19日(金)快晴 JR・青梅1145…天祖神社下1207…1251二ツ塚峠1305…1356盾の碑1405 (200) 22 (180) 44 (・358) 51 (280) …満地峠1442…1508浅間岳1520…1558JR・羽村 37 (220) 26 (△235) 38 (145) 体力度A 神経度A+ (歩行合計約3時間55分) ◇5万図 青梅 □筆者参考文献 「東京都の山」(山と渓谷社)過去二ツ塚峠から天狗岩、羽村草花丘陵は歩きましたがそれらを結ぶ尾根道は手持ちの参考書に記事がなかったので行きそびれていました。今般、ネットで通行可能なことが確認できたので歩いて来ました。 青梅駅から少し東進して右へ行く秋川街道を南下。調布橋を渡り長淵5丁目BSのすぐ先右手に天祖神社の入口があります。長い石段を登れば境内で、指導標に導かれて神社右手から登って二ツ塚峠への尾根道に。 途中、霊園上部の車道に出合いますがすぐに山道へ。この辺青梅の市街地から少し入っただけなのに「クマ目撃情報」の表示があり、ビビって気休めの風鈴を腰にぶら下げます。次いで「イノシシ目撃情報」の表示も。進むに従って杉林から落葉樹の明るい道となります。展望はありませんが、樹間から見える景色に人工物がないので意外に山深い感じがして気分良く歩けました。 二ツ塚峠(旧二ツ塚峠)は、鞍部ではなく、尾根が分岐するピーク付近にあります。ここまで整備された道だったのでベンチを期待していたのですが、なかったので木から張り出した根に腰掛けて弁当タイム。食事後、指導標に従って秋川街道・新二ツ塚峠を目指します。 右へ分岐する道を2度見送ればアンテナ施設。左から車道が登って来ていますが、2つの施設の隙間の若干藪っぽい道を行けば最後左へ巻き下って秋川街道へ下りつきますので車に注意して横断、対面の山道に入ります。地名標識は見つかりませんでしたが見上げるアンテナの方向や道路の様子等からここが地形図注記の二ツ塚峠(新二ツ塚峠)だと思います。 少し登り分岐を左へ、羽村草花丘陵を目指します。この尾根道は概ね展望には恵まれないものの、凹凸も少なくサイクリングにも良さそうな落葉樹主体の明るくて気持ちのいい散歩道でした。やがて、突然謎のモニュメントが出現。盾をかたどった碑で「第五機動隊」関係らしいのですが詳しい説明は見つかりません。ベンチで休憩。その先シカの像(第六機動隊)、上面が日本列島をかたどったコンクリ製テーブル状レリーフ、若獅子の像(第七機動隊)と次々に謎のモニュメントが出現します。その先、右側が警察関係施設らしき金網の道となりますが、ここには「マムシに注意」の表示。 行く前に地図を見た印象では満地峠付近は里山にありがちな道の錯綜等でルートがわかりにくいのではないかと心配していましたが、実際は分岐ごとに指導標が完備していて迷うことなく満地峠(と思われる広めの5差路。地名標識発見できず。)を通過することが出来ました。草花丘陵方面を差す指導標に「浅間岳から大澄山方面への道は崩落のため通行止」との注意書きがありました。 浅間岳が近づくと尾根道の左側は絶壁、右側はゴルフ場となります。ハイキングコースがゴルフ場の脇を通るのは珍しくありませんが、ここの場合プレー領域との間に林等の緩衝地帯がなくてティーグラウンドやフェアウエイがすぐ間近にあるので、プレー中ならOB球が飛んでくる可能性がかなり高そうで怖いです。筆者の腕前なら1ラウンドで数発はハイキングコースへ打ち込みそうです(^^;。 浅間岳で最後の大休止。ここから大澄山方面への道が草花丘陵のメインルートですが通行止なので断念し、細い谷に沿った道を下り、羽村市郷土博物館前、羽村堰下橋を通って羽村駅に行きました。 長野とかでなく東京青梅の市街地から少し入っただけなのにクマ出没とは驚きました。最近、ハイキングコースではクマ、イノシシ、スズメバチ、マムシへの注意喚起の表示によく出合いますが、本日のコースはこのうち3つがそろい踏み。幸いどれとも出くわさずに穏やかなヒルウォーキングを楽しむことが出来ました。 ガイドブックでは空白の区間でしたが、道は整備され要所に指導標がありました。道の分岐も多かったのでこの周辺でいろいろなコースが組み立てられそうです。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |