2015年 7月31日(金)晴 (京王線・高尾よりバスで)日影BS 925…1010 4号路合流1015…1030高尾山1050 (230) 45 (520) 15 (△599) …1120一丁平(みんなの広場)1135…1153城山1217…1247ベンチ1254…富士見茶屋1314 30 (560) 18 (△670) 30 (380) 20 (210) …1332弁天橋1337…1408JR・相模湖 18 (130) 31 (200) 体力度B- 神経度A (歩行合計約4時間00分) ◇5万図 八王子 上野原今回は、今まで知った高尾山の登山道で唯一未踏だったいろはの森・学習の道を登り、東海自然歩道を城山−弁天橋と辿りました。良く整備されたコースなので、真夏でも草や虫等の問題はなさそうです。 最近は影の薄い東海自然歩道ですが、設定当時は結構話題になっていて、筆者は「エアリアガイド 東海自然歩道@ 高尾から富士川へ」(1970 昭文社)を購入しています。 高尾駅から日影バス停までここ3回くらい徒歩でしたが、今回はバスを利用しました。いくら歩きに来たとは言え、灼熱の車道歩きは可能であれば辞退したいところです。 バス停の少し先で日影沢林道に入り、キャンプ場で左へ入り、バス停から10分ほどで右に北尾根(仮称)コースの分岐を見送り、沢沿いに進みます。沢を渡ってジグザグに登って尾根道となり、更に尾根の右側の道となると左から来る4号路に合流し小休止。この辺まで来ると下界の車道等に比べて環境は涼しいのですが、体内からの発熱で汗だくだくです。 始めは沢沿いのいろはの森・学習の道。すぐ先で右に分かれる4号路を見送って進むと、左からの1号路に合流して程なく高尾山山頂です。 天下の高尾山ですから平日ながら数十人で賑わっています。前回、3月に来たときは改築工事中だったビジターセンターが完成していたので見学しました。 城山を目指します。現在この道は殆ど奥高尾縦走路との認識ですが、東海自然歩道の一部でもあります。かなり下った後、登りますが、ちょくちょく振り返ってもなかなか高尾山が目の高さに来ません。まあ、高尾山から130m近く下っており、高尾山と城山の標高差は70mなので、かなり城山に近付いた地点まで来ないと高度が回復しないのは当然です。 やがて、広場に出て一休み。ここの地名を知りたくて周りを探すと「みんなの広場 一丁平」と言う表示を見つけましたが前回来た「一丁平」(展望台)とは様子が違います。帰宅後調べてみると、前回の「一丁平」はすぐ先のピーク付近で、今回は巻いてしまったようです。 大汗かきながら、城山に登り着くと、茶屋のかき氷を食べている人が目に付き、バカ高でもない(300円)ので「食べたい」という誘惑に駆られましたが、ここまでかなりお茶(2Lペットボトル)を飲んでいて、弁当を食うのにこれ以上胃をタプタプにするのは宜しくないので自重しました。山頂の広場は、殆ど茶屋のテーブルに占められているので、一段下の広場の倒木に腰掛けて弁当タイム。 一段下の広場から城山山頂部を見る。東海自然歩道はここから奥高尾縦走路と分かれて相模側へ下って行きます。30分くらい下ったところにベンチがあったので小休止。樹林の中の下りは始めは涼しかったのですが、里に近付くにしたがって暑くなってきました。2゚C違えば体感でもはっきり判ることは室内冷房でも経験していることで、気温差/高度差の0.6゚C/100mはバカになりません。足下に墓地が見え、富士見茶屋の前で里に出ます。 斜面の小径から弁天橋を見下ろす。ここから弁天橋を示す指導標を頼りに里道を行きますが炎熱地獄です。R20を渡り、車道から小径に入って下って行くと、少し涼しくなり、斜面をトラバースする道の途中から、弁天橋らしき橋が見えます。下りきって小さな橋で支流を渡ると、小平地に四阿のようなバラックが建っていて縁台風のテーブル上に大小4匹のぬこがリラックスしていました。 リラックスするぬこ4匹。少し登って、相模川に架かる弁天橋を渡り、小休止。どうと言うこともない場所ですが、緑に囲まれた川辺を歩くのが、R20を駅まで直行せずここまで足を伸ばす価値という事でしょうか。大分下ったので、駅までの登り返しが憂鬱です。 斜面を登り、またまた炎熱地獄の車道となって養護学校わきから突当たりを右へ。少し先で左・嵐山方面へ向かう東海自然歩道とお別れです。 右に発電所を見て、その先の堰堤が見えます。上を渡ってみると小河内ダムとかに比べるとかなりしょぼい感じの建造物ですが、確かにこれが相模川をせき止めて相模湖が出来ているのが判ります。堰堤名を見ると「相模ダム」。そのまんまやんけ。小河内ダム−奥多摩湖のように堰堤と湖の名前は違うのが普通なのですが。こんなに狭い幅で堰き止めて奥多摩湖に近い(帰宅後調べてみると約3/4)の面積の湖が出来ているのはかなり良い立地だと思いましたが、高さ(水深)がないので貯水容量は約1/4です。 相模ダムからそのまま車道を行けば湖畔の相模湖公園ですが、相変わらず炎熱地獄の中、右の小径を登って相模湖駅に直行しました。 今回、小径部分もほぼ遊歩道と言っていいくらい整備された道なので夏でも問題ないと思い、それはその通りでしたが里道の暑さには参りました。夏に歩く低山コースとしては整備された道というだけでなく、灼熱地獄になりそうな部分が短い事が望ましいと思いました。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |