仙元山(比企)



                      2018年10月30日(火)晴

ヤオコー小川SC店1012…1114仙元山1125…1139青山城跡1145…1219四阿1235
       (90)    62   (△299)    14      (・267)    34   (215)

…1242見晴らしの丘公園展望台1305…1330道の駅おがわまち(伝統工芸館見学)1430
07                (215+13)    25                (80)

…1509東武線・小川町駅
39                (90)

                          体力度A 神経度A (歩行合計約3時間25分)
◇5万図 熊谷
□筆者参考文献 「埼玉県の山」(2016 打田^一) 

 仙元山へ登るなら、南の大日山、物見山と辿り小倉城址まで縦走するのが基本コースです。「分県登山ガイド 埼玉県の山」(山と渓谷社)の旧版にはこれが「楽々コース」として掲載されており、97.12.28に辿りました。その新版には、更にお手軽な、仙元山から見晴らしの丘公園経由で下山するコースが掲載されており、今回はこのコースを歩いてみました。

 まず、小川町駅前の太い道を南進するのですが、筆者はやや西にあるスーパー「ヤオコー」で弁当を2個買い、朝食は自宅で済んでいるのにそのうち1個をイートインコーナーで食した後、この道に合流しました。小川町駅入口交差点から先は細道となり、突当たりを左折して太い道に出合ったら右折しそれを南進。橋を渡って青山陸橋西の交差点のすぐ先で標識に導かれて左折、踏切を渡った先の指導標の所で右折して仙元山を目指します。
 山道に入ると、直進・巻道(本線)、左・天満宮経由に分かれますが、折角なので左へ。しかし、意外ときつい登りの割に天満宮はショボかった(^^;。少し下った鞍部で本線に合流。
 あとはどんどん登れば百庚申を経て仙元山山頂。小川町方面が見渡せます。参考書に従い、ここから青山城跡を往復。片道15分ほどですが、途中2箇所空堀っぽい所が見られるものの、さほど顕著な遺構はないので、既に通った事があったり、いずれ物見山方面への縦走するつもりなら割愛してもいいと思います。
 青山城跡から戻り、仙元山を過ぎて150m位北の分岐点で「見晴らしの丘公園→」の指導標に従いから東へ。樹間北面には物見山方面が意外と立派に見えます。北へカーブしパラグライダー発信地、「下里の大もみじ」と過ぎると、左手僅か上に真新しくて立派な四阿があります。
 四阿のベンチから見る東面の展望は、意外と山深い感じに見えます。今日、ここまで歩いてきた中では最も気分のいい休憩地なのでゆっくり寛ぎます。弁当タイムにもバッチリの場所なのですが、朝食2回がまだ効いているので、それは持ち越し。


 快適な四阿。


 四阿の僅か先で車道となり、それも僅かで見晴らしの丘公園の展望台です。最上階まで登ると、小川町市街を中心とした大パノラマが広がります。あまり視界の良くない日でしたが、四津山の奥に赤城山、その右手に日光連山の姿も認められました。


 見晴らしの丘公園の展望台。


 展望台より四津山・赤城山。


 売店の左から下山。途中の分岐は右へ。「展示館 休憩所」の先で車道を右へ行き、左カーブで橋を渡り、そのまま直進して細道を行けばR254に出た所の右手が「道の駅おがわまち」です。
 売店を見た後、テント下のベンチで弁当タイム。その後、併設の「埼玉伝統工芸館」(入館料\300)を見学。ここにあるので展示は和紙中心ですが、県内他地区の特産品、人形や足袋なども展示されています。
 ここからバスも利用出来ますが、R254から仙元山を眺めつつ小川町駅まで40分ほど歩きました。


 帰りのR254から仙元山を眺める。



 終わってみれば今回のコースのハイライトは、広大な眺めの見晴らしの丘公園展望台でした。なので、次回の仙元山はこちらから登って小倉城址への縦走がいいと思いました。



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