野末張見晴台・大築山(比企)



                      2018年11月21日(水)晴

あじさい山公園第2駐車場802…あじさい山公園上部841…928野末張見晴台954
             (130)   39            (345)   47          (634)

…大築山分岐1005…猿岩峠1103…1119大築山(西端)1155…里道出合(麦原)1235
11     (675)    58 (380)    16    (・466)         40     (255)

…1303あじさい山公園第2駐車場
28                      (130)

                          体力度A+ 神経度B- (歩行合計約4時間10分)
◇5万図 川越 秩父 

 ネットの地理院地図で目星をつけて、地名で検索して見つけたマイカー利用お手軽日帰りコースです。越生のあじさい山公園の南北の尾根を巡るコースなので、公園近くの駐車場を利用すれば麓の車道歩きが短縮できるのですが、ネットでは少し離れたあじさい山公園第2駐車場の記事しか発見出来なかったので、そこを歩行の起点・終点としました。

 駐車場から谷沿いの車道(あじさい街道)を進むと、左折赤坂・直進麦原の分岐点で、あじさい山公園へは直進ですが、ここからなら赤坂経由の方が尾根上まで近そうなので左折を選択。小便小僧を通過して折り返しながら南斜面を登って行くと明るく開けて赤坂集落。更に登れば尾根上に出た所があじさい山公園の上部で、反対(北)斜面に公園は造られています。ここからは、公園の下の谷を隔てて後半歩く尾根が望まれます。
 ここからは尾根沿いの幅2m位ある山道を登って行きますが、ダートながら車が通れそうな平らな部分と、えぐれていて自転車でも難しそうな部分がありました。やがて舗装道路に出て、しばらく進み、道が尾根を回り込むカーブの内側を僅かに登れば、平坦に造成された野末張(のすばり)見晴台です。ベンチで大休止。東面を中心とした展望が広がります。


 野末張見晴台。


 更に舗装道路を行きます。このまま尾根を登り詰めれば奥武蔵高原主脈(丸山〜日和田山)に突当たりますが、その中間から右手に分岐する尾根の道に入ります。分岐点の表示の「← 大築山 (城山)」の立札はこちらからは裏向きなので見過ごさないように注意が必要。


 大築山方面への分岐点。


 この道に入ってすぐ登り着くピーク(683m標高点あり)が本日の最高点ですが、無名ピークです。この後、ざらざらと滑り易い下りが出てきて、皮軍手着用、木などにつかまりながら慎重に下ります。
 やがて、植林の中の穏やかな道となり、Y字路に。右はいい道、左はえぐれてどろどろした道ですが、分岐点の木に巻かれたテープに「← 城山」と書かれていたので左へ入ると、案の定、始めの10mくらいまでで2度スリップして転びました(^^;。しかも、少し先で右の道と合流T_T)。
 その後も展望のない植林帯を淡々と下り進み、辿り着いた大築(おおつく)山の手前の鞍部は道が交差していて「猿岩峠」らしいのですが、指導標はあるのに現在地名の表示はありません(と言うか立札の文字が消えている模様)。
 峠から本日最後の登りをひと頑張りすれば城山(大築城跡)とも呼ばれている大築山に到着。


 大築山山頂(西端)。


 大築山の山頂部の平坦地は広く、東西60m南北20m位ありそうですが林になっていて道以外の切り開きは殆どありません。山頂標識は西端にあったので、その近くで弁当タイム。ここからは、堂平山・笠山が望まれます。


 「大築城跡」の看板付近より都幾山・雷電山・弓立山。


 大休止の後、山頂部を東へ少々行けば「大築城跡」の看板があり、そこからは、都幾山・雷電山・弓立山が望まれます。更に東へ進み、小築山との鞍部から右に下るとすぐ丁字路。右へ行き、次の分岐で指導標が「麦原」を示す方向へ下ります。
 麦原集落上部で里道(舗装道)に出て、道也に下って行きます。ミカンの類の実がやたらと目に付く明るくのどかな山村風景です。集落下部まで下ってあじさい街道に合流、今朝分かれた赤坂分岐点を経てあじさい山公園第2駐車場に戻りました。

 好展望の場所もあり、ルートファインディングもちょっぴり楽しめ、山腹の集落の風景にも癒され、小春日和にマイカー利用で訪れるのにはなかなかの好ルートでした。



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