2018年12月24日(月)快晴 東武線・太田駅956…高山神社1020…1034大光院1042…駐車場の展望台1113 (42) 24 (75) 14 (50) 31 (190) …1136金山1205…標高点P 1231…1310休憩所1315…高山神社1334…1351太田駅 23 (・239) 26 (・184) 39 (126) 19 (75) 17 (42) 体力度A 神経度A+ (歩行合計約3時間30分) 【GPS記録】距離8.8km ◇5万図 深谷大田駅北口を出て、まずは登山口の大光院を目指します。北西方向なので、西へ行って北へ行けばよいのですが、弁当調達でコンビニ(7-11)に寄るために、適当に道を拾って行きました。 コンビニ手前を左(西)へ行くと右手に山裾らしき高まりが見えたので行ってみると神社らしき石段があります。それを登りきって鳥居をくぐった頂上広場には基礎のみがあり不気味です。地形図に建物の記号と高山神社の注記があるのですが、ネットで調べてみると建物は放火により消失したとのことでした。 基礎のみの高山神社。西側に下りて、また道を拾って大光院(寺)に着きました。 境内の広場のベンチで休憩し今後の道を地形図とスマホのネット記事で確認。渡り廊下の下をくぐって [西山ハイキングコース> の指導標の先から登り始めます。尾根に出て、緩い起伏を行けば四阿の先で道は二分。右へ行くと巻道となりますが、次の四阿から左へ斜面を登れば尾根に乗り、右手に駐車場があります。ここのトイレの屋根は展望台となっていたので寄って行きました。 この先、城跡らしい屈曲した道となりますが、尾根上またはその右側を行きます。石畳や石垣が目立ちますが、遺構なのか最近の模造構築物なのか区別がつきません。途中、尾根を戻るように左へ少し行った所(222.3m三角点付近)にある「物見台」に寄って、日光・赤城・榛名等の山々の展望を楽しみました。 物見台。 金山城跡。更に金山城跡の見学路を行き、最後に緩くて短めの石段(実際に通ったのは右脇の仮設木道)を登れば新田神社で、ここが金山の山頂です。木立に囲まれていますが、東端から筑波山は望まれます。ベンチに腰掛けて弁当タイム。 山頂・新田神社。来た道を少し下って、東寄りの道を探して東山コースに入りました。始め、すぐ右に見える車道を歩くのではと心配しましたが、車道は尾根から離れて行って安堵。 松風峠付近で車道を跨ぐ太鼓橋を渡れば次のピークは左へ巻くのが本線のようですが、登る道もあったのでそちらへ。登り着いた184m標高点ピークには山名表示等はなく、なぜかシイタケのホダくらいの長さに切られた丸太が積まれていました。 橋から数えて三つ目のピークには表題「中八王子山矢倉台」の白い立札がありますが字が薄くなっていて読み辛いです。 下って突当たりを左へ行き、指導標が「親水公園」を示す方へ下って行くと鞍部よりやや西の地点で車道に出合いました。車道を左(東)へ150mくらい行った所が峠(鞍部)で右手に一段上がった園地からやや藪っぽい道を登って行けば左手からの遊歩道に合流し、登りきったピークには「休憩所」の標識がありました。休憩所はコンクリの床の上に低い囲いのある向かい合ったベンチという、屋根のない四阿のような不思議な造りです。 その先で道は二分しますが、長く尾根を歩きたいので右の道を下ります。右手に野球場を、その先左手に「受楽寺」の門を見て車道を横断。次のピークに登る道はなさそうなので左から巻いて行き、南側へ回り込むと折り返すように石段がありました。それを登ると見覚えのある景色。今朝来た高山神社です。地形図を確認すると、なるほど、高山神社のピークは東山コースの尾根の南端ピークと言えます。 高山神社から太田駅へは往路を戻りました。 往きの電車で足利市付近を通るとき、車窓の小山が気になりました。地図を見ると「浅間山」(たぶん「せんげんやま」)。帰りに足利市で下車して寄りました。麓から70m程の標高差をジグザグに登り切れば祠のある北峰(約110m)からの眺めは抜群でした。渡良瀬川対岸の行道山が懐かしく眺められ、今日登った金山も逆光ながら振り返ることが出来ました。白い浅間(あさま)山は東京から見る富士山のような雰囲気で印象的です。南へ108.7m三角点峰(石祠あり、展望なし)を越えて鞍部の車道を東へ下りました。折角なので、渡良瀬橋を渡って対岸の「渡良瀬橋」(森高千里)歌碑も見て行きました。 足利・浅間山より金山。今回のハイキングは買ったばかりのハンディGPS・etrex 20xの初運用です。その結果は期待通りのもので、従来品 etrex LEGEND では「衛星ロスト」になりがちな樹林帯でも途切れることなく軌跡を記録する事が出来ました。使える衛星の種類が増えた(従来は米のみ。20xでは+露+日。)だけでなく、感度自体も上がっている気がします。その結果、捕捉している衛星の数が2〜3倍はある感じ。 最初に買った GPS 38 の表示は緯度・経度の数字だったので、現在地を知るために、方眼線を引いておいた地形図にプロットしていました。 次の LEGEND では50m等高線地図が表示されたので、方眼線は不要で地形図へのプロットは楽になりました。しかし、樹林帯などですぐ衛星ロストしてしまうので、個人サイトのハイキング報告に載せる案内図の足跡ルートは一部地形などの記憶から推定しており、不正確になりがちでした。 20x も行動中に地図として使うには表示範囲が狭すぎるので、紙の地図との併用は従来と変わりませんが、カラーで10m等高線地図が表示されるので地形図との照合は更に容易になりました。また、今回は軌跡が途切れることなく記録されたのでそれをそのまま足跡と認定することが出来ました。更には、メーカーサイトからDLしたソフトで軌跡をパソコンに地図ごと転送・表示して、プリントスクリーンで得た画像を加工して案内図を作る事も出来ました。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |