南高尾山稜・小松ハイキングコース(津久井)



                        2019年2月21日(木)晴

大垂水BS 1035…1102大洞山1107…1143見晴台1153…草戸山分岐1239
  (372)     27    (・536)    36     (455)    46     (414)

…1311コミュニティ広場駐車場1317…小松城跡1345…金刀比羅宮参道口1358
32                     (303)    28   (216)    13           (165)

…1428はま寿司1458…1537橋本駅
30       (154)    39     (141)

                         体力度A+ 神経度A+ (歩行合計約4時間30分)
                【GPS記録】距離14.4km
◇5万図 上野原 八王子

 例によって地理院地図で手頃な山を物色してたら、城山湖周辺に歩けそうな未踏の尾根を複数発見。今回は、その中で顕著に東へ伸び、広田小学校の西で没する尾根を選びました。実線で描かれた道が通っていますから歩けそう。城山湖の西側の南高尾山稜も最近行ってないのでこれらを結んで歩くことに決定しました。

 南高尾山稜は短めのコースなので、高尾山あるいは小仏峠方面から歩いて入るのが定番ですが、今回は大垂水峠付近から直接入りました。高尾山口1014発の相模湖駅行バス(使えるのはこの1本のみ)に乗り大垂水下車。この付近、南高尾山稜側は傾斜がきついせいか、R20から直接は入れず、高尾山側から歩道橋を渡って入ります。大垂水峠の歩道橋は相模湖駅行のバス停からは250mくらい先にあり、歩道橋の登り口は更に30mくらい先、実際の峠は歩道橋から80mくらい先です。


 大垂水峠の歩道橋。


 始め左側から巻登ります。R20に切れ落ちる斜度は45度くらいあって、もろい細道ならビビる所ですがしっかり踏み固められて幅0.5m以上あるので比較的安心して歩けます。
 主稜線に出てふた登りくらい頑張れば肩のような場所(ベンチあり)に登り着き、左へ折れて少し登れば大洞山です。(「 大洞山 0.1km」の表示がありますが実際は150mはありそう。)
 大洞山のベンチでおにぎりタイム。ここは明るく切り開かれていますが、木に囲まれて展望は楽しめません。  大洞山が最高点で、ここから先はずっと下り基調です。巻道が多いので目立った登りもありません。初めてなら尾根通しで出来るだけ全ピーク踏破するのがいいでしょうが、特に登って面白いピークもないので2回目以降なら使える巻道は全て利用してのんびり歩くのもお勧めです。今回も巻道利用^^;)。
 全般的に展望は良くありませんが、1カ所、巻道から南面が開けた場所があり、ベンチもあるので、ここで2個目のおにぎりタイム。これで、高尾山口の売店で調達した本日の食料終了。(「見晴台」の表示あり)
 やがて、辿り着いた三沢峠付近でメインルートは、柿ノ木平へ谷沿いに下る道、草戸山方面への尾根道、峰ノ薬師方面への尾根道、の3つに分かれます。
 取り敢えず峯ノの薬師方面へ向かうと5分ほどでまた草戸山方面への分岐があり、見送って峰ノ薬師方面へ南進、城山湖南岸の尾根道を目指しますがアンテナ施設が並んでいてその方向(左)へ行く道がなかなか見あたりません。分岐から300mほども進んでアンテナ施設がとぎれた先でようやく現れた左折路に入れば今来た尾根の東面をトラバースして、目的の尾根道に合流します。この道は車道規格の広い道でした。地図を見るとここへは、三沢峠から草戸山方向への道に入り、200m強行ったところから右折してトラバースして来た方が近道でした。


 野鳥観察休憩所より城山湖。


 しばらく進むと、左手に「野鳥観察休憩所」の四阿があり、城山湖の湖面を覗く事が出来ます。更にその先、「加藤武雄文学碑」のところで右手の小径に入りますが、城山発電所の前で車道に合流します。そのまま道成に進めば左手は「城山湖コミュニティ広場」という観光施設があり、日中のみ解放している無料駐車場もあります。ただし、ここに登り着く車道は二輪通行禁止だそうです。フザケルナ!。ここでトイレ休憩。
 実は、この辺りの最高点、351.8m三角点ピークに寄ろうと思っていたのですが、こちら側からは道がなさそうなので今回は断念。


 小松ハイキングコース入口手前の梅。


 駐車場前からは左へ行き、右手に梅を眺めて少し進めば、右に目的の尾根道の入口があります。林道のような道ですが車止めがあり一般車は入れません。と言うか、歩いてみると微妙に細い部分とか、悪路とかあって、普通の車種では走行困難と思われます。
 南高尾山稜や、城山湖周辺では平日とは言えハイカーや散歩する人(どちらも高齢者)をちらほら見かけましたが、この道は終始無人でした。しかし、ハイキングコースらしい指導標等があるので帰宅後調べたら、ここは「小松ハイキングコース」でした。
 終盤近く、「小松城跡」の説明板があり、右に小径が分かれていたので入ってみると、確かに空堀らしき人工的な小地形が見られました。祠があり、その裏が最高点のようなので登ってみましたが何もなかったのでその先の空堀から左へ下り、メインルートに復しました。


 小松城跡の祠。


 その先竹林が現れると、両側との標高差は僅かになりますが、道は尾根逸れずに末端まで通じていました。小川を渡って車道に出ますが、車道から見て橋の山側左脇に石柱標があり「龍籠山金刀比羅宮参道口」と掘られていましたから、小松ハイキングコースは金刀比羅宮の参道なのかも知れません。
 この付近のバス停にこの時間帯はバスが来ない事は事前に調査済み。頻発している三ヶ木→橋本駅のバスに乗るにはR413に出なければなりません。バスに乗るにしても、橋本駅まで歩くにしても、この車道(<43>)を「八幡宮前」交差点まで行って左折するべきなのですが、 すぐ先の交差点で左折して広田小学校前の道へ入ってしまい、若干遠回り。
 そのまま進み、適当な所で右折して、「コピオ城山」前で左折して、「東原宿」交差点でR413に入りましたが、そのすぐ先に「はま寿司」を発見。下山後は、そばやラーメンが定番ですが食いたくなって寄っていきました。
 筆者は「はま寿司」を日頃利用してるのですが、ここ「相模原城山店」は比較的新しい店で、進化しています。既製品は回さず、全て受注生産なのです。なので、ベルトは高速化しており、早く届くし、発注者の目の前で止まるので取り間違えも起きません。そもそも筆者はいつも全て注文品を食べてるので、この仕組みは願ったり叶ったりです。
 山中でおにぎり2個食ったのに、寿司を18個食ってしまった。バスは頻発していますが、罰として橋本駅まで徒歩。でも、その消費カロリーはせいぜい寿司3〜4個分です^^;)。  橋本駅へは踏切を渡って北口が近いので、そちらへ行ったのですが、京王線の駅は南側にあり、入口は手前(西)にあるので南口へ行くべきでしたT_T)。

 城山湖周辺はまだ未踏の尾根道も多く、今回行かなかった351.8m三角点ピークや金刀比羅宮にも行ってみたいのでまた行く計画を立てようと思っています。



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