2019年2月27日(水)曇 若葉台住宅BT 921…雌龍籠山1000…1015金刀比羅宮1022…本沢ダム南上通行止1037 (213) 39(△351.8) 15 (310) 15 (325) …城山湖南岸西側通行止1048…三沢峠分岐1114…1132草戸山1143…本沢ダム南1206 11 (284) 26 (400) 18 (・364) 23 (286) …草戸山1228…草戸峠1238…1254青少年センター分岐ピーク(道間違い往復)1301 22 (・364)10 (341) 16 (313) …権現平1326…1351館ヶ丘団地BS 25(・272) 25 (213) 体力度A+ 神経度B- (歩行合計約4時間20分) 【GPS記録】距離11.1km ◇5万図 八王子前回近くを通って気になっていた、津久井・城山湖近くの351.8m三角点峰と金刀比羅宮に寄るハイキングコースを計画しました。城山湖の周辺に歩けそうな未踏の尾根はまだあり、351.8m三角点峰へは前回に歩いた小松ハイキングコースの1本南の尾根から登り、金刀比羅宮に寄った後は本沢ダム堤体上を渡って草戸山へ登り、地理院地図の「権現谷」注記の北に横たわる尾根を下って館ヶ丘団地へ下ることを目論見ました。(これより北の343.0m三角点峰の尾根は以前初沢山(高尾駅南南西の294.1m三角点峰)から尾根通しに草戸山へ行こうとして、その時は「立入禁止」に阻まれています。) 351.8m三角点峰の攻略がすんなり行けば、3時間程度の軽いショートコースのはずでしたが、行ってみるとそこよりも後でうっかりが重なってコースが延び、普通の日帰りハイキングになってしまいました。まあ、歩きに来たのだから多少の距離延長は結果オーライですが^^;)。 橋本駅南口から若葉台住宅行バスに乗り、終点で下車。このバスは2本/1時間程度の運行ですが、がらがらで、途中の停留所(三ヶ木行と共通の区間が長い)でも、バスを待ってる人殆どに見送られていました。尚、ここの若葉台は京王線の駅の若葉台とは全く別の場所です。(「若葉台」は全国各地の新興住宅地や団地に多い地名です。) バスターミナル前の車道を西進、三差路を右へ登って行けば風景が尾根沿いらしくなります。やがて、左手に津久井湖、津久井堂所山方面が見えますが、視界が悪く、奥の丹沢主稜はほとんどシルエット状です。その先左手に地理院地図の破線の道の入口発見。 雌龍籠山への藪道。この道は明瞭ですが、倒木が多く、藪っぽい部分もあり、整備された登山道と比べると登るのが大変です。とは言え、標高差が60mほどなので13分くらいの頑張りで351.8m三角点峰の山頂に到着。「めたつご山」と「雌龍籠山」、2枚の木札があり、山名(漢字表記と読み)を知ることが出来ましたが、三角点標石を確認するのを忘れました^^;)。 幸いなことに、北側にも道があったのでもと来た道を戻らなくて済みました。北側の道の方が藪は少な目でしたが1カ所倒木のため10mくらい左へ迂回しました。6分ほどの下りで城山湖コミュニティ広場の駐車場前の車道に着きました。前回この登山口の前を通ったときは、道の存在を知らなかったため発見出来なかったのです。 前回同様、駐車場入口から車道を東に進み、左へ入って行けば少し先の右手が小松ハイキングコース入口ですが、その向かい側の階段が金刀比羅宮への道です。30度以上ありそうな階段を手摺を頼りに登り、上の車道を渡れば金刀比羅宮です。 金刀比羅宮。短い階段を登って境内へ。前回、小松ハイキングコースの東側の入口に立つ「龍籠山金刀比羅宮参道口」の石柱が立派だったので、もっと大規模なものを予想していましたが、普通の神社でした。ベンチに腰掛けて休憩。今日は昼過ぎには下山完了の予定なので弁当タイムはなし。食料は飴玉だけです。 建物の右手から裏山に登る道があり、この道からは東面(都心側)が望めますが今日は筑波山はおろか、新宿の高層ビル群も見えませんT_T)。登り切った頂稜の東端には祠(航空神社)があります。帰宅後、この山は「雄(牡)龍籠山」であることを知りました。先程の雌龍籠山とセットになっているようです。 雄龍籠山頂稜部西端より草戸山・高尾山。頂稜部の西側から下りましたが、これが本日の迷走(歩きですが)の始まりでした。 下り着いた車道は城山湖畔や本沢ダム上を通る道より一段上(外)の道で、ダムに下りようと右手の遊歩道を進みましたがダム南端の南上で通行止。足下の斜面左手に湖畔に下る階段が見えたので、車道に戻ってその上部へ行きましたが階段の入口は閉鎖されていました。 ダム上を渡るのは諦めて、城山湖の外周を時計回りに辿って草戸山を目指すことにして更に車道を進むと、四阿がある辺りでは道幅が広がって細長い駐車場という趣です。更に進みますが、草戸山へ続く登山道の入口がないままこちらも通行止めの門に行き着きました。(地図を見ると道自体はこの先湖畔に下っているようです。)仕方なく、また引き返します。先程の階段入口近くまで戻って右折し、発電所の裏(上)の道を西進します。 発電所裏の道より雌龍籠山。この道は前回、南高尾山稜から歩いてきた道に繋がっています。林道規格の遊歩道に入れば加藤武雄文学碑の入口から前回通った道の逆コースとなります。野鳥観察休憩所を過ぎ、前回この道に合流した峰ノ薬師方面への分岐を過ぎれば個人的に初めて通る道ですが、間もなく三沢峠〜草戸山の尾根道に合流します。 この辺り、標高が400mを超え、本日の最高点です。ここから大きめの下りの後、多少のアップダウンがあって草戸山に到着。金刀比羅宮からここまで70分かかっていますが、当初の予定(ダム上経由)では30分程度のはずでした。四阿で飴玉をしゃぶって休憩。 ここからの出発で、本日第2の間違いを犯すと共に本日第1の間違いに気が付くことになります。10分くらい下った先で見えないはずの城山湖と本沢ダムが間近に見えているのです。GPSで確認するとダム方面へ下る道に入ってしまっていたのでした。ええい、「毒食わば皿まで」だ。ダムに行けるなら行ってみることにしました。 行けました。門がありますが16時まで解放されています。「南側からは進入禁止なのに北側からだけOKなんて事はあるのだろうか?」と思いつつ、折角なのでダムを対岸まで渡ってみました。南岸斜面に突き当たると、右側・城山湖畔方面は進入禁止ですが、左(東)側へは行けそうなのです。そこで地図を見て気が付きました。 その道は時計回りに雄龍籠山の山腹を周って金刀比羅宮の前を通り、今日雄龍籠山から下った地点方面へ向かっている道なのです。つまり、航空神社あたりから引き返して金刀比羅宮の前の車道を左(北東)へ行っていれば、当初の予定通りダム上経由で草戸山に登れていたのでした。いや、ダム南上の通行止地点往復の後でも逆に進んでいれば金刀比羅宮の前まで300mくらいでしたから当初の計画+α程度でした。なまじ下れそうな階段が目に入ってしまってそちらに急いだため、逆から攻める選択肢を考慮出来なかったのです。 草戸山まで戻り、今度は高尾方面への尾根道を下りました。草戸峠のすぐ先のピークから右手・個人的に未踏の道に入ります。この道もガイドブック等では見たことない道ですが、かなり踏まれていて指導標も点在する等ハイキングコースにはなっているようです。 平野方面の展望が開けたピークで間違えて「青少年センター」を示す指導標の方向(右)に入ってしまいました。尾根から離れすぎるのがおかしいと感じてGPSで確認しピークまで戻りましたが5分ほどのロス。ピークからは左方向に「町田街道」を示す指導標があり、こちらが目的の方向でした。ここには、展望の目標物方向を示す標識も複数立っていて、その中で見つけたのが「青少年センター」を示す指導標でした。ここまでもそれを見て来たので、「町田街道」を示す指導標を見つける前に釣られてしまったのでした。 青少年センター分岐ピークから25分で272m標高点ピークに着きました。ここにはペンチとテーブルがありますが、展望は良くありません。指導標に小さなプレートが貼り付けてあり「権現平」と書かれていたので、それがここの地名なのでしょう。 権現平。権現平から20分ほどで町田街道に出ました。町田街道を渡ってすぐ館ヶ丘団地の南縁の道へ入り東進します。程なく道が左にカーブしてすぐ右手にバスターミナルがありますが、乗車する場所はそこではなく僅かに先、道路左側の停留所でした。ここからの高尾駅方面へのバスは昼過ぎのこの時間帯でも10分間隔で出ており、しかも少し先の停留所では座席が埋まるほどの乗客数となりました。京王八王子駅行きですが、大半の乗客は筆者同様、高尾駅南口で下車しました。 今回、当初予定していたルートをすんなり歩けた場合と比べて90分くらい余分に歩きました。やはり、初めての区間を含むハイキングはこう言う事もあるので、ショートコースの予定であっても遅出を避けたのは正解でした。ただ、道間違い犯したのは2度とも落ち着いていれば判り易い場所だったのは反省材料です。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |