2019年4月12日(金)曇 釣場BS 900…高山925…949天神山南峰956…山王坂峠1005 (・182) 25(・330) 24 (・307) 09 (220) …1016堂西山防空監視哨跡1022…1040尾長入口BS 11 (・291) 18 (・140) 体力度A 神経度A (歩行合計約1時間35分) ◇5万図 秩父 川越前回ハイキングの下山地付近「原市場の森」をググって見ると、地元で整備中のハイキングコースとして紹介されていたのがこの中藤尾根です。前回ややきつかった事もあり、今回ショートコースは丁度いいので早速出かけました。 西武線・飯能駅から中沢行のバスに乗り、釣場で下車。満開のソメイヨシノより鮮やかなピンクの花(葉が殆どなく、ツツジっぽいが小さめの花。ミツバツツジか?。)の写真撮影などしながら1〜2分も進めば左手に「中藤尾根」の指導標がある登山口てす。 登山口。板で土留めされたステップの急斜面をジグザグに登って行けば尾根道となります。尾根は急傾斜ではありませんが直登なのでそこそこ急登です。この辺り植林帯ですが、間伐が行き届いているので、尾根や谷の地形がよく見えて面白いです。ただし、こういう場所では掴んだり、根を足場に出来る木もまばらなので、特に下りではずり落ちそうで少々ビビります。 歩き始めて20分ほどで通過する久根花山は肩のような所で、そこから5分ほどで高山に登り着きます。ここが本日の最高点ですが樹木に囲まれた寂峰です。 露岩の金亀石や三ッ窪峠を経て登り着いた天神山北峰で右折し4分ほどで天神山南峰。 天神山南峰の頂稜部はほぼ平坦に細長く、植林に囲まれた山頂より少し手前の方が雑木で明るいので、こちらに戻って休憩。しかし、展望はありません。 天神山を過ぎると雑木のやや急な下りあり。その後また植林帯となり、下り着いた鞍部は明瞭な道が交差する顕著な峠ですが、そこに立つ指導標に現地名なし。(調べたら無名ではなく「山王坂峠」でした。 雑木のやや急な下り。次のピーク周辺には人工的な小地形が見られたので城跡かと思ったら、現地に立つ説明板から「堂西山防空監視哨跡」と知りました。「戦時中、空襲に飛来する敵航空機をいち早く発見し、軍に通報する為の見晴らし所」がここにあったとの事ですが、ここも植林に囲まれて展望皆無。 堂西山防空監視哨跡。堂西山から下った鞍部には奥秩父線66号鉄塔があり、本日唯一の展望地。左右の電線沿いに視界が開けますが、鞍部なので遠望できる角度は広くありませんし、近隣の山に比べて標高が低いので、閉塞的な展望です。 石祠のあるピークを経て、里道に下り着けば尾長入口BSまで僅かです。 花壇の縁のコンクリブロックに座ったりしつつ30分以上待ってバスに乗りましたが、隣の停留所まで近かったので歩けば良かった。運賃は変わりませんが、隣の停留所にはベンチがあったからです。 堂西山まで頻出した真新しい指導標がそれ以東では皆無(登山口に古い指導標はあり)となるのは、またで全体としては整備中なのでしょうが、道は全区間明瞭です。しかし、特段の見所や展望地もないので低難度のショートコースとは言え、入門者にはお勧めできません。天覧山〜多峰主山や日和田山〜高指山等が先でしょう。でも、有名所を歩き尽くした人が、ショートコースで山の空気に浸かりたい場合には静かでいいと思います。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |