天覧山・多峯主山・龍崖山(奥武蔵)



                  2019年5月2日(木・休)曇一時雨時々晴

西武線・飯能駅748…803タイムズマート814…828天覧山838…909多峯主山925
        (108)   15            (117)   11   (・197)   31    (△271)

…932御獄八幡神社943…吾妻峡1013…1040龍崖山1101…園地下部1133…1214飯能駅
07          (235)   30 (105)    27     (246)    32   (150)    41     (108)

                          体力度A+ 神経度A (歩行合計約3時間40分)
                【GPS記録】距離10.1km
◇5万図 川越

 前日までは、曇や雨の日が続いていたので引きこもり。この日は「11時頃まで晴、その後曇で15時頃一時雨、ただし大気不安定でいつでもにわか雨の恐れあり。」の予報。なので、昼間過ぎには下山出来るプランと言うことで飯能周辺の超低山歩きを企てました。

 飯能駅からは適当に近そうな道を通って天覧山入口へ向かいます。公民館前から北上する道で、指導標に釣られて左の路地へ入ってしまいましたが、太い道をそのまま行った方が近かったです。
 天覧山入口脇のタイムズマート(個人経営のコンビニ)に寄ってあんパンとおにぎり個を調達。アニメ「ヤマノススメ」の店内展示も少し見学。
 天覧山への登り道は、紅葉の季節もいいのですが、この日は新緑とツツジの花がいい感じでした。天覧山山頂であんパンタイム。残念ながら雲や霞で、富士山等の遠景は見えません。


 天覧山への登り道は新緑とツツジの花がいい感じ。


 多峯主山へは尾根通しに行きたいのですが、指導標が「多峯主山」を示す道は谷へ下るルートに入ってしまうので、まずは「高麗峠」を示す道へ入るのが肝要です。201m峰を面過ぎてしばらくは比較的平坦で、多峯主山が近付いてから一気に登る感じです。
 多峯主山の山頂も展望やツツジの花で景色がよいのでのんびりしたい場所ですが、腹の直径が1cm以上ありそうな大きな虫が数匹ブンブン飛んでいるので落ち着けません。ハチだったら恐ろしいので、おにぎり1個食い終わったところでビビって退散。


 多峯主山のツツジの花と東南東方面の展望。


 多峯主山には何回も来ているのですが、御獄八幡神社に寄るのは初めてです。ベンチで、残りのおにぎりを完食。
 下ってみると神社の下は露岩の絶壁でした。ここから下る道も新緑の美林。谷まで下ると棚田跡のような里山的風情もいい感じです。


 棚田跡のような里山的風情もいい感じ。


 バス通りに出て少し西進した所から左へ入り名栗川にに下れば「ドレミファ橋」のある吾妻峡。ドレミファ橋は橋脚のみで桁がないので流れを跨いで渡ります。
 対岸から車道に上がり、少し東進した右手の八耳堂から龍崖山を目指します。登り口付近はシャガの群落が不気味です。第1ロープ坂、第2ロープ坂と、固定ロープのある道を登ります。バランス的にはロープが必要なほどの斜度ではありませんが、腕力が使える分、脚は楽です。
 龍崖山山頂も好展望。名栗川の対岸にさっき登った多峯主山が大きく、東は都心方面、北〜西は奥武蔵の山々が望まれます。山頂南の肩のような場所からは南面の展望が広がりますが、富士山はおろか丹沢方面も雲の中です。
 龍崖山公園方面へのハイキングコースを辿ります。道は主尾根の左側を行くのですが、谷の部分は水平に回り込まず横断する感じなのでアップダウンがあります。龍崖山を発った頃から小雨がばらついていましたがここへ来て本降りに。雨水を木の枝葉が溜めきれなくなって登山道にもぱらぱら落ちて来たので仕方なく折り畳み傘をを広げます。
 樹林帯が切れて、龍崖山公園の園地下部に到着。アースダムの斜面の途中のような雰囲気の場所ですが、上部の反対側は下り斜面ではなく、平らに均された造成地「茜台」です。赤根峠方面を目指すなら茜台へ登るところですが、今回は下の車道へ下ります。

 龍崖山公園の園地下部の調整池と帰路の車道。


 車道へ出たところの左下の谷底は下流に堰堤がある調整池ですが、対岸下部に坑道の開口部のような横穴が見えます。帰宅後調べたら、横穴は龍崖山の下を通って西側の調整池と繋がっているトンネルでした。
 後は車道を進み、飯能駅を目指すのみです。名栗川が近付く頃には晴れて来ましたが、傘は日傘のように差し続けて乾燥を図ります。左折すれば岩根橋を渡って飯能市街という交差点もそのまま直進するのが近道です。行き止まりになる手前で右へ行けば、左手に割岩橋が見えますの出これを渡ります。橋から見下ろせる飯能河原にはBBQ等日帰りキャンプ(?)を楽しんでいる人々が見えました。
 割岩橋を渡ってからもひたすら直進して飯能駅に戻り着きました。傘もすっかり乾き、折り畳んで収納することが出来ました。

 近場の比較的短いコースですが、緑にどっぷりと漬かり込み、花や景色を楽しむ事が出来ました。富士山が見えなかったのは残念ですが^^)。



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