2019年5月7日(火)曇 ミューズパーク南口BS 848…928多目的ハウス前942…950旅立ちの丘1003 (400) 40 (368) 08 (355) …三角点1042…十二天神社1109…1119尾田蒔学校BS 39(△328.4) 27 (256) 10 (216) 体力度A 神経度A+ (歩行合計約2時間15分) 【GPS記録】距離7.1km ◇5万図 秩父琴平丘陵とか四季の道小鹿野とか、秩父周辺の超低山歩きがなかなか良かったので地理院地図で交通の便を含めて歩けそうな所を探して、この尾根を歩くことに決めました。ミューズパーク南口BSまでバスで行けばいきなり尾根歩きが開始出来るので、後は行ける所まで尾根を辿って、秩父橋辺りで帰りのバスに乗ろうという算段です。 西武秩父駅からミューズパーク循環バスに乗りミューズパーク南口で下車。車道反対側僅か先から小径を登って樹林の遊歩道を行きます。この付近が本日の最高点(418mの標高点あり)です。少し先に「パノラマの丘」という展望地がありますが、両神山や群馬県境方面が僅かに望める程度です。その先少しで左の車道へ下るのが順路のようです。 この辺りの尾根を高原状に均して建設された観光施設「秩父ミューズパーク」の案内図によると、この尾根沿いの車道は「長尾根スカイライン」となっているので、この尾根の名は「長尾根」なのかも知れません。この辺り造成地の右縁の高まりが稜線状に残されており、その右側が元の地形、左側、平地との間の斜面は法面と言う感じです。稜線上に道はありませんが平地の車道より山道を歩きたいので法面中段の作業道らしき小径を行きましたが、それも僅かで、車道が稜線を横切る所で諦めて、長尾根スカイラインに下りて、その右側の歩道を行きました。 程なく右手の高まりはなくなり、尾根上はほぼ完全な平地となりますが、両側とも樹林のため展望はありません。左手に野外ステージがある辺りから、左側の広いタイル貼りの歩道「スカイロード」を行きました。 「多目的ハウス」の前の花壇の石に腰掛けておにぎりタイム。この僅か手前から右(東)に分岐した道を行けば、359.9m三角点付近に「展望台」がある筈ですが、先程の「パノラマの丘」の展望がしょぼかったので割愛してしまいました。しかし、時間もありますし大した距離でもないので往復するべきでした。 多目的ハウス前からはスカイロードの左を行く遊歩道に入りましたが、程なく終了してスカイロードに復しますと、南東面の展望が得られる場所「旅立ちの丘」に着きました。展望デッキに登れば、知る人ぞ知る秩父の名曲「旅立ちの日に」が流れ、秩父市街を見下ろし、その奥に武甲山や丸山方面が望まれます。本日唯一の大展望所です。 旅立ちの丘の展望デッキ。旅立ちの丘でミューズパーク施設は終了。その先は車道の右側の歩道を行きます。車道が右へヘアピンカーブするその先端の先に尾根は続きますが、カーブ先端付近は石垣になっていて分岐する道は見当たりません。仕方なく、曲がりきった所で車道を横断し、ここから左に分岐する道に入りましたが、そこには少し戻るような方向の道もあって、そちらに入るのが正解でした。 入った方の道は尾根の東側の下り気味の山腹道なのですぐに左折して尾根道まで登りました。しかし、どうせこの道になら、山腹道をそのまま行くべきでした。後で調べたら少し先に音楽寺があり、その境内を見物しながら尾根道へ上がれたのです。 尾根道まで登る途中で交差したトラバース道が先ほどの正解の道の続きで、ここでも右折してこちらに入るべきした。尾根道を道也に行き、西へ下る支尾根に入ってしまったのです。幸い、気が付いた地点からは右斜め後ろへ戻る道があったのですぐに本来のルート上に復す事ができました。 音楽寺上部の石仏群。着いた辺りは5差路くらいになっており、地理院地図の「小鹿坂峠」のようです。主尾根の道に入るとすぐ右手に音楽寺上部の石仏群がありました。この道は林道仕様で右手には「メープルの森」の表示があり、展望はないものの新緑に囲まれて気分良く歩くことが出来ました。 やがて、左手伐採地越しに宝登山方面が覗ける辺りから小径となり、328.4m三角点からの下り道は藪っぽくなります。 328.4m三角点付近。尾根を横断する車道に出ますが、この鞍部付近は尾根のつながりがずれていて、車道を100mくらい右へ行った地点から左折して尾根道を登ります。この道も林道仕様で、2つ目のアンテナ塔の先で左・右とクランク状に曲がった後、右へ大きくカーブします。この先も尾根は3.5kmくらい続きますが、ここから尾根を辿り続ける道はないようです。 程なく水道タンクの前に出て、林道仕様の道はここからも更に右に戻るような方向に曲がっていて、水道タンク脇からは小径が下っているのでそちらを下ります。この道も藪っぽいので、麓まで下れるか不安になりましたが、4分ほどで方丈ほどの大きさの祠に着いて安堵。祠の額には「十二天神社」と記されていました。 十二天神社。十二天神社の石段を下れば里道で、適当に道を拾って小学校・中学校の前を通ってバス通り(R299)に出るとすぐ右に尾田蒔学校BSがあり、時刻表を見ると幸い数分待ち(1126)の西武秩父駅行があり、僅かな遅延で来たバスに乗車する事ができました。 旅立ちの丘以外は展望は期待外れでしたが、小鹿坂峠以降の新緑の道は気分良く歩けました。ただし、一部藪っぽい箇所もあるのて、冬枯れの時期の方がいいと思います。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |