「ちか道」より高尾山(高尾周辺)



                       2019年11月30日(土)快晴

高尾駅1002…「ちか道」入口1019…1047金比羅台1056…1144高尾山1207
(170)     17         (181)    28       (387)    48 (△599.3)

…1239稲荷山展望地1248…1321高尾山口駅
32           (408)    33         (191)

                   体力度A 神経度A (歩行合計約2時間55分)
                【GPS記録】距離8.7km
◇5万図 八王子 上野原

 先日、高尾山の紅葉が見頃とのことだけど土曜日で混んでそうなので、その南隣の城山湖周辺を歩きましたが、紅葉の木は少なめでした。それで、平日で好天のこの日、本家高尾山へ出かけました。観光登山とは言え、今回はそれほど遅出じゃないし、元々大した歩程でもないし、と言うことでケーブル等使わず麓から歩いて登る事に。
 高尾山の代表的な登路・1号路は山頂から東北東に続く主尾根に沿って金比羅台手前まで行った後、山腹を折返しながら谷に下っています。しかし、尾根道は金比羅台の先、東麓まで続いており、こちらは1号路のような舗装道ではなく、「山歩き」らしさが楽しめる小径です。以前下りに使ったこの尾根道を登りに使うことにしました。

 高尾駅前からR20に出て西進、中央線をくぐって裏高尾方面の道を右に見送り、橋を渡って少々行けば右手に「右是 高尾山ちか道入口」と彫られた石柱あり。右折して住宅街の路地を登って行けば、傾斜が増した所で宅地は終り、山道となります。


 「ちか道」入口。


 この道、結構岩っぽくて山歩きが実感できる道です。雑木の中を進みますが金比羅台までは紅葉はほぼありません。しかし、登り着いた金比羅台では前後に紅葉が楽しめました。ここは東方(関東平野方面)の展望地で、以前、山頂方面が満員で、初日の出をここで見た事があります。暗いうちの八王子の夜景はなかなかの物でした。


 金比羅台の紅葉。


 金比羅台からはすぐ1号路に合流して山頂を目指しました。途中、院薬王院の手前や山頂近くなど随所で紅葉を愛でることが出来ましたので、本日の目論みは果たせました(^_^)。
 山頂からは富士山も何とか見える程度の視界はありました。しかし、平日だというのに人大杉T_T)。何とか山頂平地の縁の石囲い(縁石と言うには高いし何と言うのでしょう?)に腰掛けるスペースを確保して弁当タイム。
 紅葉を求めて、奥高尾縦走路に足を踏み入れて、一丁平辺りから南面の巻道を戻って来る事も考えていましたが、少し行ったら「台風の影響で不通箇所多数」みたいな掲示があったので自重、断念、下りは定番の稲荷山コースへ。


 旭稲荷の紅葉。


 稲荷山コースは尾根道なのに昨日の雨のせいかぬかるんでる箇所あり。以前にも、何度かこんな経験がありましたから、水はけが悪い土質なのかもしれません。登山口近くまで下って旭稲荷やその下辺り、更にはケーブル駅前ではまた紅葉が楽しめました。

 全山紅葉みたいな凄い眺めはありませんでしたが、それなりに楽しめたので行った甲斐がありました。あと、「ちか道」は短い区間ではありますが、登路としてとても楽しい道でした。



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