渋沢丘陵(丹沢周辺)



                        2019年6月17日(月)晴

小田急・秦野駅1022…1044白笹稲荷神社1050…1115震生湖公園1131
         (99)    22           (110)    25         (155)

…1154上智大植林地ベンチ1203…真栖寺前1218…1246渋沢駅
23                 (235)    15   (201)    28   (165)

                          体力度A 神経度A (歩行合計約2時間10分)
◇5万図 横須賀
□筆者参考資料 「東京近郊日帰りハイキング」(1981 馬場渓二)

 梅雨の晴れ間の軽ハイキング。暑い時期なので藪のなさそうなコースを選択。で、久々に渋沢丘陵。

 秦野駅から南へ震生湖方向の道を拾って行くと、程なく「震生湖」を示す指導標を発見。後は、要所にあるそれを追っていけば震生湖に導かれます。
 小学校の北側から西側に回り込んで行けばその先左手に白笹稲荷神社の入口があるので寄って行きます。社殿は150mほども奥にありますが、敷地が広大な割にしょぼいです。ベンチで休憩後、順路に戻ります。
 広めの車道を渡るといよいよ丘陵への登り。左にトラバース状に登って行く車道の上部からは、秦野の市街地の奥に丹沢表尾根〜大山等の眺めが見事です。


 丹沢表尾根〜大山等の眺め。


 右にカーブして尾根上の道となれば、ルートは全般的に西進です。
 間もなく左手に震生湖へ下る道が現れ、それに入ればすぐに湖畔に着きます。震生湖は関東大震災の地震で丘陵が崩れて川を堰き止めて出来た湖です。周囲は秦野市により震生湖公園となっていますが、湖と言うよりは池の雰囲気です。湖畔にベンチが見当たらないので弁当タイムには不適。少し散策した後、福寿弁財天の参道経由で尾根道に戻りました。


 震生湖。


 震生湖BSを過ぎた先で太目の車道に合流しますが、すぐに右へ分岐する細い車道(農道風)が尾根道です。緩やかに登る道からは海や江ノ島・三浦半島らしき陸地が見えました。


 海や江ノ島・三浦半島らしき陸地の眺め。


 樹林帯となり「ヤマユリの里づくり」の看板辺りから緩い下りとなり、樹林を抜けて水道施設とアンテナ塔を過ぎるとまた樹木に囲まれた緩い登りで、登り着いた上智大植林地辺りが本日の最高点です。ベンチがあったので休憩。本日は弁当不持参ですが、もし道中で弁当タイムにするならここでしょう。
 尾根道を緩く下って行き、樹林を抜けると、再び丹沢山地方面の展望ガ得られます。丘陵への登り道の時より塔ノ岳を正面から見ることが出来ますし、その西方の山々も良く見えます。


 塔ノ岳方面の眺め。


 この辺りから栃窪集落で、真栖寺(「ハイカーお断り」なのでスルー)の少し先で右に回りこんだ後、トラバース状に下って行く車道を尻目に、階段付きの急坂を直降します。この道は沢まで下ってしまうので橋を渡って反対側は少し登りとなります。
 広めの車道に出た後は、適当に道を拾って行けば、迷うことなく渋沢駅に着きました。

 久々に行ってみて、冬などの視程の利く日にまた行ってもいいなと思う、好展望のコースでした。富士山は雲の中でしたが、丹沢南部の山々をメインに、三浦半島、伊豆、箱根の山々や海も望めました。
 ほぼ全コース車道歩きですが、丘陵上の道は殆ど車には出合いませんでした。特に、太目の車道より西側の農道風の道では皆無で、遊歩道を散歩している気分でした。



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