2019年6月19日(水)晴 京急・津久井浜駅859…富士山登山口917…941富士山951 (16) 18 (32) 24(△182.9) …砲台山1017…1033武山展望台1057…武山登山口1122…1138武山住宅BS 26(・204) 16 (・200) 25 (57) 16 (21) 体力度A 神経度A (歩行合計約2時間15分) ◇5万図 横須賀 □筆者参考資料 「東京近郊日帰りハイキング」(1981 馬場渓二)梅雨の晴れ間の軽ハイキング第2弾は三浦富士〜武山という三浦半島では定番のコース。全国に富士と呼ばれる山は多数ありますが、5万図に「富士山」と註記があり「ふじさん」と読ませる二等以上の三角点峰は本家とここの2座のみという噂です。(他は「○○富士」だったり「ふじやま」だったり。)ただし本家の富士山も視界に入るコースなので、区別するために本文中は「三浦富士」と記します。 三浦富士へは京急長沢が最寄駅ですが、すぐに登山道へ入ってしまうのもあっけないので、今回は山を眺めつつアプローチする津久井浜駅からのコースとしました。 津久井浜駅から京急ストア前の道に出て左、すぐに高架をくぐって北へ適当に道を拾って行きます。やがて、石像と「三浦富士 武山」を示す指導標があり、その示す方向へ行くものの、すぐの右分岐で奥に鳥居が見えますので、そちらの道へ。 期待通りその鳥居は三浦富士の登山口でした。コンクリの小径を登って行くと車道に合流、それを行きます。車道の途中、ソーラーパネル群の向こうに三浦富士らしき山が望めました。道が小径となってぐいぐい登れば露岩に石祠や石碑が並ぶ、三浦富士山頂です。樹木のため展望は限定的で、本日は視程が悪く、海岸付近はもう霞んでいて、その先の海・陸・空の区別が付きません。 縦走路は緑が濃密。ミニ縦走開始。低木や下草が濃密な樹林帯を行きます。でも、この季節でも道には藪はなく、快適に歩けます。次のピークはこのコースの最高峰である砲台山。縦走路は山頂直下南西側を巻いていますが、当然、山頂に寄って行きます。でも、砲台跡らしいコンクリの遺構とアンテナ塔があるだけで、好展望もないのですぐ縦走路に戻りました。 いよいよ着いた最終ピーク武山の山頂部は非常に広く、東端近くにある「アゼリアハウス」は1階が休憩所、屋上が展望台でいずれも無料で自由に利用できます。展望台からは360度の展望が得られますが、今日の視程では三浦半島先端部も霞み勝ち。しかし、それでも流石に砲台山ははっきり見えます。その右奥の三浦富士も砲台山とかなり重なってはいますが、地理院地図で直線を引いてみると途中にそれより高い地点はないので、山頂は見えていたはずです。 武山展望台より砲台山方面の眺め。展望を楽しんだ後、1階で少し休憩して出発。下山の前に山頂西端地近くの武山不動に寄って行きます。本殿の裏(西側)に回ってみましたがそこから直接の下山路が見つからないので、山頂中央部近くまで戻って西麓へ下る道に入ります。 武山不動。この道はコンクリ舗装の細めの車道ですが里道に合流するまで車には出合わずに済みました。合流点には「↑武山山頂」を示す標柱や「武山・砲台山・三浦富士 ハイキングコース」の立札等があり、ここが登山口と言っていいでしょう。 武山登山口。登山口からは下り方向に里道を拾って太めの道<26>に下り着きました。左に進み、出合った<214>を左に進んで武山住宅BSを発見。そこから三浦海岸駅行のバスに乗る事が出来ました。 久々に歩きましたが、この季節でも気分良く歩けるいいコースでした。武山の展望台からの眺めは素晴しいので、遠望の利く日に行ってみたい場所です。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |