湯坂路(箱根)



                        2019年6月26日(水)晴

湯坂路入口BS 1002…1015鷹巣城跡1022…1042浅間山1050…湯坂城跡1207
      (806)     13      (・834)    20 (△801.5)    77   (274)

…1233箱根湯本駅
26          (95)

                          体力度A 神経度A (歩行合計約2時間25分)
◇5万図 小田原

 梅雨の晴れ間の軽ハイキング第3弾は箱根の古道・湯坂路。ガイドブックには結構逆コースで掲載されていて、実際そのように歩く人も多そうですが、筆者的には湯坂路入口BSスタート一択。バスやケーブルカー等の乗物を下りに使うのはバカらしいと考えてしまうのです。

 小田原駅東口から箱根登山バスで湯坂路入口へ。伊豆箱根バスでも行けるので、合わせると平日なのに結構頻発しています。そのため、小田原では空席があるくらいでしたが途中からかなり乗って来て、小涌園あたりでは満員。しかも、8割くらいは外国人に見えました。なので、乗車客0、降車客筆者1人の湯坂路入口BSで、後扉より後ろの座席から降りるのはちょっと大変でした。
 一部区間箱根登山鉄道を利用することも出来ます。小田原駅東口〜湯坂路入口バスの運賃は980円ですが、途中まで電車に乗った場合の残り区間のバス運賃との合計は、箱根湯本乗換1040円、大平台乗換960円、宮ノ下乗換1000円、小涌谷乗換950円なので、道路が渋滞しそうなら一考の価値があります。鉄道好きなら小涌谷まで電車がいいかも。でも、座って行きたければ小田原からバスです。
 湯坂路入口BSから僅かに戻ると湯坂路の入口。樹林帯の道をだらだらと登って行けば鷹巣城跡(鷹巣山山頂)。ここが本日の最高点で、ベンチ・テーブルがありますが、展望皆無。
 下ってまただらだら登れば浅間山。標高は湯坂路入口と同じくらい。ここで弁当タイムの予定でしたが、日向のベンチが熱くてゆっくり座っていられないので中止。展望も、今来た道の上に、神山方面の上部が見える程度。


 浅間山より神山方面の眺め。


 アザミっぽいの花やアゲハっぽい蝶がちらほら。


 浅間山からは下り一方。樹相の変化はあるものの、ずっと樹林に挟まれて展望皆無。そして、終盤に現れる石畳は地味に難路です。足への衝撃は強いし滑るし。普通の露岩帯なら水平または受けてる面を選んで足を置く事が出来ますが、石畳は全ての石の面が傾斜に揃えてあるので靴底の摩擦力頼りなのです。ここでコケたらダメージ甚大なので慎重に歩きます。


 石畳の道。


 結局、箱根湯本側の入口まで、弁当好適スポットなし。時間のチェックポイントに出来る地点も最終盤の湯本城跡のみでした。車道(R1)に出て橋を渡れば箱根湯本の市街地で、店を覗いたりしてちょっと観光気分を味わいながら駅に向かいました。

 緑の中にどっぷり漬かり、観光気分も味わえて、非日常を感じる事は出来ましたが、ここまで展望地がないコースは稀です。箱根周辺なら、矢倉岳、金時山、明神ヶ岳等を先に歩く事をお勧めします。



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