2020年1月6日(月)快晴 恩方営業所BS 852…917恩方トンネル上P922…942千手山1000…小津峠1030 (190) 25 (294) 20(△356.4) 30 (324) …1120興慶寺山1128…力石峠1145…陣馬街道出合1156…狐塚BS 1207 50 (362) 17 (312) 11 (235) 11 (225) …1240恩方事務所BS 33 (197) 体力度A+ 神経度A+ (歩行合計約3時間30分) 【GPS記録】距離8.6km例によって、日帰り圏内の個人的未踏ルートを求めて地理院地図を徘徊していたら、八王子城山と入山尾根の間の356.4m三角点峰が目に留まりました。ボンゼン山536mピーク付近から派生した尾根の東端近くのピークで、その北東の尾根から登って、尾根を西へ辿り、車道が乗越ている鞍部までミニ縦走が楽しめそうです。早速、「恩方 356.4m三角点」でググって見ると、三角点峰は「千手(せんじゅ)山」、西の車道乗越は「力石(ちからいし)峠」と判明。結構歩かれているようで、道の心配はなさそうです。 高尾駅北口から美山町行バスに乗り恩方営業所で下車。7-11の先を左折し突当りを左折、老人ホームの先、右手の短い石段が登山口のようです。五段くらい登った先は耕作地のようにも見えてビビりますが、登ってみると道があり、その先、笹薮から本格的な山道になります。上着を脱いで、皮軍手、熊鈴装着。 雑木の尾根道となって、圏央道が近付くと尾根は蟻の戸渡り状に痩せてきます。しかし、尾根上は平らで幅も広いので戸隠のようにビビる所ではありません。 痩せ尾根。恩方トンネル上方僅か東のピークで小休止。その先、右下は採石場。足下の地形が尾根からドーム上状に広がって、千手山に登り着きます。 山頂は広めの切開きになっていますが、木に囲まれて展望はありません。山頂付近は、堀切や段差のある平地等、城跡らしい人工的な地形が見られます。 千手山から西への山頂直下はかなり急で、つかまる木を探しながら降ります。下の方で左手から巻道に合流しましたから、一旦南へ下ってその道を来るのが正解だったかも知れません。 下りきった先は左手(南面)が伐採地になっていて、間近に北高尾山稜、右手奥には笹尾根東部(陣馬山〜茅丸方面)まで見えます。 伐採地より、足下に陣馬街道、右奥に茅丸方面。小津峠を過ぎ、2〜3のピーク越える辺り倒木が目立つ箇所もありますが、通行困難と言う程ではありません。 興慶寺山へのいい感じの登り道。右手樹間にボンゼン山や入山尾根が見えたりしながら尾根を辿ると、地図上350mの等高線が東西に細長く囲っている頂稜部東寄りのピークには「興慶寺山」の表示がありましたのでここで休憩。興慶寺はここの南麓にあります。 もうミニ縦走も終盤です。やがて下り着く力石峠の手前は急傾斜の法面が高くてビビりますが、車道へはステップを刻んだ道が作られていて苦もなく降りられました。車道へでて僅か左が力石峠と思われますが標識はありません。 北高尾山稜を眺めながら下って行けば陣馬街道に出ます。右へ少し行けば力石のバス停がありますが、次のバス通過予定時刻まで40分もあるので、左(東)へ歩きました。 狐塚BSに着いてもまだ30分あるので更に先へ。黒沼田BS、駒木野BS、佐戸BSと通過して行くとその先で、件の伐採地を眺めることができました。下からは稜線が意外に近く見えました。 陣馬街道より伐採地。大久保BTを過ぎ、浄福寺入口のすぐ先、圏央道の高架のすぐ手前の恩方事務所BSまで来ると、バスの通過予定時刻まで3分となりましたので、ここでバスを待ちました。 地理院図で見た感じでは判りにくい尾根の屈曲もありそうでしたが、実際は明瞭な道が続いていて迷う所はありませんでした。痩せ尾根や好展望の場所もあったりして、結構楽しめるコースでした。「道標のないコース入門」に好適と思われます。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |