2020年2月3日(月)晴 川原宿大橋BS 0932…心源院(登山口)0939…向山砦0958…1057城山(本丸跡)1109 (183) 07 (188) 18(・285) 59 (460) …詰の城1132…1153富士見台1213…太鼓曲輪分岐P1250…地蔵1314 23 (478) 21 (552) 37 (407) 24(357) …小仏関跡1341…1400高尾駅 27 (190) 19 (170) 体力度A+ 神経度A(歩行合計約4時間00分) 【GPS記録】距離9.4km ◇5万図 青梅 八王子 上野原千手山の伐採地から南面を眺めていたとき、北高尾山稜の北側には顕著な支尾根が多いけど、未知の領域だなと思いました。帰宅後、そこへの一歩として、八王子城山へ北から登ることを考えました。ググって見ると、尾根末端付近の寺・心源院から、良い道が通じていることが確認できたので、日を見て実行しました。 高尾駅北口から川原宿大橋へのバスは頻発しています。バス停から少し戻り、路地へ入れば心源院はすぐです。建物を右手に見ながら一部駐車場にもなっている広場の奥へ進めば登山口があり、左(秋葉神社経由)・右(男坂・女坂経由)に分かれているので左へ。 心源院の広場。急斜面にジグザグに付けられた道を登って行けば秋葉神社があり、その裏手からは落葉樹がいい感じの尾根道となります。右から男坂(通行止)が合流してきた先、女坂が合流してくるピークには「向山砦」の標識があり、北東面が見下ろせます。 秋葉神社裏からの尾根道。ここから、道なりに進んで女坂に入ってしまい2〜3分ほどロス。城山方面は左でした。向山砦から8分ほど行き、僅かに左へ入った所に「大六天」のピークがあり、東面に眺めが開けていました。 そのまま尾根をずっと辿って行けば「柵門台」で「八王子城跡」バス停方面からの道を合わせ、いよいよ、城跡の領域に入ってきた感じです。ジグザグに登って、東面が見渡せるトラバース状の遊歩道を経て更に右に登って行けば八王子神社を経て城山の山頂・本丸跡に登り着きます。 他の登山者が来て山頂の写真を撮ったとき写り込みたくないしどきたくもないので、祠の裏側の土台に腰掛けて軽食(山崎「ランチパック」)タイム。 ここから西(富士見台方面)へ直接下る道はなさそうなので、八王子神社の裏手を通り、南へ下ってトラバースして行きます。 道は尾根に乗り、登りに転じてしばらく頑張ると「詰の城」。ここは肩のような場所の西側に堀切があってピークになっています。ここも西は急斜面なので北から巻き下りますが、すぐトラバース状に西進して行くので大した遠回りではありません。 この後、ふた頑張りくらい登って、縦走路から僅かに南へ外れれば本日の最高点・富士見台のピーク。この辺りが八王子城跡の西端という雰囲気。ここには5・6回は来ているのに富士山が見えた記憶がありませんが、この日はかろうじてうっすら見えました。ここで本日2度目のランチパックタイム。 富士見台からかろうじて見えた富士山。富士見台から南へ下りますが急な区間が結構長いです。中学生くらいの頃はこういう所は重力に任せて下って「膝が笑う」なんて形容していましたが、今、そんな効率化狙いを強行したら転倒・転落してしまう恐れがあるので、ゆっくり慎重に下ります。 地図を見ると次の530m巻ピークへは結構な登り。しかし、途中から右側に巻道がありましたので利用。現地ではだいぶ省エネになった気でいましたが、今、軌跡を見ると残りの標高差15〜20mくらいまで登っていたようなので、ピークを踏まないのは勿体なかったような^^;)。 421m標高点ピークで摺指バス停方面への分岐を見送り、次の410m巻ピークは太鼓曲輪からの合流点ですが、指導標は見あたりませんのでこちらから入るには下り口を慎重に見出す必要がありそうです。 ここから先は筆者未踏の道ですが、道形明瞭で意外とメジャーなルートのようです。次の390m巻ピークで尾根は直進と左とに分かれますが、直進路は通行止のようです。しかし、もともと左へ行く予定だったので全然がっかりしません。 しばらく行くと尾根上に突然、赤帽赤前掛けの石地蔵が四体ほど表れてびっくりしました。ここからは下り一方となり、中央道の路面が間近く見下ろせるところから左へミニナイフリッジを下っ行けば里道に出ます。しかし、中央道をくぐる道は荒れ地の小径という様相で、道幅が広がるのは右側に畑を見る農道となってからです。 山裾の神社の前を通り、中央線の跨線橋に差しかかるとき、上りの特急らしき列車が足下を通過して行きました。R20に突当ると、すぐ右に「小仏関跡」があり、そこには「駒木野」のバス停もありましたが、高尾駅まで乗車するほどの距離でもないのでのんびり歩きました。 心源院〜八王子城跡は思いの外楽しい道でした。今回、富士見台で富士山が見られたのも良かったです。下りは、石地蔵以外、山中あまり特徴的なものはなく、むしろ中央棟の脇まで下りてからからがハラハラドキドキせられました。 尚、帰宅後ググって見ると、心源院〜八王子城跡の尾根には「心源院尾根」、富士見台の南の530m巻ピークには「熊笹山」、直進通行止付近のピークには「唐沢山」、石地蔵の場所には「地蔵峰」の名もあるようです。また、山裾の神社は「明神神社」でした。見かけた列車は時刻表で該当しそうなもの(八王子着13:47前後のはず)が見つからないので回送かも知れません。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |