2020年9月28日(月)晴 風張峠駐車場1323…1344倉掛山1349…1412風張峠駐車場 (1146) 21 (1078) 23 (1146) 体力度A 神経度A (歩行合計約0時間50分) 【GPS記録】距離2.3km ◇5万図 五日市倉掛尾根は、以前浅間尾根を登った時下りに通る予定だったのですが、奥多摩周遊道に出たあたりで突然の雷雨。予定変更で逆方向の都民の森へ避難しに。ところが月曜休館で、雷にビビりながら数馬に下るはめに。倉掛山はその上部近くのピークで、「東京都の山」(1994年 分県登山ガイド 山と渓谷社)にも1項目取って紹介されています。しかし、バスの乗車時間が長い割に地味なピークで、この山のみ登りに行く意欲がそれほど大きくならなかったので、この本に紹介された日帰りの山としては唯一登り残していました。 ところが最近、藤倉から尾根上の倉掛集落に登る車道が奥多摩周遊道・風張峠駐車場付近まで伸びていることをネットで発見(林道風張線)。しかも、全区間舗装道。なら、愛車スーパーカブ110で行くしかない。 と言うことで先日出かけてみると、登り口に「通行止」表示。(去年の東日本台風の影響ではなく今年の大雨の影響で、復旧は来年とのこと。) 奥多摩周遊道側にはゲートがあって、関係車両しか通れませんが、歩行者は通れますし、地図を見ると風張峠駐車場から倉掛山まで1km程なので、今回、こちらから往復することにしました。 風張峠駐車場前で奥多摩周遊道が倉掛尾根上部を乗越しており、サイクリスト達はここを「風張峠」と呼んでいるようですが、本当の風張峠はここから100mくらい北西の主稜上の鞍部にあるものと思われます。車道が出来て、そちらに峠名が移るのはよくあることですが、主稜を東西に跨ぐ峠の名が主稜の東側しか通らない道に移ると言うのはあってはならない話だと思います。風張峠駐車場から本当の風張峠より近い峠なので勘違いしたのではないでしょうか。尚、この峠の標高1146mは都道の最高点と思われます。 駐車場から奥多摩周遊道を渡って林道風張線へはゲート脇の隙間からでも入れますが、正式な歩行者通路は僅か数馬寄りにあります。三段ほどの低い階段なので、自転車なら担いで進入できそうですがカブは無理です(^^;。 入るとすぐ左・小径と右・林道風張線に分かれますので小径を行きます。僅かに登った後下って行くと林道に合流、その先も倉掛山手前の鞍部まで下りです。鞍部手前では右手南東面の視界が開けて、大岳山、浅間尾根、笹尾根方面が目立ち、また、足下から始まる谷の遙か先に東京西部の市街地も望まれます。 林道風張線から浅間尾根方面の展望。鞍部付近から左手登山道に入り登って行きますが、3分程で倉掛山山頂です。これだけあっけないとカブで鞍部付近まで来られなくて却って良かったと思うくらいです(^^;。 山頂には木に私製と思われる山名標識が取り付けられているのみで、切開きもなく、勿論展望皆無。小休止して近くを少しうろついたのみですぐ下山。 倉掛山山頂。林道に出たら復路は小径に入らずそのまま奥多摩周遊道まで行きました。林道の方が更に起伏が小さいし、歩きやすいので楽です。倉掛山より風張峠駐車場の方が標高が高いので復路の方が登りは大きいですが、たかが知れてます。(標高差は、鞍部付近−倉掛山が30mほど、鞍部付近−風張峠駐車場が100m程です。) 風張峠駐車場へは奥多摩湖側から登って来ましたが、帰りは数馬側へ下りました。交通量(特に二輪)はそこそこありましたが、月曜日なので、やはり都民の森は休館で駐車場も閉鎖されていました。 登り残していた倉掛山の登頂と言う意味では永年の懸案も解消されましたが、倉掛尾根は上部しか歩いていないので林道風張線が復旧したらカブで全線を往復したいです。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |