2020年10月2日(金)晴 0756きのこ山(四阿・三角点)8017 (△527.7) 足尾神社0827…0834足尾山0851…0857足尾神社 (570) 07 (△627.3) 06 風力発電所入口0914…0921丸山0927…0928南側風車わき0935…0941風力発電所入口 (535) 07 (・576) 01 (560) 06 「自由の楷」記念碑0945…1017加波山1050…1110「自由の楷」記念碑 (535) 32 (△708.8) 20 体力度A 神経度A+ (歩行合計約1時間40分) ◇5万図 真壁加波山は広域のガイドブックににも載っている有名な山ですが、東京から公共交通機関利用では不便な場所にあります。しかし、山頂近くまで尾根沿いの舗装道路(北筑波稜線林道)が通じていて、バイク利用なら他に3つのピークを踏みながらアプローチ出来ます。この日、終日晴の予報だったので愛車のスーパーカブ110で出掛けました。 早朝に出発、R6→<7>(千葉)→<47>→R294→<131>→<7>(茨城)と辿って上曽(うわそ)峠(309m)から北筑波稜線林道に入り北上します。 きのこ山の入口には山名表示がなく「休憩舎」としか記されていないので一度通り過ぎてしまい、引返して来てから入りました。林道から数十m入ると山頂のすぐ西で、四阿と「きのこ山」の表示があります。四阿から少し南へ行き、左へ折返すように藪っぽい道を僅かに登れば最高点と思われる付近に三角点標石発見。林の中、切開きもない場所です。 きのこ山山頂三角点。林道へ戻り再び北上。やがて、尾根上の道となり、ハンググライダー飛行場所では、左右(東西)に視界が開けます。その先が足尾神社入口。 林道から右へ分岐して200mほどで鳥居の前。ここの道端にカブを置き、社殿の左後ろから登り始めます。ほとんど石段の急な道をひと頑張りすれば石祠のある足尾山の山頂です。南面・筑波山方面がよく見えますが、今朝は霧が出ていたせいか、視界は不明瞭です。北面・加波山方面は立木に遮られていますが、本日登ったピークで唯一の展望所です。十分展望を楽しんだの後、もとの道を下山。 足尾山より筑波山方面の展望。林道へ戻りまた再び北上。一本杉峠から西に下る道は帰りに使うプランもありましたが通行止でした。その先、丸山の西側を巻き終ると「ウインド・パワーつくば 風力発電所」の入口です。 施設内バイク進入禁止なので入口わきにカブを置いて入場、右へ折り返すように登って行きます。ここには巨大な風車が2基あります。2基目(南側)の風車は丸山の山頂直下にあります。その裏手から藪っぽい道を1分ほど登って丸山登頂。最高点から少し南東にずれた場所の木に手製らしき山名表示版を見つけることが出来ました。側に何かの標石があるのでここに表示したのかも知れませんが、三角点ではありません。 丸山山頂付近。風車わきまで降りてくると北側の風車の奥に加波山が見えます。何か音がすると思ったら風車の回転音ではなく、加波山の右(東)側に見える採石場らしき露頭での作業音のようでした。もと来た道をカブまで戻ります。 またまた、カブで林道を北上するとすぐに「自由の楷」記念碑。字が彫られた石碑の他、大き目の抽象オブジェ1基とテーブル状オブジェ4基があり、小園地となっています。その右手の空き地の端にカブを置いて、その奥の登山道を登ります。流石「関東ふれあいの道」、手摺なども整備されています。傾斜が緩み自衛官の「殉職之碑」を見て更に登れば「加波山大神社」の社殿を経て南北に長い頂稜部に着きます。 頂稜部には最高数m程の岩が林立し、その右(東)側を行けば最奥(北端)近く、石垣の土台の上に祠(帰宅後調べると「本殿」)があります。三角点標石はその手前、左側にありますが、祠の土台の方が高いですし、その裏手の岩あるいは手前に林立する岩の最高点は更に高く、三角点が708.8mなら、712〜713mくらいはありそうです。最高点を目指しましたが高い岩の側面に足がかりがなく、登れたのは低い岩で711mくらいでしょうか。 加波山山頂の祠。山頂周辺は趣深い場所ではありますが、立木に囲まれ、展望得られません。もと来た道を下山します。 「自由の楷」からはカブで北筑波稜線林道を戻りました。帰りはR294に出る前に少し寄り道して国土地理院「地図と測量の科学館」を見学しました。 今回は、カブツーリングで北筑波の4つのピークを登頂することが出来ました。行く前は、筆者自宅(板橋区)から北筑波方面はかなり遠いイメージでしたが、奥多摩周遊道や秩父より実際少し遠いものの、R294はすいすい走れたので、時間的には同等か早く着くくらいでした。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |