2020年11月4日(水)快晴 飯能駅0837…茜台自然広場入口0926…1006赤根峠1010…1032柏木山1108 (107) 49 (150) 40 (210) 23 (・303) …榎坂配水場1134…大政山入口1147…小岩井石松山1220…小岩井次郎長山1231 26 (213) 13 (192) 33 (297) 11 (・329) …第3の右折点1240…末端の220m圏峰1257…1316小瀬戸BS 09 (290) 17 (223) 19 (140) 体力度A+ 神経度A+ (歩行合計約4時間10分) 【GPS記録】距離10.6km ◇5万図 川越柏木山は龍崖山経由で登るのが定番ですが、今回は前後に筆者未踏のルートを組み合わせてみました。 飯能駅から西へ割岩橋を渡って<28>に入り、大河原の三差路では右折すべきところそのまま行ってしまい100mくらい遠回りで八耳堂方面へ。「龍崖山コース入口」及びその先の八耳堂の龍崖山登山口を見送り、次の三差路で左に折り返すように茜台へ登って行く道に入ります。まもなく右手に駐車場があり、その手前が茜台自然広場入口。 右に折り返すように始まる遊歩道を行くと小尾根を回り込んで谷にある茜台自然広場に着きました。メインルートはこの谷を詰めて行くようですがすぐに右手に「柏木山ジャンダルムトレイル」と標識のある尾根への分岐発見。谷より尾根の道の方が好きなので入ってみました。 ![]() ひと登りすると尾根末端の展望地で、通ってきた車道が見下ろせます。雑木の尾根道はハイキングコースとして整備されていて杉などの植林帯と違って木漏れ日が明るくていい感じ。小さなコブにいちいち「ジャンダルムU」とか「飯能南アルプス ジャンダルム」とか大げさな山名表示があるのはご愛敬。間もなく、左手の谷を登ってきた本線と合流。赤根峠(現地の案内板では赤根ヶ峠)を目指します。 左下に茜台の工業団地を見ながらすいすい行けば赤根峠到着。何本か分岐の指導標はありますが「あれ?柏木山への尾根道がない。!」右往左往した後地図を確認して見ると、柏木山への尾根道分岐は先ほどの合流点の近くでした。そう、今日の柏木山登山ルートに赤根峠はなかったのです。超低山だし、何回か来てる山だし、しっかりした道だし、という事で地図の確認を怠った状態で、「柏木山は赤根峠の西」という概念で、とりあえず赤根峠を目指してしまっていたのでした。分岐点まで戻ります。 分岐点から赤根峠までは片道8分ほど。右往左往+確認を含めて往復で20分ほどの寄り道となりましたが、時間も体力もぎりぎりというコースではないので、むしろ久々に赤根峠へ行ったのは意義ある寄り道だったとも言えます(^^;。尾根が分岐するわずか手前から左にショートカットがあったのでそちらを経て柏木山への尾根道へ。 ここ以降、当分は右手のゴルフ場の金網柵沿いに歩く事になります。ちょっとした登りを頑張れば柏木山山頂。東〜南面が伐採されて大展望が広がっています。よく見える山々は、奥多摩・奥武蔵ですが、富士山も、馬頭刈尾根の上にチョコっと見えます。勿論、関東平野、筑波山も。 ![]() 弁当を食べ展望を十分楽しんだら出発、引き続き尾根を辿り、榎坂配水場の脇から車道に出ます。ここは車道の峠に当たる所で、前回はこの道を北側(名栗川側)へ下りましたが、今回はここから先の尾根が第2の目的地です。 「サンタ山」の標識に導かれて山道を登って行きます。ひと山超えて下るとまた車道に合流。しかしすぐに、「はんのう南アルプス」の標識から山道に入れます。僅かに登った所で道が判然としなくなったので、右にトラバースしてゴルフ場の金網柵沿いに登ったら少し先で明瞭な道に合流。「小岩井大政山」標識のピーク(約270m)の後「小岩井小政山」の標識がありますが、なぜかその標識は細長い頂稜部の南東端にあり、道はその奥の最高点(約290m)は踏まず僅か左を巻いていました。この辺りからゴルフ場の柵は金網ではなく有刺鉄線の部分が多くなります。 ![]() 次の「小岩井石松山」で右折。この辺りは初めて柏木山へ来た時に歩いた東都カントリー倶楽部の正門へ続く車道のすぐ東を並行しています。「小岩井大五郎山」(約310m)を過ぎて、その先「小岩井次郎長山」でも右折。更にその先にも右折点があって、その後高度を落とし、尾根末端の220m圏峰に登り着きます。 ここからは標高差70m程を下るばかりですが、道はすぐ見失い、もう尾根ではなく円錐状の地形なうえ、ゴルフ場の柵もなくなり、どこを通ったらいいか判りません。今まで右手の柵を目印にして来た習性で、尾根の延長方向より東に向かってしまいましたが、ここまで来たら民家や施設の敷地ではなく里道に安全に出られればOKです。 ![]() やがて、墓地の上部に出ましたのでそそくさと墓地内の道を下って脱出、車道に出ることが出来ました。少し右に行くと左手路地の奥に名栗川に架かる赤い歩道橋を発見。これ(弁天橋)を渡ると<70>に出て、すぐ右手にバス停「小瀬戸」がありました。 筆者未踏の領域にも指導標や山名標識があったのは心強かったです。「飯能南アルプス」や次郎長一家に因んだ山名は、標識設置者の創作と疑われますが、無名峰ばかりでは不便ですから、元々の周知の名が無かったのなら良しとしましょう。 榎坂配水場まではいい道が続きますが、そこから先は踏み跡がふわふわだったり、道形不明瞭だったりする個所もありました。GPSがなければかなりルートミスしたかも知れません。まあ、あってもしょっぱなから遠回りしてましたが(^^;。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |