2020年11月9日(月)快晴 宮ノ平駅0817…08267−110830…天狗岩自然歩道入口0846…主稜上の和田町分岐0912 (218) 09 (206) 16 (210) 26 (△884.4) …0925愛宕山0931…主稜上の和田町分岐0943…1016天狗岩1029…1043赤ぼっこ1109 13 (・394) 12 (△884.4) 33 (370) 14 (△409.6) …馬引沢峠1129…365m峰1200…沢道上部1222…里道出合1235…1302青梅駅 20 (326) 31(・365) 22 (270) 13 (191) 27 (197) 体力度A+ 神経度A+ (歩行合計約4時間15分) 【GPS記録】距離12.0km ◇5万図 五日市 青梅天狗岩は98.11.21に、青梅駅から二ツ塚峠→馬引沢峠→赤ぼっこ→天狗岩→宮ノ平駅と歩いたのですが、その時の印象が良かったので久々に再訪することにしました。今回は、前回下りに使った道から登り天狗岩→赤ぼっこと逆に辿り、馬引沢峠からは二ツ塚峠までは行かず、北の尾根に入って365m標高点峰を踏み、更に北東へ尾根を辿ろうという目論見です。 宮ノ平駅から青梅街道を日向和田側ヘ進み、左へ分岐して和田橋を渡り和田稲荷神社へ。ただし、この日、拝島駅で西武線から乗り継ぐ時間に弁当を買うつもりが、売店が混んでいる様子を見て青梅線の電車に乗り遅れる恐れがあったので買わずに来てしまったので、青梅街道の和田橋分岐より200mくらい日向和田寄りの7−11に寄って弁当調達。それなら、日向和田駅で下車した方が若干近道でした。 稲荷神社の角の「梅ケ谷峠入口」交差点から梅ケ谷峠方面に入るとすぐ左手に細目の車道が分岐(「天狗岩自然歩道入口」の表示あり)これを登って行きます。谷沿いの道は小径となり、左へ折り返すように登ると尾根道となり、それを登って1回支尾根が合流した後更に登れば主稜上の分岐点です。今地図を見ると388.4mの三角点付近ですが、現地では気が付きませんでした。 天狗岩へは左(東)方向ですが、本日は計画が標高差も小さいショートコースで時間も体力も余裕がありそうなので右へ行き394m標高点峰へ寄ってみる事にしました。地理院地図に道記号はありませんが、しっかりとした道が続いています。と、思ったら100mくらい先で倒木の枝葉が完全に道を塞ぎ通行困難に。諦めて戻ろうと思いましたが、左手の木に巻かれた黄色いテープに導かれて一旦造成地へ入り、すぐ先右手の黄色テープから尾根道に復することが出来ました。そこから、また明瞭な道を辿って394m峰に達することが出来ました。 394m峰には「愛宕神社跡」の立て札があり、それらしい土台が見られました。そう言えばネットで下調べしていた時「愛宕山」の名があったのを思い出しました。道はさらに続いて梅郷方面へ下っているようなので、どうせならそっちから登ればよかった。しかし、地理院地図に道記号はないし、例えば先ほどの通行不能箇所も迂回路がなければ肝心の天狗岩方面へ行けなかったわけで、昨年の台風で東京近郊各地の登山道が通行不能になっている中、そんなリスキーな計画を思いつかなかったのは仕方ありません。 和田町への分岐まで戻って、東へ。次の目的地の天狗岩への分岐点の事しか頭になかったので414m標高点ピーク(後から地図を見ると本日の最高点)も、394.4mの三角点も気にも留めずに通過。やがて、天狗岩の分岐に到着。 天狗岩は主稜から北側へ向かう支尾根上の露岩です。一旦下って登り返した露岩頭は分岐点付近より低いです。そして、「天狗岩」の標識はその先少し下った岩棚上にあります。天狗岩では前回同様の景色を楽しみました。分岐へ戻り、次は赤ぼっこを目指します。 赤ぽっこも僅かにですが、主稜から北側に入った所にあります。前回来た時は北東の青梅市街方面のみの展望だったので、展望はあまり期待せず、のんびり弁当タイムが出来ればいいくらいに思っていたのですが、今回は北面全体が伐採されて西〜北〜東と大展望が広がっていて驚きました。本日随一の展望台だと思っていた天狗岩より好展望です。食事をして展望を楽しんで出発。 赤ぼっこ。 赤ぼっこより青梅丘陵方面を望む。しばらく進むと尾根道の右側は処分場の金網柵が続きます。解せないのは通常の金網に重ねて、蚊帳のような細かいメッシュが併用されている事。目隠し効果なら不透明な材料を使うはずべきだし、上は何もないので、虫のような金網より小さい者を通さないという事は出来ないし。 馬引沢峠の現地標識は地理院地図の注記の三差路より100mくらい手前の三差路にあり、柵には地元小学校の野外活動の写真掲示などもありました。ここの150mくらい先から北に分岐する道に入ります。 この道は北西方向に進んで365m峰方面へ向かいますが、相変わらず道幅広めでしっかり踏まれています。道幅部分から外は比較的急斜面の顕著な尾根となっていていい感じです。 365m峰へ向かう尾根道。365m峰が近づくと地形はどら焼きのようななだらかな凸面状になります。道は地理院地図が示すように右側を巻いてしまうので、手前で道から外れて、踏み跡はないものの問題なく歩ける程度の樹間の藪斜面を緩やかに登り、山頂へ。周りと変わらない植林の中の山頂には切り開きも山名標識もありません。一つだけ木に取り付けられた小さな板を発見しましたが、字が消えていて、なんて書いてあったか判りません。ここから北東向きの尾根方向に歩いて巻道に合流しましたが、登って来た斜面よりこちらの方が藪がきつかったです。 350m圏峰より大岳山方面を望む。次の350m圏峰付近は北面が伐採されていて好展望です。その先で本線は左折しますが、下って行く感じだったのでわざわざ踏み跡薄い方の直進路に入ってしまいました。すぐ東への枝尾根の道と気づいて戻り、本線を行きます。この辺は本線の尾根自体が下っているので一瞬下降路に見えてしまったのでした。 その先の320mくらいの肩のようなピーク付近には石碑がありました。縦書き4行の中に「八雲神社」とか「明治四十五年四月」とかの文字が確認出来、その上部には横書きで「表蹟社」(古いのでたぶん右から読む)と表題が彫られていますが、帰宅後ぐぐっても意味が解りませんでした。そこの東の300m圏峰へは、地理院地図には右側から尾根伝いに道記号があるのですが、傾斜がきつそうで右側には採石場のがけ記号もあったのでそちらは探らず、左へ下り右へ回り込んで沢沿いに下る道を選択しました。この道から尾根に回り込もうとの算段です。 しかし、この道で右へ少し回り込んだものの、沢の源頭部は倒木だらけで尾根までは回り込めませんでした。仕方なく、最後の2峰は諦めてそのまま沢沿いの道を下ってしまいましたT_T)。 里道に出たらすぐ左の交差点から<45>を東進し、R411と合流して左折、万年橋を渡って右折し、青梅駅に着きました。 赤ぽっこが予想外の好展望で驚きました。お手軽な山域なので、今回行けなかった東側270m圏峰〜300m圏峰や、愛宕山〜梅郷のルートも歩いてみたいです。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |