２０２１年１月１日(金・祝)快晴

飯能駅0607…0636あさひ山展望公園0706…配水場広場0731…赤根峠0741
(107)     29               (200)    25     (200)    10 (210)

…秋葉山0757…バス通り出合0823…0856美杉台ニュータウンBS
16(･219)    26       (129)    33                   (176)

　　　　　　　                 体力度Ａ 神経度Ａ (歩行合計約２時間25分)
　　　　　　　　　　　　　　　【GPS記録】距離9.5km
　　　　　　　　　　　　　　　【地理院地図累積標高差】  上り283m 下り214m
◇５万図　川越

　今年も初日の出を見に山へ。鉄道利用の場合元旦未明の終夜運転がないと、初電で日の出に間に合う場所という事で駅から近くないといけないので結構限られてきます。今年は飯能・美杉台住宅地のあさひ山展望公園へ。過去初日の出を見た天覧山や桜山展望台とほぼ同じ、標高200mの地です。で、その後、赤根峠から南へ筆者未踏の尾根を歩く計画。

　飯能からあさひ山展望公園へは一旦南西へ行き、美杉台住宅地へ入って北西へ行くというルートで、普通なら40分くらいの歩程ですが、焦って登ったので30分ほどでその最上部に達しました。公園は南側から見るとアスピーテ火山のような形のマウンドになっていますが北側は尾根続きなので、最上部の平地は山頂と言うよりは肩のような場所です。
　最上部直下の東向き斜面の芝生に腰掛けて日の出を待ちました。公園近くまでの道中、人はそれほどいなかったのに100人じゃ利かないくらいの結構な人手でしたので、近所の人たちかなと思いましたかが、後でパトカーが来て車の移動を呼び掛けていましたから、「迷惑駐車上等！」のマイカー族もかなりいたようです。
　今年の初日の出も完全に地平線からとはいかず雲の上からでしたが、雲は遠く低かったので日の出直後から陽が差しました。ただし、色が黄味だったのは残念。朝焼けは夕焼けに比べて空気が澄んでいるので赤くなりにくいのは仕方ありません。その分日の出後の遠方の視界が明瞭だといいのですが、ここの標高が低いため、下層の濁った空気を通して見る筑波山等はやはりぼやけていました。


　あさひ山展望公園より筑波山を望む。


　同富士山を望む。


　同川苔山・蕎麦粒山・有馬山方面を望む。


　太陽が出きったら公園最上部の縁から南〜西の展望も楽しみました。比較的近い奥多摩や奥武蔵、高いため仰角が上がる富士山(手前の山にさえぎられて見えるのは上部のみ。その手前の山も更に手前の丘にさえぎられて見えるのは上部のみT_T)。)はそこそこすっきり見えました。
　西側から下り、南側へ。造成地のメインストリートを西へ進みました。「飯能大河原工業団地入口」交差点を越えると、住宅地主体の美杉台から、工業団地の茜台となりますが、一続きの造成地です。
　「あかね公園」の先で左折、右へカーブして「キユーピータマゴ」の先を左折、道なりに右へカーブして行けば水道施設の先「配水場広場」が赤根峠への小径の入口ですが、焦ってその手前の遊歩道に入ってしまいました。ここの入口の指導標に「あかね公園」とあって、嫌な予感はしたのですがそれは的中。造成地の縁に突き当たると、左(元来た方向)にしか道はなく、右(赤根峠方向)は完全に閉ざされていました。引き返して、本来のルートで赤根峠へ。
　赤根峠への道は、造成地の縁に沿って付いており、右はずっと工業団地の事業所(日建リース工業)敷地で、途中からここへ入って来る道はありません。赤根峠から南の尾根へ。ここからいよいよ筆者未踏の領域です。
　林の中、小径としては広めで明瞭な道が続きますが、ピークを巻きそうな時は念のためにややぼやけた尾根道を行きます。小さな起伏を越えて程なく本日の第２二目標地点である219m標高点峰への登り。本線を右に逸れて僅かでピークに登り着きますが、標高点はそこより西側なのでそちらへ。僅かに下って僅かに登り、標高点記号より僅かに先で西側のピークに着きました。ここが、219m標高点峰の山頂で、木に小さな「秋葉山　219m」のプレートが着けられていました。山頂一帯も林の中で展望地はありません。


　秋葉山山山頂。


　本線に戻って尾根道を進みます。すぐ先の二又は小ピークの両側を巻いてその先で合流していそうに見えたので左の道に入ってみましたが、すぐにその気配が無くなったので戻って、右の道に入り直し。何のことはない、こちらの方が太い道でしたから、なぜわざわざ細い方の左に入ってしまったのかは謎です(^^;。
　さらに尾根道を辿れば、尾根の分岐。地理院地図を見るとどちらも麓まで明瞭な道が続いていそうですが、等高線の形が右(西側)の尾根の方が鋭いのと、道記号が右は実線、左は破線だったのでよりすんなり下れそうな右の道を選択しました。里に出たらいくつかの分岐がありますので下っていそうな道を拾ってバス道路(<193>)に出ました。
　この道は先日天皇山下山後にも歩いた道で、帰路に使えるバスはありませんのでその時と同様、東へ歩き、下畑の交差点で左折して<28>を登り、「飯能大河原工業団地入口」交差で右折しました。その時バスに乗った美杉台ニュータウン南BSまで来て時刻表を見ると今日は運休の表示。3分ほど先の美杉台ニュータウンBSへ進みましたが、既にバスが停車中。その30mくらい手前まで到達したタイミングでバスが発車T_T)。次のバスまで20分、飯能駅まで歩いても30分くらいですが、乗れたバスに追い抜かれるのも気分悪いので、バスを利用しました。尚、20分間隔は正月ダイヤのためで、このバス停は車庫の前にあり始発便が多いので、平日はもっと頻発しています。

　無事、初日の出を拝むことが出来、短いながらも未踏ルートも辿れたので、それなりに充実したショートコースとなりました。