2021年4月20日(火)晴 東青梅駅0912…塩船観音入口0942…塩船観音出口0959…1019分岐A(道間違え5分)1024 (189) 30 (180) 17 (228) 20 (210) …標高点峰1033…1037分岐B(道間違え7分)1044…1053分岐C(道間違え7分)1100 09 (・217) 04 (203) 09 (179) …岩倉街道横断1116…常福寺入口BS 1130…1143岩井堂BS 16 (137) 14 (124) 13 (119) 体力度A 神経度A+ (*歩行合計約2時間05分) 【GPS記録】*距離7.5km 【地理院地図累積標高差】*上り209m 下り279m (*道間違え・境内寄り道増分除く) ◇5万図 青梅 川越塩船観音と言えば霞丘陵コースとして東の七国峠三角点峰と結んで歩くのが定番で、それでも軽めのハイキングですが、今回は塩船観音でツツジ見物をして、その後はゴルフ場の東の217m標高点峰を経て、出来るだけ尾根伝いに小曾木一丁目方面へ下ろうという趣向のショートコースです。(文中、「地図」は地理院地図を指し、※は帰宅後調べて得た知見です。) 東青梅駅北口からバス通りを渡って東北東向きの道に入り、地図とGPSを頼りに適当なところで左折して北上。突き当たって右折した先のY字路を左(※城山通り)へ入ります。しばらく行って左折し、吹上中学校の東側を通って左折すれば駐車場の先で塩船観音の入口に着きます。 塩船観音の入口。山門(※仁王門)をくぐり、順路に従って緩く登りながら北上します。「つつじまつり」の季節なので、料金所で300円支払って入山券を受取り、更に進めば左眼下の谷の源頭部一帯がツツジ園となっていて見物しながら進みます。 塩船平和観音を下から眺める。 立像の基部の展望台からツツジ園内を見下ろす。少し中に入って中央最上部の巨大な立像(塩船平和観音)を下から眺めた後、立像の基部の展望台からツツジ園内ほぼ全体を見下ろしたりして花を楽しみました。この日は開花は半分程度でしたが、今後新たに開花する株もあれば、今の開花が終わってしまう株もあると思うので、最盛期とどの程度の違うかはわかりません。今回、さらっと見物したので入口から出口まで17分程でしたが、素通りすれば10分ほどでしょうし、境内を探索したりツヅジをゆっくり楽しめばいくらでも時間がかかると思います。北側(最上部)の料金所(今回的には出口)を通過すれば、霞丘陵ハイキングコースの尾根道となります。 ハイキングコースの左側はゴルフ場で、すぐ先の道が右へ折れるあたりからはゴルフ場越しに大岳山−御岳山、川苔山−蕎麦粒山方面を望むことが出来ました。 ゴルフ場越しに大岳山−御岳山を望む。東寄りに向きを変えたハイキングコースは一旦尾根の右へ下りそうになったり南に分岐する小尾根方向に行きそうになったりしますが、指導標が完備していてその都度左折して本来の尾根上に復すことが出来ました。 やがて林道のような道に突当たり(分岐A)、右へ行ってしまいましたが、駐車場のような所で間違いに気付き、引返しました。217m標高点峰へは先ほどの分岐でメインルート(笹荷田峠方面)から外れて左(北向き)へ行くのでした。 北へ向かう道は少し先で小径となりましたが、こちらもハイキングコースのようで、予想外にいい道です。いよいよ217m標高点峰と思われる場所に着きました。標高点ですから標石等はなく、無名峰のようで山名標識もありませんでした。 217m標高点峰山頂付近を振返る。更に尾根道を辿ると左・尾根上、右・山腹の分岐(分岐B)。当然に左を選択しますが、青梅線No.70鉄塔をくぐった先で北へ下る子尾根に入ってしまったと判明して戻り、山腹道の方に入り直すと、すぐに本来の尾根上の道となりました。 そして、尾根の末端近くへ来ると道は右へ下って行きました。標高差20m程も下って目指していたルートではない事に気が付いて引き返しました。右側にあるはずの分岐を探しつつ分岐があると思われる付近より先まで戻ってみましたが道は発見できず。また引き返して左を見ながら進むと、地図上でさっき尾根から右に分岐した地点付近で、尾根をそのま行く道を発見(分岐C)。入口に倒木などあって、その先に道が続いているのに気が付かなかったのでした。 分岐Cは入口に倒木などあり判りにくい。
この道もいよいよ末端が近づいて下り一方となりますが、分岐から入ってすぐから現れた笹薮が濃くなって来ました。尾根道としてはこちらが正解ですが、ハイキングコースとしてはさっき右へ下って行った道が本線だったようです。でも、最下部で道型不明になっても歩行困難なほどの藪ではないので、適当に歩きやすいところを下って尾根先端を横切る農道のような道に降り立つことが出来ました。 尾根最下部は道型不明。
地図に従ってわずか右で左折しましたが、里道に出るまで数10mは、あぜ道とか休耕地の踏み跡みたいなルートだったので、「余所者がこんなところ歩いて現地民に見咎められるのではないか」とビビりました。 民家の脇を抜けて突き当たった舗装道(※厚沢通り)を右へ行けば広めの道(岩倉街道)に突き当たりました。左へ岩倉街道を行けば岩倉温泉(飯能方面)へ行ける(標識あり)のですが、突き当たって横断したすぐ左から斜めに入る道(日影林通り)があったのでそちらへ。 この道は細めの裏道で歩道はありませんが、交通量は少ないので問題ありません。位置的にはショートカットのようですが、地図を見ると曲がりくねりがあり、岩倉街道経由より近道かどうかは微妙です。(※地図上で測ってみると距離はほとんど変わりません。)でも、こっちの方がのどかな感じなので歩くのには良いと思いました。途中、右手に七国峠・笹荷田峠を示す指導標があって、霞丘陵ハイキングコースのルートの多様さを再認識させられます。やがて地図上123m標高点でバス通り(※<28>小木曽街道)に合流。 ここには常福寺入口BSがあったのですが、都営バスの時刻表では飯能駅行きがなく、西武バスの停留所には気が付かず、「今日はまだそんなに歩いてないから場合によっては飯能駅まで歩いてもいいや」と思い、飯能方面へ歩いたところ、岩井堂BSの時刻表で飯能駅南口行の西武バスがすぐ来ることを発見。殆ど待たずに1時間に1本のバスに乗ることが出来てラッキーでした。(※でも、これは結果オーライで、ちょっと遅れればバスに追い抜かれるところでした。常福寺入口BSで11分待ちで同じバスに乗れていたはずで、そちらの方が確実でした。今、ストリートビューで確認すると常福寺入口BSの2本の停留所標識は近接して立っています。なぜ西武バスの停留所に気が付かなかったのか不思議です。) この日は岩船観音のツツジ見物には若干早かったかもしれませんが、4回目にして初めてツツジ開花の時期に訪れたのは意義があったと思います。これくらいのコースなら塩船観音でもっとじっくり拝観やらツツジ見物やらしてもいいと思いました。最後の尾根末端部は道なりに右へ下れば、全般的に広めで明瞭な道が通っているので虫の出るような季節でも比較的(高尾山周辺程度に)快適に歩けると思います。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |