2021年10月23日(土)快晴 福生駅0951…草花神社1029…1034大澄山1048…三角点1056…1143浅間岳1150 (131) 38 (174) 05 (・192) 08(△203.1) 47 (△235.2) …1220満地峠周辺1232…1248秋多警備派出所1251…1325浅間岳1332 30 (218) 16 (195) 34 …羽村堰下橋(西端)1353…羽村駅1411 21 (126) 18 (145) 体力度A+ 神経度A+ (歩行合計約4時間00分) 【GPS記録】距離11.7km 【地理院地図累積標高差】上り504m 下り490m ◇5万図 八王子急に少し寒くなって低山の季節到来。朝起きて、一日中晴の予報だったので軽いコースを物色。20年ぶりに羽村草花丘陵に行く事にしました。ここだけでは散歩に毛が生えた程度なので+α。尾根道を満地峠の西まで辿り、警察施設(弾薬製造所「警察庁秋川工場」)の東縁に接する道を下って可能なら中を垣間見て、その正門を警備する秋多警備派出所まで足を延ばす計画にしました。以前二ツ塚峠から浅間岳まで辿って来た時、尾根道沿いの金網の中の監視カメラや「構内の警察犬に注意」の表示が気になっていたので、脇の道も通ってみようと。(文中、「地図」は地理院地図を指し、※は帰宅後調べて得た知見です。) 福生駅から広い通りを西進、永田橋を渡ります。右前方に大澄山方面の青垣が見えます。 ![]() 橋を渡り終わったら斜め右へ入り、300mくらい先で左折後、更に350mくらい先で右折して住宅地の道を進むと正面に草花神社の石段が現れます。 やや長めの石段を登れば質素な社殿の前へ着き、振り返れば丹沢や富士の山々が望めます。この後、あまり山が広く見える場所はなく、結果的に本日一番の眺望でした。 ![]() 尾根道を少し登って行けば大澄山。四阿やベンチ・テーブル完備の整備された山頂ですが、展望は殆どないですし、この時期、桜も紅葉もないので、ただ休憩するだけ。ここで早くも弁当タイム(^^;。 ![]() 浅間岳へのミニ縦走開始。すぐ先で縦走路から左へ外れてトラバース気味に登り、前回見送った203.1m三角点峰へ。この季節、ここも展望は良くありません。下りは三角形のオブジェの前を通り、尾根道で縦走路へ。 縦走路に復し、すぐに指導標が浅間岳へは右へ階段を下るように指示していますが、どう見ても直進が尾根沿い。もしこの先に通行止めとかあって引き返しても大したことないのでそのまま進みますが、何の問題もなく竹林を通って広めの車道(<250>)に下り着きました。 突き当たった車道の対面に指導標と小径の入口が見えましたので車道を渡るのですが、こちら側の歩道と車道の間のガードレールに切れ目がありません。左右見ても近くになし。仕方なく、ガードレールを乗越えて横断。 指導標は浅間岳方面は小径を指していますが大澄山方面は明後日の方向。ガードレール共々、こちらからも大迂回させる気満々。 小径を登って行くとゴルフ場越しに大岳山が見えました。すぐに下って次のピークとの鞍部に出ましたが、ここの指導標が浅間岳方面を示すのは目の前のピーク方向の道ではなく左。住宅地の舗装道ですがすぐに右折の小径が現れると思っていたらそのまま別の車道に突き当たり、それを左折して稜線へ復帰。右には巻いたピークから降りてくる道が。つまり、「l」で行けた所を「<」に迂回をさせられてしまったわけです。(※しかも地図で確認すると、1辺だけの比較でも通らなかった辺の方が短い。最悪なのは、巻いピークがが前回巻いてしまったために今回は通ろうと思っていた朝日山妙見堂のピークだった事ですT_T)。) その先、縦走路はゴルフ場の縁に沿って行きます。途中、グリーンエッジから10m、ピンから20m位しかなさそうなのにネットがない場所も通り、ビビります。浅間岳まで小ピークをいくつか越えて行くので意外ときついです。 ![]() 浅間岳も四阿やベンチ・テーブル完備の整備された山頂です。もう弁当もないので、飴を舐めて、三角点標石を探しましたが、なかなか見つかりません。東側の端にそれらしき標石を発見しましたが、「大切にしましょう」の標柱もなく掘ってある字も読めず、確信は持てませんでした。(※ネットで「浅間岳の三角点」の写真をいくつか見ても標石はこれしかないので間違いなさそうです。) 二ツ塚峠方面への縦走路を辿ります。ゴルフ場の縁と別れて樹林の中を進むと、左手は低い組立コンクリ塀沿いとなり下部には「感電注意」の立札とその電線らしき金属線が張られていました。何避けの電気柵なのでしょうか。 その先で下り着いた谷で廃林道が縦走路と交差しており、この近辺が満地峠のはずなのですが、指導標はあってもそのような地名表示はなく、周りに建物等ないのになぜか「採水口」と書かれた消火栓のようなものが2つ並んであります。改めて見ると廃林道は、ここではまだ左へ登って行ってますのでここは峠でありません。満地峠はここの左側(南)にあるはずで、廃林道を辿ってみましたがすぐ先で柵が道を塞いでいました。冊の数十m先はもう下っていそうなので、この柵のすぐ南が満地峠のようです。 ![]() ![]() 満地峠付近から一登りするとまた林道風の道に突き当たり、ここには「旧満地峠」の表示もありました。指導標に従い右へ行くと、左への分岐があり、GPSと地図で秋多警備派出所方面へ下る道と確認できたのでここから下ります。 5分ほどで舗装道となりますが両側から草を被り、車道としては廃道です。そして、警察庁秋川工場のフェンスの中の土塁の奥に円柱型の突起が多数付いた怪しいドームが上部だけ見えます。その先では金網を通してドームの全容を見ることが出来ました。いったい何なのでしょう。(※地図の空中写真を見ると敷地中央部にはもっと大きなドームもあるようです。) ![]() 施設沿いとなった道を行きます。こちらの金網にも「構内の警察犬に注意」の表示がありました。程なく施設の門の前に到着。事前に「ストリートビュー」で見た時、施設名の表示が見つけられなかったのですが、現地で探しても銘板の類はありませんでした。門の中、すぐ左に秋多警備派出所があり、その前に警察官が立っていました。 ![]() 写真を撮っていたら派出所の警察官に声を掛けられました。話をしてやはり警察の銃器・弾薬関係の施設であることは聞けました。裏側の二ツ塚峠方面への尾根上に機動隊のモニュメントが多数あることから、機動隊の関連施設(訓練所あるいは保養所とか)もあるのか聞きましたが、ないとの答えでした。特にお咎めもなく、門前を辞すことが出来ました。 菅生通りに出合って左折・東進。350mくらい先で左折し、突き当たった「菅生学園」を外周する道を右へ行き、R411(滝山街道)の側道を左へ行くと「神霊教」の施設があり、縦走路沿いの電気柵はこの施設のものと判明しました。 新満地トンネルの手前でR411はもぐって(自転車・歩行者通行不可)おり、その上を跨いでR411の東側の細道(自転車を除く車両通行不可)に入ると正面がレンガ色トンネル(満地トンネル)が現れます。これをくぐった先にすぐには多摩川を渡る橋はなく、駅まで遠くなるので、その手前の右手の小径を登ります。 ![]() トンネルのすぐ上は縦走路ですが、この道はそこより東へ登った地点で縦走路に合流します。そこまでひと汗かかされまが、合流後は仙元岳まで楽に到達出来ます。 本日2度目の浅間岳で休憩した後は北側へ谷沿いの道を下り、住宅地の道は近そうな所を拾って羽村堰下橋(自転車を除く車両通行不可)へ。 ![]() すぐ上流の取水堰等眺めながら多摩川を渡ったら、すぐ右の橋で玉川上水も渡れば、そこからは羽村駅まで判りやすい道です。 もっと季節が進めば樹間からの展望も多少広がりそうですが、広い展望が望めるコースではありませんでした。やはり、サクラの季節とか、紅葉の季節が適期でしょう。 今回も朝日山妙見堂のピークを巻いてしまったのは残念ですが、以前、二ツ塚峠から辿ってきたとき確認できなかった満地峠の場所もほぼ特定できましたし、警察庁秋川工場はやはり施設名を示す銘板等一切ない事が確認できたので、ほぼ予定通りの歩行ができたと思います。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |