2022年2月8日(火)晴 所沢駅1229…1310将軍塚周辺1318…八国山緑地出口1349 (74) 41 (△88.9) 31 (91) …1420荒幡富士周辺(登頂含む)1433…1449下山口駅 31 (・119) 16 (74) 体力度A 神経度A (歩行合計約2時間10分) 【GPS記録】距離7.4km 【地理院地図累積標高差】上り157m 下り157m ◇5万図 青梅 □筆者参考文献 「埼玉県の山」(1993 星進) |
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旧版の「埼玉県の山」に下山口駅〜荒幡富士〜将軍塚〜西武園駅のコースが紹介されていて、96.01.19に歩きましたが、今回は将軍塚〜荒幡富士の順で所沢から辿る事にしました。(文中、「地図」は地理院地図を指し、※は帰宅後調べて得た知見です。) 当日は朝は曇りで昼頃から晴だったので、所沢駅近くで昼食を摂った後、スタート。朝からスタートすれば昼前にはゴール出来ますので、どちらにしても弁当持参の必要はありません。 所沢駅西口から<4>を南下。西武池袋線のガードをくぐって進み<4>が左へカーブして登って行く手前の分岐(我妻交差点)で右の直進路に入ります。これを緩く下って行き西武新宿線のガードをくぐる手前のY字路で右の細い車道へ入って最初の信号を右折しました。その先、橋を渡ってすぐ左折し川沿いの遊歩道を行きます。左に橋が見える所で斜め右に入り、送電線沿いに進めば「久米川古戦場跡」の石碑があり、その先は八国山緑地になっている丘ですが、地図には将軍塚へ直登する破線があるものの、現地はコンクリートの急な法面が立塞がって、この付近からは入れません。 「久米川古戦場跡」の石碑。奥の緑地へは法面が立塞がる。地図を見ると法面沿いの車道を左右それぞれ100m強行った所に道があるので左へ行くと八国山緑地の入口があり、実線の道(小径よりやや広い道)を登って行きます。雑木に、笹のいい感じの道です。 八国山緑地に入り内、都県境尾根への登り道。程なく都県境尾根沿いの道に合流しますが、将軍塚は右(東)へ少し行った所でした。なので、都県境尾根沿いを西へ辿るのに将軍塚まで往復区間となり、「さっきの石碑から右へ行けばよかった」と後悔しました。そちら(東側)から入れば都県境を一方向に辿る事が出来たのです。地図をよく見てなくて、こちら(南側)からの道と将軍塚付近で合流するものと勘違いしていたのです。 将軍塚。将軍塚は小ピーク上に建てられた記念碑(※元弘3年(1333年)の北条氏との戦いで新田義貞が軍勢を指揮した場所。)で、その前には「元弘青石塔婆跡」の石碑(※新田義貞が戦死者の供養のために建てた「青石塔婆」の記念碑。実物(国の重要文化財)は徳蔵寺に保管。)もあります。ベンチで休憩。展望はありませんが雰囲気の良い場所です。 88.9m三角点標石は、地図の記載通り将軍塚ピークの東で比較的容易に見つけることが出来ました。 さて、都県境尾根沿いの道を西進開始。この道は八国山緑地の雑木林の中の遊歩道ですが、右側はすぐ近くまで松が丘の住宅地が迫っていて、樹間から家並みが覗かれます。八国山緑地は都県境尾根の南面に広がっているので、何か所か現れる分岐では松が丘への下降路を除きいずれも右を選ぶ感じです。 やがて、左手に広場とトイレが見えて、八国山緑地の出口(西側の入口)となります。 広めの車道まで下って行く道からは西武園の観覧車が目に付きます。ここから荒幡富士へは西武園ゴルフ場等をよけて行くので、直線距離に比べてかなりの遠回りになります。(※地図上の計測で広めの車道への出合から荒幡富士山頂まで直線696m、今回のルートだと1865m。) 広めの車道を北上します。結構車が飛ばす道なのでビビるのですが歩道は左側のみにあって、ガードレールの切れ目がないので、そのまま右端を行くと、100mほど進んだいなげやの入口でガードレールが切れたので左側に渡って歩道を行きました。ところが、200mほどで歩道はなくなりました。しかし、いつのまにか右側に歩道があったのでそちらへ。それならずっと右側を行けばよかった。(※拡大した地図を見るといなげや入口で横断した位置から70mほどそのまま行けば右側に歩道出現T_T)。) この辺からは道の左側にゴルフ場が接していますが、樹林帯に遮られてそれっぽい景色は見えません。 しばらく北上した後、「←狭山丘陵いきものふれあいの里センター」の標識を光蔵寺先の交差点を左折します。 しばらく進むと道は林道規格っぽい太さに狭まり左手金網越しにようやくゴルフ場の芝生の景色が見えてきます。右手は樹林となり、明瞭な登りとなると右手の高まりの上に乗ったコニーデ型の山体が見えて来ます。いよいよ荒幡富士のお出ましです。西側から北側へ回り込んで登山口へ。 荒幡富士を西麓より仰ぎ見る。登山口からジグザグの道で15mほどの標高差を登り切れば本日の最高点、荒幡富士の山頂です。山頂は直径4mほどの展望台になって360度開けていいますが、比高不十分で樹林や建物に遮られたり、近めの丘陵地に中腹より下が隠されたりして山の遠望はすっきりしません。本家の富士山は見えるはずですがこの日は雲の中でした。 荒幡富士山頂より登山口方面を見下ろす。麓のベンチで休憩した後、終点の下山口駅へ向かいます。 少し西へ行くと右手にいきものふれあいの里センターの入口があり、敷地内を通って下山口駅へ行けそうなので入ってみます。園内案内板を見て、方角的に良さそうな「西広場」へ。そのすぐ先に出口があり、右手住宅地と左手緑地の間の路地を下って行けば住宅街の車道に出ます。少し左(西)へ進んだ後左折すれば後は道なりに下山口駅西側の踏切へ。こちら側には入口がないので踏切を渡って右手の下山口駅へ入りました。 標高差的にも距離的にも散歩程度ですが、八国山緑地の雰囲気はいいですし、荒幡富士も面白いので、遅く起きた日にでも気軽に出掛けてみたいコースです。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |