2022年2月21日(月)快晴 大船駅0944…大長寺山門1010…1047三角点付近1105…折り返し点1153 (9) 26 (17) 37 (△90.0) 48 (102) …白山神社前交差点1218…六国見山1250…1257展望台1319…1345北鎌倉駅 25 (26) 32(△147.1) 07 (144) 26 (21) 体力度A+ 神経度A+ (歩行合計約3時間30分) 【GPS記録】距離10.0km 【地理院地図累積標高差】上り476m 下り464m ◇5万図 横浜 |
鎌倉周辺のハイキングコースはずいぶん前に歩き尽くした感があるのですが、ここへの報告をしていないのが多いし、年月も経ってほとんど覚えていないしで、また訪れて今度はここにレポート上げようかと。それで、地図を眺めて物色していたら、横浜鎌倉市境に未踏の尾根を発見。大船駅からその尾根西端に入り、東へ辿ってゴルフ場近くで南へ下り、折返して久々の六国見山を経て北鎌倉駅へ下るコースを策定しました。(文中、「地図」は地理院地図を指し、※は帰宅後調べて得た知見です。) まずは適当に道を拾って、地図上市境尾根西端の登山口と思われる寺記号を目指します。大船駅北改札口から東に出て太い道(<203>)を僅かに北上。右の裏道に入ってスイミングスクールの右側を行きます。信号交差点も直進し、青木神社入口を左に見て進めば左カーブして2本目を右折、住宅街の道を東進すれば山裾の車道(<21>)に突き当たります。僅か右から左分岐に入れば鳥居のような形をしたの山門の前です。目的の寺は「大長寺」でした。 ![]() 山門をくぐり、境内の左縁のコンクリ道を登って行くと墓地を過ぎ、小径となります。農地の右を行き、右へカーブして尾根道となりますが、この辺は笹がかぶって藪っぽいです。 ![]() すぐに藪は薄くなりますが、「比高的にも距離的にも手軽だし、付近の住民の散歩道だろう」と想像していたより若干ワイルドな道です。ひとしきり登った後一つ二つピークを越えて行きますが、急な下りには固定ロープが設置されていて助かります。 次の目標地点は90.0m三角点。ビニールハウス手前の突当りは右へ、次の分岐は左へ行き、三角点ピークの南側をトラバースした後、鞍部手前から左後ろへ折返すような分岐が三角点への道です。 この道で今来たトラバース道の北側上部を登ってと行くと右手に「南無仙元大菩薩」の石碑発見。しかし、その周囲に三角点標石はありませんでした。 更に先へ進むと左側が開けた緩斜面になっていて富士山〜丹沢山方面の展望が得られます。 ![]() そのすぐ先のピークから先は急斜面が状宅地へ下っていて尾根道は終了。左手(北東側)から階段が登って来ています。この辺りを探し回りますが、ピークの切開きでは標石は見つからず、登ってい来た道より東側を下り始める道でやっと発見。この道はその先完全な藪となりますのでピークに戻って、登って来た来た道を分岐まで引き返しました。 さほどの分岐から先を目指します。この鞍部から稜線の左手住宅地側のトラバース道となり、40mくらい先に住宅地へ下る階段がありました。それを見送り右手の鞍部から藪っぽい尾根道に入りましたが、すぐに造成地の法面の上となって尾根道は分断。この辺、宅地造成が稜線まで侵食してしまっているようです。仕方なく先ほどの階段で一旦住宅地に降ります。 出来るだけ住宅地の右端近くの道を行くように進むと、程なく尾根道に復帰することが出来ました。さっきまでよりは遊歩道っぽい小径です。 しばらく尾根道を行くと、本日の尾根上初の指導標(三差路)があり、そのすぐ先に「荒井沢市民の森」の説明板がありました。 更に進むと左側が緩斜面の畑地となり、その先一旦樹林の中となりますがすぐまた左側が開けた畑地となります。KDDIのアンテナ塔の先からは、対岸の露頭(※駐車場造成地の法面のようです。)が目立ちます。その少し先からは北西方面の山岳展望(※仏果山塊の奥に大菩薩〜奥多摩)が得られます。 ![]() 更に進むと右側がゴルフ場となり、その向こうを周るのでは六国見山までかなり遠くなるので、100m圏ピークから引き返しました。地図を見ると、KDDIアンテナ塔付近から南側に下る道がありますが、それを見逃してしまい、指導標三差路より更に戻った地点から南に下りました。 当初計画時には昼過ぎには全行程終了のつもりで弁当不要の判断でした。しかし、その計画より出発が1時間遅れたのにうっかりして弁当を調達していませんでした。このころすでに昼食時を過ぎていて腹が減っていたので、下り着いた麓から南の池(※散在ケ池)の畔経由で今泉台へ登る案は廃し、西へ車道を進みました。ここからは西へ行くほど家が多いので食堂またはコンビニ・萬屋等、食料調達できそうな店が現れるのを期待してのことです。しかし、そのような店は一軒もないまま白山神社前交差点へ。 ここで左折して南へ登って行きます。急斜面の手前で車道が左へカーブすると右手にショートカットの石段があり、30mほどの標高差を一気に登って上の段・今泉台三丁目の住宅地に登り着きます。 ![]() 住宅地の外周の道路を反時計回りに辿り、南西方向へ分岐する道を行けば、その末端部右手に六国見山へ小径の入口があり、8分ほどの登りで山頂に着きました。山頂に切開きはなく、道の右側に小さな山名標識があり、その4mくらい先の道の真ん中に147.1m三角点標石がありました。山名に反して展望は皆無だし、休憩したいような雰囲気の場所でもないので、山名標識と三角点の写真を撮ってすぐに出発。 ![]() 尾根道を北西へ辿ると「稚児の墓」を経て円墳のような雰囲気の展望大ピークへ。 ![]() 展望台からは伊豆大島が望めますが、富士山は木の枝越しの長めです。ベンチに座り、本日唯一の大休止(90.0m三角点付近での滞在時間17分は休憩ではなくほぼ標石探しでしたので)。弁当を調達できなかったのが返す返すも残念です。 ![]() 南西へ下ると車道に出た所に「六国見山森林公園」の標柱がありました。 ここから北鎌倉駅へは南へ下りたいのですが、樹林帯の丘で、道がなかったり「立入禁止」の恐れもあるので車道を西へ。道なりに下って行くと指導標があり、これが正解のルートであることを確認出来ました。それに従って左折すれば、僅かに緩い登りの後、富士山〜丹沢山方面の展望がある階段を下り、その後は踏切までだらだらと下るだけです。 踏切手前で左折すれば北鎌倉の駅ですが、こちら側から駅へ入れるという確信が持てなかったので踏切を渡って、左折し表通り(※<21>)から駅(西口)に入りました。以前、金子駅や国府津駅で裏口を狙ってそれが存在せず却って遠回りになった苦い思い出があるからです。実際は裏側に東口がありましたので、100m近い遠回りでしたT_T)。 横浜鎌倉市境尾根は想像していたような賑わうハイキングコースではありませんでしたが、逆にハイカーに会うことも静かな山歩きが出来て良かったです。六国見山も山頂付近は想像していより寂しい雰囲気でした。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |