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〇体力度A+ 神経度A (歩行合計約3時間05分) ◇5万図 上野原 □筆者参考文献 過去の拙報告 及び「石老山」で検索したネット上の複数記事 |
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今回も比較的近場で展望の良い山と言う事で石老山。前回(96.12.07)からだいぶ経つので、新鮮な気分で登れます。前回同様、大明神展望台に早く着く様に、ガイドブックに多く紹介されているコースを逆コースで辿りましたが・・・。(文中、単に「地図」との表記は地理院地図を指し、※は帰宅後調べて得た知見です。) 相模湖駅から三ヶ木方面へのバスでプレジャーフォレスト前下車、目の前でバス通り(R412)から分岐する車道(<517>) に入って行きます。しばらく行って左の谷沿いの道に入るはずでしたが、通行止め。ここも、令和元年東日本台風被害未復旧か。指導標「大明神展望台登山口 0.6km →」に従って、更に車道を辿る事になりましたが代替ルートが近くにあったのは不幸中の幸い。やがて登山口に着きました。 ![]() 階段から始まり、尾根をグイグイ登って行く道は、従来の谷沿いの道より好みですので、ルート変更は怪我の功名かも。 ![]() 小さなコブはあったものの比較的効率的に高度を稼いで、お目当ての大明神展望台に登り着きました。 しかし、立木に遮られて肝心の展望は景信山周辺のみT_T)。前回から27年も経つので木も育つでしょうが、「展望台」を謳う観光資源なので、視界確保のための伐採は行われていると思ったのですが。 ![]() この先もすっきりした展望が得られる地点はなく、樹間にちらちら白富士を眺めては登って行きます。祠のある大明神山(551m標高点峰)から始まっていくつかの低いコブを乗越えながら高度を上げて行き、最後に木で土止めした階段状の道を登り切れば、東西に細長い石老山山頂部の西端です。 少し進めば694.4m三角点。 ![]() 山頂(最高点)は更に120mくらい東です。 ![]() 山頂は木に囲まれていますが山名標柱付近からはなんとか富士山(と左手前の加入道山・大室山等)は見る事が出来ました。白富士は強風で雲と見紛う雪煙をまとっていました。 ベンチ兼テーブル?が多数設置されているので利用して弁当タイム。 ![]() 僅かに西側へ戻って北側へ下ります。ここまで思ったより短時間で来たので、当初予定だった石老山入口13:23発の一本前、12:08発のバスに乗れそうです。 すぐに低いコブを越えますが、あとはほぼ下るばかり。途中、「融合平見晴台」があって少し後ろから見る感じ相模湖が見下ろせ、その先に笹尾根東部等も見えそうですが、ここの視界も枝がうるさそうな感じで、狭い場所に先客もいたのでパス。 更に下った八方岩からは近くの尾根の左側、平野の端にモコっと頭をもたげる津久井城山が目に付きました。(※地図を確認したら、その右手前に津久井堂所山、405m標高点峰(ググったら平代山)。堂山の左鞍部奥は小倉山、平代山の右奥は雨乞山か?。) ![]() この辺から、名前の付いた岩等、説明板の設置された場所が次々と現れますが、バスを遅らして見学する気が起きなかったので全てパス。 下り着いた顕鏡寺の公衆トイレに寄って最後の休憩。バス停まで30分見てもまだ余裕がありました。 ![]() ここからも、まだやや急な部分はあります。水が流れていたり、ぬかってたりして滑り易い場所もあるので足元に注意して下ります。 やがて、左金網フェンス沿いに進んで里道に出会いますが、こちらの登山口は標識もなくショボい感じ。と思ったら、その先、階段を下りて舗装道路に出合った所に登山口の標識がありました。左へ道なりに12分ほどでバス通りに出合い、その交差点のすぐ左に石老山入口BSがあります。相模湖駅へのバスは定刻に来ました(^_^)。 残念ながらすっきりした大展望が得られる場所はありませんでしたが、山名に相応しく苔むした岩だらけの道が随所にあって、楽しい山行が出来ました。今回はハイキングのみでしたが、顕鏡寺の周りの文化財をいちいち見て歩けば文字通り「物見遊山」として複合的に楽しめると思います。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |