津久井城山(高尾周辺)

2024年4月10日(水)晴




〇体力度A 神経度A (歩行合計約1時間55分)
◇5万図 八王子
□筆者参考文献 ネット上の複数記事


 近場で疲労度も軽めでと言う事で、久々(96.09.29以来)に津久井城山へ出かけてみました。
 多くの「城山」同様、ここも城跡(津久井城址)です。一帯は「津久井城山公園」として整備され観光地化しています。北側の津久井湖畔「花の苑地」(公園)には「津久井湖観光センター」(土産物店)や広くて立派な駐車場があります。
 花の苑地はカブで中央線沿線・道志・丹沢方面に遠乗りした際、よく休憩地として利用していました。橋本駅からのバスも頻発していますが、城山登山口は駐車場の前なので、今回パッソで行ってみました。
 当日、平日なのに何と駐車場が満車でびっくり。しかし、ここは長距離移動の休憩地としての短時間利用が多いので出庫も次々とあり、前に3台くらい並んでいましたが、5分待ちくらいで入庫出来ました。(文中、※は帰宅後調べて得た知見です。)

 観光センター前から出発。駐車場入り口とR413の横断歩道を渡ればすぐ左に登山口。少し登って山裾の巻道を右へ(左回りに西へ)進む。



 600mほど進んだ後左に分岐するジグザグ道を登る。標高差100mほど急登すると、上部の巻道に突当たるので、左へ右回りに進む。



 緩めの登りで半周すれば稜線上の四辻(峠@)に着く。左は「飯縄曲輪」、右が「本城曲輪」(山頂)なので右へ。
 緩く登って堀切を渡り、一登りすれば頂上の広場に着く。山頂(最高点)は広場にある築山のようなピークで、石碑「築井古城記碑」(※江戸後期に建立)が鎮座している。
 山頂広場は木に囲まれているが、樹間に高尾山方面が望まれた。



 北へ一段下がった小平地は展望台となっており、北面の展望が得られる。当日は視程が悪く、やや遠方の大菩薩連嶺や奥武蔵方面はベタのシルエット状に見えるだけ。ここにはコンクリートのベンチがコの字型に3基並んでいる。少々傾いているのが難だが、ここで弁当タイム。







 昼食後、山頂広場を通って峠@へ戻る。



 ここから飯縄曲輪往復。飯縄曲輪山頂部には飯縄神社がある。その先にも道はあるが「急峻で危険」との事なので、次回、登りに使おう。



 峠@へ戻って南面へ下る。5分くらいで上部の巻道に出合うが見送って更に下る。案内図の「展望広場」がかなり下の方にあるのが気になってこっちへ来た。
 小径を下って遊歩道に突当たり、少し右へ行けば南面の展望が広がる。ここが「展望広場」のようだが、広場と言うより園地化された傾斜地。平地からの比高がなさ過ぎる。本当は山頂付近に南面の展望台も欲しかった。



 「御屋敷跡」の横を下って行き、山裾の遊歩道に出る。右へ城坂橋を渡って行けば「津久井湖城山公園パークセンター」(公園管理事務所兼展示施設)がある。寄って、展示を見学(入場無料)。城山及びその周辺に関する郷土資料館的な展示を見る事が出来る。
 パークセンターを出たら僅かに戻って、遊具等設置されている裏手の斜面を登って行く。遊歩道はくねくねと迂回して登って行くが、ショートカットも出来る。



 芝の斜面をショートカットして最上部の遊歩道に登り着き、右へ。道なりに行って城山西南西の鞍部(峠A)を乗越す。
 その先、直進して下る小径が近道だが、左へ迂回する展望の良い遊歩道を辿る。



 やがて、ヘアピンカーブを右へ曲がれば傾斜が殆どなくなって最初に辿った山裾の巻道となる。登りに使ったジグザグ道への分岐は気付かず通り過ぎるが、往路の登山口までは戻らず手前から左に下り、歩道橋でR413を渡る。



 花の苑地に入り、道なりに行けば裏手から観光センターへ。フィナーレは「セブンティーンアイス」自販機前のベンチ。「濃厚いちご」(アイスクリーム 95ml 200円)を買って食べた。セブンティーンアイスは量が少なくて割高だが、食べたいと思うような場所に自販機があるので時々買ってしまう。


 山裾付近は花の苑地側も、パークセンター側も結構な人出がありましたが、山の上部では平日の無名コースと言う感じで、殆ど人に出合わず、昼食時、北面の展望台を50分ほども独占することが出来ました。
 お手軽な割に楽しめたので、またルートを変えて登ってみたいです。



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