杉山城跡(比企)

2024年8月21日(水)晴




〇体力度A 神経度A (歩行合計約2時間00分)
◇5万図 熊谷
□筆者参考文献 ネット上の複数記事


 今回も散歩ですが、鄙びた風景を求めて比企・嵐山まで出向きました。杉山城跡は地図で散歩コースを物色中「比企城館跡群杉山城跡」の註記で見つけました。最寄り駅からの距離も手頃なので、ネットで立入可能な事を確認して出かける事に。(文中、単に「地図」との表記は地理院地図を指し、※は帰宅後調べて得た知見です。)

 東上線・武蔵嵐山駅の東口(気分的には北口)駅前左の交番脇の道へ入ります。すぐに遊歩道となって、送電線沿いに北西へ。
 突当りで遊歩道が終わったら少し左へ行き右折、ウエルシア薬局の手前でやや広い道を渡ってその右を送電線沿いに進みます。
 間もなく、やや広い道(両側歩道付き)に出て右折して入り、少し先で左カーブして北上します。ほぼ一直線にしばらく進み、市野川を渡ったら左折して、左岸沿いの道を行きます。
 やがて前方に世津山が見えて来たので写真を撮ろうとしたら、カメラが故障。前回使用した時、イレギュラーなな動作があったりピンボケの写真が混ざっていたり異常があったのでヤバイとは思っていたのですが撮影機構(スイッチONで鏡筒をせり出す)が動かず、完全にご臨終。仕方無く、今日はスマホカメラで記録撮影することにしましたが、スマホカメラは殆ど使った事ないので、立ち止まって使用法を確認したりして10分ほどロスしました。


前方に世津山。

 やがて、「積善寺」の看板等ある五差路に付くので、右斜め前の細い車道を行けば積善寺の前に付きます。


積善寺の前。

 ここから、右手の道を登って行けば杉山城跡に着きます。


杉山城跡。

 城内を道なりに左側から登って行きますが、右手の頂上(本郭)との間には草深い空堀があって直接は行けなくなりました。少し戻った地点に本郭への分岐を見つけそちらを登って行けば頂上(本郭)の平地に出ました。


杉山城本郭跡。

 説明板等の後ろに少し高い部分があったので登ってみましたが特記すべきものはありませんでした。でも、杉山城のあった丘の登頂を果たしたという事で意味あります(^_^)。
 下りは北東への道。いい感じの美林の道です。


美林の道。

 麓へ下り着き、杉山城跡の北側を乗越して行き、市野川左岸に出ます。ここからも、黄緑色鮮やかな田んぼの向こうに世津山を見る事が出来ました。


また世津山を見る。

 市野川を渡って、その右岸沿いの県道<296>を通って武蔵嵐山駅を目指しました。計画時には分かり易くていいと思ったルートですが失敗でした。この道、歩道が完備しておらず車の脅威に晒され、この時期、アスファルトの照り返しの暑さもきつかったので、多少煩雑でも裏道を選ぶべきでした。
 東上線の踏切手前で左折して線路沿いの道を武蔵嵐山駅へ戻りました。

 後半の県道<296>は良くなかったですが、そこまでは非常に楽しめる道でした。
 杉山城跡は、建物や石垣等は見られませんでしたが、空堀や土塁等人工的な地形の変革は顕著に見られ、城跡として十分楽しめました。
 散歩の目的地として城跡はとても好適な場所です。大抵は小高い丘の上にあるので天守閣等はなくても展望に恵まれていて、歴史的な興味は別にしても行った甲斐があります。



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